牛飲馬食の会 ~はじめての上海蟹~ | Fruits of Serendipity

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marianneが偶然出会った「幸運の結果」。または、素敵なアレコレ(音楽,映画,本,TV,アート,Web,広告,人)への深夜に綴るラブレター。

昨日は、私のソウルメイト(JAZZ・ゴルフ・ブログ友達)かつ
人生の大先輩(44年先輩!)の、散歩職 さんとの新年会でした。

神田神保町の新世界菜館 で、私にとっては人生初となる、
上海蟹をいただきました。

散歩職さんの業界後輩、兼、私の世話役担当、大学時代の友人Aちゃんと、
頭脳・知識面担当、元同僚のAさんも一緒です。
たくさん飲んで食べて楽しもう、ということで「牛飲馬食の会」と呼んでいますが、
散歩職さんの分の食事まで私がいただくこともあり、
馬食担当は主に私です(牛飲は全員w)。

調理前の上海蟹。
photo:01

この時点ではまだ生きていて、
自分がいただく蟹を選び、名札をつけます。
最初これはジョークかと思ったのですが本当で、
ちょっと不思議な気持ちになりながら蟹を選びました。

後でいただく蟹さんが縛られて並べられ、選んだものが調理されて出てくる。
なんというか、罪悪感と感謝の気持ちが入り混じります。
なぜか、そういうお店で女の子を指名する気持ちを想像してしまったり…。
(こんなことを考えていたのは恥ずかしくて言いませんでしたが。)

水槽を泳ぐ魚を後でいただくときはこんな気持ちにならないのに、
縛られてるせいですカニー?

そして、調理後。
photo:02

これをお店の方が食べやすく解体してくださり、こんな感じに。
photo:03

丁寧に名札までお皿にのってて
この蟹さんの名前みたいになっちゃってます。


カニといえばタラバガニが頭に浮かんでしまう私は(実家だとそうなので)、
思ってたよりも食べるところが少なくておどろきました。
でも甘くてとてもおいしかったです!

そのほか、春巻き、中国のレタス的な野菜の炒め、
エビチリ、カキの天ぷらなどなど、とても美味しくいただきました。


美味しい食事をいただきながらの今回の話題は、
ジャズのこと、若手ジャズプレイヤーのこと、
中国のこと、中国のビジネスマンの話、
仕事のこと、散歩職さんの会社員時代のお話、
出版の話、書店の話、
内田樹さんのお話、
と、多岐にわたりました。


内田樹さんの話は『街場のメディア論』と、最終講義のことなど。
街場のメディア論 (光文社新書)/内田 樹
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最終講義については、書籍チェック派の散歩職さんはご存じなかったのですが、
私がさとなおさんのブログやTwitterで拝見して知っていてお教えしたところ、
「それはイイこと聞きました」とおっしゃってくれ、
カニミソレベルの私の脳みそも少しは役立った♪と思ったり。

*該当のエントリはこちらです↓

内田樹さんのブログ


さとなおさんのブログ



思えば、私が内田樹さんを知ったのは、
3年半前に散歩職さんが『疲れすぎて眠れぬ夜のために』を
プレゼントしてくださったからでした。
多分このエントリの日 です。

私がちょっと仕事でしんどいことにになっちゃってるときに
「これを読むといいですよ」とオススメしてくださり、
「ワンランク下の私」思考に救われたりしました。

疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫)/内田 樹
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2次会でカラオケを楽しんだ後、最寄り駅までもどって
Aちゃんとコーヒーを飲みながらああだこうだと近況報告。


美味しくて、勉強になって、楽しくて、解放されて、癒されて・・・
今の私が楽しく東京でがんばれているのは、
散歩職さんやAちゃんやAさんをはじめとする、
素晴らしい友達がたーくさんいるからだなぁ、と再認識した夜でした。


photo:04

それにしても、紹興酒を飲みすぎました。。。
(※上の写真はワインじゃなくて紹興酒です)