久しぶりのブログ更新。この夏に引っ越しをして、だいぶ落ち着いてきた。

 

それまで住んでいた家はミラノにある寝室が一つの、小さなアパートでエレベーターなしの3階。結局12年半住んだ。娘が生まれる前からそこに住んでいて、その後も家族三人で川の字になって寝る生活だった、狭かったけどそれもなかなか楽しかった。

 

そして今回、娘の小学校卒業と同時にミラノから離れ郊外の町に引っ越した、もっと大きい家に。子供部屋もあるし、エレベーターもある、テラスがついている広い家。

 

広いってこんなに快適なのね!と居場所をたくさん作って、家じゅうに椅子を置き、堪能している。今は冬なので,

テラス用に買ったテーブルと椅子をリビングの窓際に置いて、時々そこでもくつろぐ。畳も二畳分だけ置いて、お茶の間も作った。今はちゃぶ台を探し中。

 

海外生活が長いと、日本のものが恋しくなるのか、ちゃぶ台や畳、割烹着などほしくなる。

最近ぬか漬けも始めた。大根のぬか漬けが特に美味しい。

 

自分の仕事スペースも作り、高さが変えられる机を買って、緑茶と漬物を置いて仕事したりする。

 

 

最近はこんな感じです。

 

昨日は飼っているレオパが脱皮をしていた。最後、両手の皮が脱げなくてカピカピになって疲れ果てていたので沐浴させて

皮を取ってあげた。

 

 

私は15年前に1カ月ほど仕事の休みを取って、ロンドンに住んだことがある。

Edgware roadにあるアラブ街近くの裕福なマンションの家族住まいの一部屋を借りた。

 

しかしあまりに英語がわからなすぎて、安い語学学校に通いながら、家では部屋に閉じこもりチーズケーキ(イタリアにはあまり売っていない)をホールで食べながらイタリア語の映画を見るという孤独な日々を過ごしていたのだ、最初の二週間ほどは。そして気づいたら太っていた。バッグには愛するShortbreadを入れて小腹がすいたらそれを食べていたし。

 

後半は語学学校のチェコ人や日本人と友達になり、楽しく過ごした。しかもチェコ人はイタリアに何年か住んでいたことがあって、彼氏もイタリア人でイタリア語で私たちは話していた・・・。学校をさぼって寿司を買ってハイドパークでピクニックしたり、グリニッジに連れて行ってもらったりして楽しかった。

そういえばイタリア人グループでのホームパーティーに呼ばれて行ったりもした。まあ、ロンドンでイギリス人との交流はほぼなかったと言ってもいい。

 

バイトも短期だがしてみたいと思い、履歴書を作り近所のパブなんかをまわってみたけど、反応はなかった。話しかけて返ってきた返答を完璧に理解することはできなかったので、その時点で判断されたのだろう。しょうがない。

 

記憶に残っているのは、テイクアウトの中華。オックスフォードストリートの駅を出てすぐの場所にある、ガラスケースにてんこ盛りに盛られた中華の焼きそばやラチャーハン、鶏の揚げ物などが見えるお店があって、語学学校が終わると必ずそこを通っていた、しかもお昼時に。お腹がすいていたので、これはすごく美味しそうなだと思い買って家で食べた。実際見た目はおいしそうだった。

そうしたら見た目とは裏腹に、味がものすごくまずいのだ。頑張ったけど食べ切れず残した。

 

そしてまた別の日にまたお腹を空かして前を通ると、やっぱり美味しそうに見えるではないですか!前回まずいと思ったのは気のせいだったのかも、と思いまたテイクアウトして敗北。ということで私は学んだ。この店はおいしくない。

 

でも安く食べれるイングリッシュブレックファストのお店を見つけたり、無料の大英博物館やナショナルギャラリーを見たり、カムデンに飲みに行って帰りにホットドッグを食べたりと、結構ロンドンは楽しめた。イギリス人じゃないけど友達もできたし。

 

懐かしいな、また行きたいなと思いながら15年の歳月が流れ、この前ついに行ってきたので、それを今度書きたいと思います。

娘の誕生日プレゼントに編み物セットをあげた。自分用にも同時に購入して、二人でマフラーを編み始めた。

 

娘が学校の授業で昔の編み物をやったらしく、感動していたので興味があるならとプレゼントにした。

 

近くに手芸専門店があり、そこに行って店員さんに相談し、娘にはオレンジ、自分には赤の毛糸と編み棒を買った。親切な店員さんで、初心者用のものを丁寧に説明してくれた。

 

そして一か月。娘は5-6列編んだきりで止まってしまっている。

私は頑張って時々編んでいるものの、何故か幅がどんどん広がってくる上に穴があちこちにできる・・・。どうやら表編みと裏編みも適当にしていまい、表面もぼこぼこ。

ついには編み目が一つほどけてしまったので、それを修復するべくかぎ針のついた編み棒を買おうと、またその手芸屋さんへ行ってきた。

 

編みかけのものを見せて何が欲しいか説明しようとすると、「これは何を編んでいるの?」と聞かれ「マフラーです。」

すると厳しい突っ込みが次々と。

「なんでこんなに幅が違うの?穴だらけだし、編み方も間違いだらけよ。これは全部ほどいて編み直すべきね。ほどくわよ?」と言うではありませんか!

「やめて、ほどかないで!ここまでくるのに一か月かかったのよ、また編み直すなんてできない。私はこの自分の作品を誇りに思っているわ。マフラーなんて、巻いてしまえば穴や編み間違いなんでわからないものだし。」などとやりとりしていると他の店員さんたちも寄ってきて面白そうに見ている。

 

そしてそこからスパルタの即席編み物教室が始まった。店員さんは、「私はアンナよ、編み方教えてあげるからやってみなさい。」と言いながら、すらすらと一列編んでみせてくれた。早い上に綺麗。そして私もやってみると、なるほど編みやすい。時々編み棒がずり落ちてくるとパシッと肩を叩かれ、「ほらきっちり脇を閉める!」と言われ、2列ほど編んでみた。「慣れてきたし、早いわね。これは練習用にして、ひと玉終わったら新しい毛糸を買いに来なさい。私が一列目をマフラー用に編んであげる」と言ってくれた。ありがとう!とお礼を言って結局何も買わずに帰ってきた。ほどけてしまった目は修復できないらしい。そしてアンナはこれをマフラーと認めていないようだ。

 

自分としてはこのままこれを編んでマフラーにしたいのだけれど、これをまた持って行ったら怒られそうだな・・・。

 

とりあえずアンナに教わったように編んで頑張ります。