MUDDY WATERS  THE REAL FOLK BLUES | 気ままに気楽に

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今日も息をしています。

 

1

マニッシュ・ボーイ

 

2

スクリーミン・アンド・クライン

 

 

3

ジャスト・トゥ・ビー・ウィズ・ユー

 

4

ウォーキング・スルー・ザ・パーク

 

5

ウォーキン・ブルース

 

 

6

カナリー・バード

 

7

セイム・シング

 

8

ジプシー・ウーマン

 

9

ローリン・アンド・タンブリン

 

 

10

40デイズ・アンド・40ナイツ

 

11

リトル・ジェニーヴァ

 

12

ユー・キャント・ルーズ・ホワット・ユー・エイント・ネヴァー・ハド

 

1965年に発売されたBest ofに匹敵する編集盤。

 

実際の録音は40年代~50年代なんだろう。

 

俺が思うにブルーズもフォークもミクスチャー音楽の一つで、かつお互いにメッセージ性及び後のポリティカルな音に繋がる音であるという認識は今も昔も洋の東西も変わらないのである。

 

リアルな音でいえば日本で演歌というのはあるがそういう音のジャンルは実際はなく、レコード会社が着物姿の歌いこむ歌手を売らんがなーのために昭和30年代後半~50年代に(1950年代~80年代)いわゆる歌謡曲を通称で呼んでいただけで、実際は大陸の演説歌、つまり演説しながら歌う曲で一般的な演歌とは意味合いが違うはずで、コレもポリティカルソングだった筈だおそらく。

 

ブルーズの場合は土地とか差別とか身近にある不平不満が歌唱に込められていて、凄い近視眼的な処で生活の不満を歌って憂いて、でも力強く抵抗してやるんだってのが多く、フォークはインテリが社会全般のおかしい部分をそりゃないんじゃない?ってのが多く、日本で売れた結婚してくれとか季節でグルグル回るとか純ウンコーなんて歌うナヨって日和った屁みたいなジャンルでは元々ないのだ。あの一連の連中の音も演歌と同じか同義だろう。歌謡曲だわね。向こうでいくといわばPOPSだ。俺はブルーズのなかでも都会派なアーバンブルーズよりこういう泥水のような感じのデルタブルーズが好きだ。ジョン・リー然りだけどね。

 

多くの後世のRockにカヴァーされているいわば伝承歌の様なナンバーがてんこ盛りの名編集盤です。

 

まあとにかくRock、Folk好きの必聴盤。