第20回カレンダー原画展レポ Vol.3 | watercolour space PAPIER

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大阪北摂のアトリエにて、水彩教室『パピエ』を開催。暮らしの中で、水彩を楽しんでいます。
雑貨イラスト等の作成依頼も、お受けしています。日々のこと、旅の話、、、などなど。

 

 ではでは、レポの続きです。今日は、原画展の全体の様子を、ざっくりお伝えしますね。

 

 

 

 オープン前の母屋リビングです。展示スペース&休憩スペースが一緒になっている空間。こちらで、お菓子をつまんだり、温かい飲み物を飲んだりしながら、ホッコリしていただく空間です。

 

 

 

 飲み物はセルフで♪ 普段のお教室のおやつコーナーを、そのまま飲み物コーナーにしています。

 

 

 クリスマスが近いというのもあったからか、今回、こちらのケーキの絵のポストカードが人気でした。(ポストカードが直ぐ売り切れてしまってごめんなさい。)

 

 

 

 そして、母屋玄関スペースにも絵を展示したのですが、、、

 

 

 

 こんな風に、私の祖母のコーナーも作ってみました。私が子供の頃、祖母は京友禅の着物の絵付けをしていました。こちらは、練習用に描いたものを額装して、田舎の家に飾ってあったものです。

 

 田舎に行くと、二階が仕事場になっていて、祖母はほとんどの時間をそこで絵付けしながら過ごしていました。花車や鶴など、古典的な図柄に色をのせていく時の、祖母の細やかな筆の動きを見ているのが好きでした。専用の平筆を使ったグラデーション。その表現を初めて見た時の感動は、今も私の中にしっかり残っています。(時々、練習用の着物に描かせてもらっては喜んでいました。)

 

 

 

 大正生まれの祖母は、戦前、長浜の鐘紡で女工として働いていました。会社の日本画クラブみたいなものに所属していたらしく、こちらの美人画はその当時描いたものだそう。おそらく17歳前後くらいの作品でしょうか。二十歳になるかならないかくらいで祖父と結婚し、満州へ。そこで私の母を生み、終戦まで暮らしていました。まだ穏やかだった頃、ロシア兵に日本画を売っていた時期もあったそうです。

 

 祖母は、とても絵の上手い人でした。時代が時代なら、もしかしたら画家さんになっていた女性かもしれません。私は、そんな祖母に、絵を見てもらうことが大好きでした。祖母に褒めてもらいたくて、いつも一生懸命絵を描いていました。なにより、描くことが大好きでした。

 

 

 小さな頃の懐かしい記憶です(*^^*)

 

 

 

 カレンダー原画展は、おかげさまで連日大盛況でした。台湾でワークショップをした時にお世話になった方たちが、サプライズで来てくださったり、ずっとSNSだけでやり取りしていた方たちと、初めましてのご対面があったり、、、本当に嬉しい三日間でした。

 

 

 

 20回目のカレンダー原画展。パピエまで足を運んでくださった皆さんへ、本当にありがとうございました。また来年もお会い出来たら嬉しいです。

 

 

 

 そして、ずっと一緒に頑張ってくださった大好きな作家さん達へ、今年のイベントでもお世話になり、本当にありがとうございました。年が明けたら、打ち上げやりましょうね!(またご連絡します♪)

 

 

 

 、、、と、こんな感じに、原画展が終わってゆきました。こちらで、ブログのレポを楽しんでくださった皆さんも、本当にありがとうございました。

 

 

 来年も、ブログでいろんなレポを綴っていきますので、引き続き楽しんでやってくださいね。

 

 

 

 そして昨日は、毎年恒例の落ち葉焚きです。すっかり冬枯れのパピエとなりました。

 

 

 

 こちらは、落ち葉焚きをするともれなく完成する焼き芋です♪ 甘くてねっとり、、、めちゃ美味でしたラブラブ

 

 

 気が付けば、今年もあと一日となりました。いよいよ大晦日ですね。年内、あともう一回だけブログを更新したいと思います♪

 

 ではでは、皆さんも大晦日を元気にお過ごしくださいね!