サスペリア PART2 | 気ままに気楽に

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今日も息をしています。

 

 

ダリオ・アルジェントのミステリー映画。1975年公開。

 

コレはもうおおむかーしに日常洋画劇場で観て以来40数年ぶりに再見しました。

 

サスペリアPART2となっているが、先に日本では「サスペリア」が大HITしたので同じ監督ということでPART2と邦題はついているが、この映画の方が先に作られていて、日本ではサスペリアの大HITしたあとの公開となったので同じホラー、ミステリー映画なのでこういう題がついていて両作に関連性はない。

 

 

 

ついつい「サスペリア」と比較してしまいがちだがこの映画にあそこまでの鮮血の美学というか切れ味は感じないが、ただ相変わらずゴブリンの奏でる音は教室の黒板を爪を立てて不快にさせたり、昔のボロ教室の廊下のすりガラス窓を同じようにして擦れ音を出して喜んでいた阿保が居ましたけれど、そういう不快感はあります。

 

 

今、欧州の映画はどうか分らんが米国の映画で少し前からアナログ映像回帰ってのが起きているのはこういうざっくり感が感じられる映画とかを観ても、その空間の奥行きが4Kとか更に進化したデジタル映像ではどうも?のっぺり平板に映る嫌いがあるからだと思う。CGで特撮もいいがやはり実写で色々工夫してアナログに作る特撮がなんか俺なんかは観ていてよりリアル感が感じられる部分はあるんだけれどね、音楽に関しても言えることなんじゃないでしょうか。

 

ある殺人事件が起きて探偵宜しく男が探るうちに実は?ってな内容ですが途中展開はもっさりしている映画ですがラストの20分くらいがスピーディーでサスペンス感覚がある映画だ。まあ大概の映画ってそうなんですけれどね。

 

ラストはいわゆるショック映像、ショッカーで終わる処にカタルシスがあります。