現在の所満足して使っている
ユニットバスと洗面化粧台。
覚悟しているものの、不安要素がある。
ユニットバスの浴槽と、洗面化粧台の洗面器は
どちらもポリエステル系人工大理石。
私がみたところ、浴槽はラメが入っていて
ちょっとキラキラしているが、叩いてみると
安っぽい感じの音がなる。なんというか、
うっすいな、という音だ。
こっちはもともとFRPでもいいか、
と思っていたし、基本はシャワー派なので
それほどこだわっていはいない。
お風呂はメガネをとって入るので、
多分劣化もそれほどわからないと思われる。
問題は化粧台。
今のところ、洗面器部分は陶器のような
ツヤツヤした感じ。叩いてみても、洗面器部分は
陶器に近いような音がする。一体とはいえ
さすがにパネル部分はちょっとプラスチックっぽい。
前の化粧台でカウンターの水栓部分が
どうしても濡れてしまっていたが、
ハイバックカウンターで上から(鏡の下から)
水栓が出ていると、水栓あたりは濡れない、
汚れない、バックパネルはさっと拭けばいい。
とにかくラクだ。また、うちのLED照明で見ると、
洗面器は真っ白、というより
少しグレージュっぽく見える。
実は最初にこの手の人工大理石化粧台を
見たのはTOTOだったが、やたら白い分
なんとなく安っぽくてどうしても
受け付けられなかったので、この色で
よかったと思う。
(蛇足ではあるが、昨年偶然YAMADAで
見かけたトクラスの化粧台は、間口75cm、
量販店向け仕様にも関わらず、使われている
人工大理石はけっこう高級感があった。
さすが人工大理石のトクラスである)
で、これが劣化するとどうなるのか。
前の洗面器は(多分)ホーロー製だったので
磨きさえすれば20年近く経った交換直前でも
きれいなものだったが、今回の洗面器は
劣化する材質だ。
うちは太陽光はあたらないので、
光による劣化はそれほど進まないと思うが、
心配なのは汚れが落ちにくくならないか、
という点とプラスチックのような劣化による
色の変化がどうなるか、だ。
傷がつかないように研磨剤は使っていないが
取説に逆らって弱アルカリ性の洗剤を
使っているのが年月を重ねた時に
これがどういう影響を与えるのかも
気になる。
とはいえ、もし今宝くじがあたって
どこかにマンションを買ってリノベーションするとしても
どういう化粧台がいいのか。
手入れのしやすさを考えれば、
形状はハイバックカウンターと上に取り付けてある
水栓が理想的だが問題は素材。
さすがに陶器でハイバックカウンターを
作るのは無理。でも陶器やホーローのように
磨けばツルツル・ピカピカになる素材が好ましい。
タカラがホーローでハイバックのカウンター一体型の
洗面器を作ってくれることを切に願う。