こんにちは^ - ^


パイシェルです♪


大草原の小さな家ローラの、「長い冬」を今からまた、読もうと思っているので、それも時々、感想書いていこうかなと思っています


長い冬は、ローラの物語の中でも、かなりつらく、厳しい部分ではあるけれど、家族の強い絆、支え合いながら生きる姿が見れて、大好きな話でもあります


さっそく、感想書きます!


まず最初の方、読んだ中で、とても興味深い所を見つけました


それは、ローラが父さんの干し草作りを手伝っていた時のこと


ローラがジャコウネズミの巣を発見します


一つ、面白いと思ったのは、その巣の作りです


書いてあった巣の描写を、まとめてみるとこんな感じ




その巣の中には部屋がいくつもあり、それぞれの家族が、まとまって丸くなっている


小部屋には丸い出入り口があり、斜めになった廊下へ出る


廊下は巣の上から下までクネクネと繋がって、最後は暗い水に達する


そこがジャコウネズミの家の玄関・・


そして、太陽が沈むと、ジャコウネズミたちは目を覚まし、ろうかをパタパタと滑り降りていく


そうして、巣の底の水に飛び込み、池の表面に顔を出す  


頭上には、夜の世界


一晩中、星明かりや月明かりを浴びて、ジャコウネズミたちは、泳いだり、草や、草の茎や葉や根っこを食べたりする


夜が明けるころ、みんな急いで巣に帰っていく


水底に潜って水の中の玄関から入り、斜めの廊下を上がってそれぞれの部屋に戻る


そうして、ローラたちがみている今はぐっすりと眠っている




こんな感じです




それぞれの部屋にそれぞれの家族が、一緒になってるとこは、まるでアパートみたいだし、水の底が玄関だったり、夜の間あそんだりするとことか、なんか可愛くていいなと思いました




そして、もう一つ、興味深かったのは、父さんの気づきというか、深い考えです



・・このジャコウネズミの巣をみて父さんは、あることに気づきます


それは、今年の冬が厳しいものになるということです


寒ければ寒いほど、ジャコウネズミは巣の壁を厚く頑丈に作るそうです


父さんは、それをジャコウネズミが知っているのは、神さまが教えたからだろうと言います


でも、人間に教えてくれないのはどうしてと聞くローラに、父さんは、人間は、自由な生き物だから、自分で自分を守らなければならないんだと言います


人間たちは、ジャコウネズミの巣をみたり、自然を見て気付くことができる


そして、どう対処するか選べる

そこが動物との違いなんだと


人間には、どう行動するか選択する自由があると


「・・ほら、あの巣をごらん。ジャコウネズミは、いつだってあんな巣をこしらえるんだ。これまでもずっとそうしてきたし、これからもそうだろう。ほかの巣が作れないのは明らかだ。

しかし、人間は、いろいろな家を作ることができる。自分の思うままにどんな家だって作れる。

だから、もしその家が雨風に弱ければ、それはその人間の責任だ。自由に好きなようにやった結果なんだからね。」


ジャコウネズミの巣をみてそこまで考えるなんて、すごいなぁと思いました


確かに、動物は、好きな家を作ったりしませんよね  


人間は、自由に好きな家を作れる


でもその分、その家に責任を持たなければならないー


父さんのこの知恵と、物事を深く考えているところが好きです


そして、家族を深く愛しているところも


読むと、学びも多く、そして温かな気持ちになれます


まだまだ、好きな場面は他にもたくさんあります


少しずつ、読み進めていきたいと思います☆




わたしの中の長い冬は、まだ始まったばかりです☆