まずは、イタリアがすごすぎた(2024カーリング世界選手権・女子) | 気になる/お気に入り

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SC軽井沢が初参戦のカーリング世界選手権。

 

苦戦するだろうなというのは予想通りだったが、

予選終盤、スウェーデン、イタリアにはかなり善戦したと思う。

 

スウェーデンは、予選を通して絶好調とは言えなかったようだが、

それでもオリンピック・世界選手権など、メダルの常連。

そのチームに対して、ロースコアでなかなか主導権を取らせない展開だったと思う。

worldcurlingというYoutubeのサイトで、各試合のハイライトを作成しているが、

日本戦後のインタビューで、スキップのハッセルボリ(敬称略)が

「日本はほんとーーーに良いプレイをした」(英語だがこういうニュアンス)で

語っていて、インタビュアーもfGreat Gameと言っていた。

 

スコットランド戦は飛ばして、最終のイタリア戦。

 

これはもう、コンスタンティーニがすごい、

としか言いようがない。

8エンド終了時点で、相手の残り時間がギリギリを越えている状態。

ここまで来たら、相手も焦るし、戦略を考えている時間も

ほぼないから、まず勝てるだろう、

と思って30分ほど外出して戻ってきたら、

まだビデオが録画状態。

なんで?と思ってテレビを点けたら、

なんとエキストラエンドの終盤で、

結局2点をもぎとられた。

 

録画を確認したら、10エンドのラストストーンでは

残り5秒くらいと、本当にギリギリ。

それでちゃんと同点に追いつけるという、

度胸とショットの精度は、個人的には

素晴らしいというより、怖いくらいだ。

 

北京のミックスダブルスで金を獲るまで

ほとんど知らなかった選手だが、

それ以降、4人制での活躍は本当にめざましい。

 

昨日NHKの放送で、イタリアのカーリング人口は

それほど多いわけではなく、チームも少ないそうだ。

ヨーロッパ内で腕を磨く機会はあるのだろうが、

それにしても必ずしも恵まれた環境ではないなか、

健闘していると思う。

 

日本は経験不足と、あえていえば、今回はサードあたりで

差がついたかな、というのが素人の印象。

 

強いチームには強いサード、といわれるそうだが、

確かにロコの吉田知那美や、中部電力が今のように

北沢や中嶋を中心としてチーム構成になったばかりのときの

松村千秋、男子でいうと、平昌までのSC軽井沢や、

2022年シーズンまでのコンサドーレでの清水とか、

おっしゃるとおり、という印象がある。

 

金井選手はこのチーム体制でのサードはまだ1シーズンめ。

これからに期待したい。