上野、 | ざっかん記

上野、




エリアフ・インバル氏の棒、都響公演、済む、演目は、ラフマニノフ《死の島》、グリゴリー・シュカルパ氏のソロ、エストニア国立男声唱のコーラスを招いて、ショスタコーヴィチ《バビ・ヤール》である、

っきょうあすと同一プロで、っあすの切符はもとより取っておいたが、っなんだかそわそわして、っきょうのものも取ってしまう、っきょうは三鷹の試掘であったが、っいつもはさくさく了わるところ、っきょうはやや手間取って16時半ころまで掛かり、車の蔭へ隠れつ現場で着替えて、社用車で千駄木まで来て安い駐車場へ停め、器まで歩く、都心の道はコワいわっ、、、

インバル氏を初めて聴いたが、っなるほどなあ、音楽がよく流れている、緩徐章でも音価のみじかい音符はよく弾んで音楽が先へ先へと運ばれてゆき、っいつも抜群に見通しが立っている、

っお蔭で済んで20:45すぎ、落ち着いて御徒町の王将で食事をしえた、っこれが井上キーミツならば、っおなじプロでも散会に21時てっぺんまで掛かったろう、

予期していたとおり、インバル氏の造形にはとくだんの霊感はおぼえなんだ、っそれにしても、《バビ・ヤール》は厄介な曲だ、詩がちゃんと規則的の韻文ではないのだろう、っどの楽章でも、っほぼ同様の音型がしかしまいかいすこしくずつ異なり、音の出所がいつも違う、オケもソロも、っほんのときおり前倒後倒していた、

シュカルパ氏は、ティホミーロフ氏やかっての泰斗、アレクサーシキン氏からするといくぶんスマートで、インバル氏のソロとして好適、エストニアのコーラスも、オルフェイ・ドレンガルに敗けていない、ソロ、コーラス、オケ3者の音勢バランスも恆に最上で、っぼくなどからすると、せめてどこかしらなにかしらもうひと声、間合いや音色を拘泥わらないか、っとおもわないでもないが、っそれをしていては見通しが犠牲となり、音楽が曇るのだろう、っそこから先は人毎のすきずきで、キーミツみたようにどろどろとしたもののない、っこちらの味をこのむ人もおおいにちがいない、

キーミツの公演は東京、大阪と4度すべて聴いたが、4度目まで聴くころにやっと全体の造形が摑めた、っと云ったら云いすぎだが、っああした演奏では、っぱっと聴いてぱっと曲がわかるということがない、っきょうのインバル氏ならば、っおそらく器へ居合わせた誰しも、っずっと曲をわかって聴いていられたことだろう、

っさて、っきょうは直接音直接音した奏楽を浴びたくて1階の前方にしたが、っあすは2階、っより見渡しが利くだろう、



みずの自作アルヒーフ

 

《襷  ータスキー》(全4回)

 

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《ぶきっちょ》(全4回)

 

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