フランス描き旅レポ Vol.15 | watercolour space PAPIER

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大阪北摂のアトリエにて、水彩教室『パピエ』を開催。暮らしの中で、水彩を楽しんでいます。
雑貨イラスト等の作成依頼も、お受けしています。日々のこと、旅の話、、、などなど。

 昨日は、西日本を台風が通過しましたね。

 

 昨年の経験もあって、常に台風情報を見ながらハラハラドキドキ、ずっと身構える自分がいました。それまでの私は、台風で身構えることなど一度もなかったのに、、、。人間って、経験しないと何もわからないし変わらないものなのですね。

 本当に、いくら年齢だけ重ねても、わからないことは永遠にわからない。だからせめて、自分が何もわかっていないことくらいはわかっている人間でありたいなぁと、昨日ふとそう思いました(^^) ←努力する気ゼロ。ヤレヤレ

 

 

 ではでは、今日も再び旅レポの続きを書いていきたいと思います。

 

 

 サン・シル・ラポピーもコンクと同じく、山間に造られた村です。なので、村のメイン通りはずっと緩やかな坂道。 そして、村の入り口には、こんなアーチ門があります。

 

 

 さぁ、アーチをくぐって村の中へ、、、

 

 

 6月の半ば、通常ならバラも終わりかけの頃なのですが、今年は5月が寒かったおかげで、まさに旅の間はあちこちで満開でした。ここでも、真っ赤なバラがこれでもかというくらい咲いていました。

 

 

 そして、くぐったアーチを振り返る。 そこに広がるまた違った風景にワクワク。

 

 今日は、こんなアーチくぐりの楽しみを表した、『切り抜き時短スケッチ』をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 スケッチブックを4ページ使います。最初の見開きの右側に、アーチのある風景を描きます。

 

 

 アーチの中は、カッターとカッターマットを使ってくり抜いています。そして、くり抜き部分にアーチの向こうの風景を描き、4ページ目はそれを広げながらスケッチを仕上げます。

 

 

 めくった裏側には、アーチの反対側の風景を描きます。

 

 

 そして、その反対側の景色を1ページ目に仕上げて、完成です。描く順番としては、2ページ目→4ページ目→3ページ目→1ページ目、、、でしょうか。

 

 この『切り抜き時短スケッチ』は、2年前の南イタリアスケッチツアーから始めています。アーチだけでなく、部屋の窓の内と外でもいいし、ドアを開けられるようにカットし、その内と外でも楽しいスケッチが仕上がります。アイデアがいくらでも膨らみそうね~。

 

 インスタで動画もあげています。よかったらご覧ください。 → ♪♪♪

 

 

 今年のツアー中も、参加者の方が切り抜き時短スケッチにチャレンジしてくださって、とてもステキに仕上げておられました。私はスーツケースにカッターと折りたたみできるカッターマットを入れていくので、旅先でも切り抜き時短スケッチを楽しめるようにしています。是非、旅先でも切る抜き時短スケッチを楽しまれてくださいね。(あ、カッターは手荷物に入れてはダメですよ。必ずスーツケースに。)

 

 参加者さまの切り抜きスケッチの記事はこちらです。 → ♪♪♪

 

 

 

 さて、ツアー最終日のサン・シル・ラポピーもお天気に恵まれ、最高のスケッチ日和でした。朝の散策を終え、私はこんな飛行機雲を見上げながらの昼食です。

 

 

 村にあるパン屋さんでサンドイッチとコーラを買いました。

 

 

 パン屋さんの横にある石のベンチに座り、木漏れ日の中ピクニック気分でランチ。横を過ぎる人たちに何度も「ボナペティ♪」と声賭けしていただきながら、パクパクモグモグ。これもまた贅沢なお時間でした。

 

 では、また次回に続きまーす(^^)

 

 

 ブログを書いていたら、すっかりお昼になってしまいました。午後は来週のコラボ展に向けて、ひたすらこもって作業します。 相棒のグリちゃんもがんばってるし、私もがんばらなくちゃ!