ご無沙汰しております!
季節はすっかり春ですね。
ブログをずっとほったらかしにしてて
失礼致しましたm(_ _)m

もう一年以上も前のマルタ旅行記
再開致します💦
これだけ時間が経つと記憶が曖昧…




3日目のマルタは街全体が世界遺産のバレッタへ
ホテルの前から出るフェリーに乗ってバレッタへ移動
10分程度で着いちゃいます

真っ先に向かったのは

ヴァレッタにある聖ヨハネ大聖堂
外観は控えめなのに中に足を踏み入れた瞬間まるで別世界
圧倒されるほどの装飾と荘厳な雰囲気にしばらく言葉を失う程
ミュージアム部分では、騎士団の歴史や宗教芸術に触れられるのも興味深かった

そしてなんといっても感動したのはカラヴァッジョの「洗礼者ヨハネの斬首」

ローマを旅したときに何度もカラヴァッジョの作品を観て、その力強い光と影の表現に惹かれていたけれど、ここで観たこの作品も別格

マルタ島でこんなに素晴らしいアートに出会えるなんて、カラヴァッジョの絵を観に行くだけでもヴァレッタを訪れる価値は十分にある!



お次に向かったのは

ヴァレッタの旧市街をのんびり歩いてたどり着いたのがこちら
ここから見下ろすグランドハーバーの景色は本当に素晴らしく、歴史ある街並みと青い海が一望できなんだか時間が止まったような感覚

ちょうど正午のサリュート砲(Saluting Battery)の時間に合わせていったので、目の前で大砲がドンッ!と鳴る瞬間を見られました
音と振動が身体に響き、鳥が一斉に飛び立つ瞬間は
まるで映画のワンシーンの中にいるみたいです


ヴァレッタ旧市街の坂道は、まるで天然のジム!?


マルタ・ヴァレッタの街歩きでまず驚いたのが、この高低差!

写真を見ての通り、まっすぐ続く石畳の坂道が本当に多く上り下りの連続

しかも建物の間隔が狭く、カラフルな木製のバルコニー(マルタ特有の“ガッラリージャ”)が並んでいて、それぞれの色や形を眺めながら歩くだけでも楽しい



普段Lではハイヒールの私にとってはなかなかの運動(笑)

筋トレしてて良かったと思える瞬間

でもこの風景の中を歩いていると、不思議と疲れも心地よく感じてくるから不思議だよね


上から見下ろす海のきらめき

下から見上げる青空の広がり

どちらもヴァレッタの魅力をぎゅっと詰め込んだ風景


マルタを歩いていると目を惹くのは石造りの建物や美しいバルコニーだけじゃない
ふと立ち止まってしまうのが、家々の扉に付いている個性あふれるドアノッカーたち

イルカ、ライオン、ドラゴン、星、馬…どれもデザインがユニークで、それぞれの家の“顔”のよう
ひとつひとつに物語がありそうで、なんとなくその家の主の性格まで想像してしまう

この写真は、私がヴァレッタやスリーシティーズ周辺を歩きながら集めたお気に入り

マルタに行ったらぜひ下を向いて歩かず、扉やドアノブにも目を向けてみて!

沢山歩いて腹ペコ
マルタ料理が頂けるこちらへ

地元で人気のレストラン「ZIZKA Trattoria」にてマルタ料理に初挑戦!
一番のお目当ては、マルタの伝統料理であるうさぎの煮込み(Stuffat tal-Fenek)
しっかり煮込まれた柔らかいお肉に、赤ワインベースの深みあるソースが絶妙で…
お肉は淡白でこれは想像以上に美味しい!

前菜のイカのグリルやマリネ、彩り豊かなグリル野菜も新鮮で、どれも丁寧に作られている
しかも、とにかくボリュームが凄い
1人で食べるにはある意味負けられない戦いがそこにはある

お店は可愛くて落ち着いた雰囲気
スタッフの対応もとっても親切で観光客にも優しいアットホームなお店でしたよ!

沢山食べたのでエネルギー消費の為に更に歩く
マルタの要塞文化を感じる場所「Fort Rinella」 
 かつてマルタ島は「マルタ騎士団」によって地中海の要塞国家として築かれその防衛の伝統を受け継ぐように、イギリス統治時代の1880年代に建てられたのがこちら
 ここには当時世界最大級だった「100トン砲」が設置され、イギリスの地中海戦略の要
館内では武器や軍事車両の展示もあり、マルタがいかに戦略的に重要な地だったかを体感できる
 静かで眺めも良く観光客も少ない穴場スポット

さて、また歩く歩く
美しい噴水と記念碑がある静かな公園
毎日正午に鐘が鳴り響くSiege Bell War Memorial(包囲戦の鐘)は、第二次世界大戦で命を落とした人々を悼む記念碑だそう
横たわるブロンズ像は戦没者の魂を象徴しており
その静かな存在感が心に残る

夕暮れの太陽を受け黄金に輝く
マルタの祈りと歴史を感じることができる場所だった

またまた歩いて歩いて
ヴァレッタの玄関口も見ておかなきゃ
近代と歴史が交差する場所

マルタの首都ヴァレッタの入り口にあたるこの場所は、歴史と現代建築が美しく融合したスポット
写真上は2014年に再設計された「シティ・ゲート(City Gate)」
堅牢な城壁に囲まれた旧市街への入り口であり
ここを渡ると一気にタイムスリップしたような気分に
写真下は、そのすぐ外にある「トリトンの噴水(Triton Fountain)」
3体のトリトン(海の神)が水盤を支えるダイナミックな彫刻で、夕暮れ時にはとてもロマンチックな雰囲気に包まれる
「ヴァレッタ観光はここから始まる」というにふさわしい印象的なスタート地点

沢山歩いてもうヘトヘト…
フェリーの時間まで少しあったのでこちらで一杯休憩
ビール頼んだだけなのにポテチまで
滞在時間15分ポテチお持ち帰り

フェリーに乗る頃には日が落ち
この美しいバレッタを見ながらホテルへ戻る
本当に美しすぎる…

大満足の1日でした!


記憶を蘇らせるの大変だった💦💦
けど、素敵な旅したんだなぁと改めて実感

まだ続くよ、マルタ旅行記は😁



そして、最近のLは2月、3月の絶賛閑散期
皆様、遊びにいらしてね!