上野、
佐藤久成、佐野隆哉両氏リサイタル、済む、演目は、メンデルスゾーン、シューマンのソナタを演って休憩し、後半はコニュスなる人の単一楽章のコンチェルト、ヴィヴァルディのソナタ、最後にリスト《グランド・デュオ・コンチェルタント》である、
怒濤の10日間8公演の掉尾であったが、っゆうべから気温が下がったせいか、っけさから鼻っ風邪の気味で、1日中洟が止まらず、演奏中はハンド・タオルが手放せない、っすこしく頭もぼんやりとしていたが、っしかし音はちゃんと聴いていた、
シューマンはやり切れない欝屈趣味だが、メンデルスゾーンは流石に快活な曲調、コニュスは明瞭な楽想でたのしく、っもちろん終局にはカデンツがあり、佐藤氏の独壇場となるのも必至、ヴィヴァルディは華やぎ、リストは両々譲らぬ果し合い、
っきょう日、っよく音の揃わない解れた合奏をプロフェッショナルのオケに望みえないように、ヴァイオリン単声でも、佐藤氏のようなラフな語りはほかの奏者からはけっして聴きえない、っいかに毛羽だったささくれだった音を出さないかを競っているかのごとこの楽器の奏楽の現在であれば、彼氏のあのとおりの音を聴いてこそかえって渇きの癒えるのを感ずるほどだ、
帰って温かいものでも食べて睡よう、
っお次は日曜、京都日帰りにて、森口真司氏公演、
みずの自作アルヒーフ
《襷 ータスキー》(全4回)
https://ameblo.jp/marche-dt-cs4/entry-12351779591.html(㐧1回配本)
《ぶきっちょ》(全4回)
https://ameblo.jp/marche-dt-cs4/entry-12351806009.html(㐧1回配本)