初孫が誕生! 〜計画無痛分娩から緊急帝王切開へ切り替えての出産〜 | バセドウ病·肛門狭窄·腰椎すべり症の治療と経過//健康に関する記録

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★バセドウ病再発→抗甲状腺薬投薬→無顆粒球症→ヨウ化カリウム丸単独投薬→甲状腺全摘手術
★幼少期より裂肛(切れ痔)繰り返す→肛門狭窄→皮膚弁移動術(SSG)
★反り腰→第4腰椎すべり症→整体治療
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義娘が38週1日目で出産した。

体重3808g 

身長52.2㎝

平均を上回る元気な子が誕生した。

私にとっては初孫である。


義娘は里帰り出産であったが、息子が確実に立ち会えるよう計画出産にした。

出産日が決まった段階で息子は職場に休暇届を提出し、出産日の前日に義娘の実家へ赴いた。


また陣痛による体力の消耗を回避する目的で無痛分娩を選択し義娘は「計画無痛分娩」に臨んだ。


出産の前日に入院し、入院後すぐに腰椎麻酔のカテーテル穿刺·挿入ならびに点滴のためのルート確保がなされた。


計画出産の場合、子宮口を拡張するために※1ラミナリアや※2バルーンを子宮口に挿入する事がある。

義娘の子宮口は

36週目には2㎝

38週目には3㎝

出産前日の入院時には4㎝ 

開いていたので、※1ラミナリアも※2バルーンも挿入の必要なしと判断された。


出産当日の朝は子宮口が5㎝まで順調に開き柔らかく順調な経過を辿った。

そして午前9時頃から陣痛促進剤と麻酔の投与を開始し分娩が始まった。


しかし、夕方になってもなかなか分娩が進まず、

✤回旋異常(胎児の頭が上を向いている)

✤陣痛停止の可能性(8cmから1時間経っても開かない)

✤胎児の心音が少し弱まってきた

との状況により緊急帝王切開での出産に切り替わった。  


帝王切開と決まってから出産までは早かった。

無痛分娩で既に麻酔がかかっていた為、迅速に帝王切開が執り行われた。


妊娠後期に入った頃から「胎児の頭が大きく成長がとても良い」と健診の度に言われていたそうだ。

胎児の頭が大きい関係で、最後の健診時には帝王切開に切り替わる可能性がある旨も説明されていた。


一般的に帝王切開の可能性が高くなるのは「母親の身長が150cm以下」または「女性が145cm以下で父親(夫)との身長差が20cm以上」の場合と言われている。

母親の骨盤が狭いのに対し、胎児が父親に似て大きい場合は骨盤を通ることが難しくなるためだ。


義娘は痩せ型だが150㎝以上あり、息子と身長差は19㎝である。

帝王切開になる可能性が高くなる確率には微妙な体格差だ…。

産まれた孫のサイズを考えると、

もし陣痛が無事に進んで子宮口が10㎝まで開大し、回旋異常や胎児心音の減弱が起こらなかったとしても、経膣出産は難しかったかも知れない…。


緊急帝王切開になってはしまったが、母子ともに無事に健康に出産が完了し何よりだった。  


義娘が順調に健やかに産褥期を無事に乗り越えること、孫がスクスクと元気に育つことを願うばかりだ。



※1ラミナリア

「ラミナリア」は正式名称を「ラミナリア桿(かん)」と言う、子宮頸管拡張に用いる医療器具の一種です。長さは8センチメートル程、直径は2~8ミリメートル程度の物が一般的で、子宮頸管に挿入して使用します。体内の水分を吸収して膨らむ性質があり、この作用によって子宮口をゆるやかに開くことができます。子宮口の開き具合や産婦によって差はありますが、複数本を挿入するのが一般的です。

※2バルーン

ラミナリア桿と同じく、子宮口を開くための器具です。細い棒を子宮口に挿入し、そこから水を入れて膨らませることでお腹を張らせ、子宮口を広げる働きをします。子宮口が6センチメートル程度まで開くとバルーンは自動的に排出されます。


※1※2ドクターマップより引用

https://www.doctor-map.info/useful/17215_mater_056/