こんにちは
貝塚でボディケアサロンの運営と
実技指導をしております山口です。
昨年末より義母の介護が始まり
今回はそのいきさつについてのお話です。
どこのお家でも介護を経験されている
方は思い当たることがあると思いますが
認知症になり初めの頃って家族の方
だけでなく本人自身も葛藤がありますよね。
うちでも昨年は通帳も財布も自分で
管理していたのですが、だんだん紛失
することが多くなってきました。
また毎日通帳とにらめっこ
紛失するのでこの頃は使用済みの
通帳を渡していました。
現金は使用済みなんてないので
カバンに入れて本人の枕元に置いていました。
年末のある時、一万円もって
近所の行きつけのおもち屋さんで
「おもちいくつ買ったらいいですか?」
と尋ねたそうですがお店の方の計らいで
何とか購入できました。
こんなはずでは…?と受けいれられず
その頃って本人にしたら心身ともに
つらかったんだろうな…とあとから
思うことが多いですね。
急に怒りっぽくなったり
感情的になって
あたり散らすことも出てきます。
いろいろな葛藤があって
あれから一年近く
始めはなかなか現状を受け入れず
介護認定調査員、お医者さん、
ケアマネジャーさん、看護士さんの
訪問など顔をしかめていましたが
今では全てを受け入れられるように
なって最近は穏やかに過ごしています。
全てを受け入れると本人も家族もみんな
楽になって穏やかな日々になってきました。
週4回の訪問看護を経て
これまでの様子に翻弄されながら
家族もゆっくり介護に向き合うことが
できるようになりました。
先日は介護ベッドも設置したら
本人も喜んで快適のようです。
私の父母も70代で病気で亡くなり
義父も入院していたので長い期間
家での介護は初めてで家族も日々
驚きと発見です。
また介護生活は家族自身も
自分との戦いもあります。
毎日が「これでいいのかな?」
自分の仕事のペースも乱れ
焦りも出てきます。
介護って正解はないけれど間違いも
ないので本人の波に合わせて波乗り
するしかないですね。
(波のりサンタ)
◆ホームページ
◆ボディケア入門コース
◆ボディケアプロ養成コース
◆ボディケアサロン
◆アクセス(南海貝塚サロン)
◆お問合せ・ご予約