祖師ヶ谷大蔵、 | ざっかん記

祖師ヶ谷大蔵、




アルバイトさん演劇公演、済む、別役實《トイレはこちら》なる演目で、雑居ビルの屋上階の元カッフェにて、小1時間の男女2人芝居をご夫婦でなさる、

筋は、白装束の女が公園らしき場所の街燈の支柱へ縄を括って縊死せむとしている、っそこへ男が現れて街燈の脇のベンチへ坐し、道往く人からトイレはどこかと訊かれたらあちらだと案内し、っそれで¥100をもらう商売をすると云う、女は、人が通り掛からなんだら、相手が¥100をくれなんだら、っなど云ってそれは商売として成り立たないと男を諭す、悶着するうち、当の男自身が催し、もし離席中に客が来たら案内をし、お銭を受け取っておいてくれたい、っと云い置いてトイレへ立つ、客など来るはずがないし、来たとてお銭なぞ払わない、っと侮る女の許へ、袖でガード・マン風体へ早着替えをした客役の男が通り、トイレはどこかと訊き、教えられると¥100玉を渡して去る、っというもの、

アルバイトさんはたしかぼくよりすこしく年長でいられるが、っふだんよりも15歳くらい老けて見えた、流石に役者でいらっしゃる、



っそうだ、トーレンス、周知のとおり、同オイル・ライターの着火機構にはシングル・クロウとダブル・クロウとあり、ボディ全体のディザインとしては前者のほうがより洗練せられている、っが、シングル・クロウではホイールの片側にっきりスプリングの力が掛かるためか、多用していると着火率が漸減するという弊がある、っその点ホイールを両側から抱えるダブル・クロウの着火はわりに安定しており、ディザインを度外視して使用感を優先するならば、ダブル・クロウのほうが有能である、

っこれまで現物を入手、っあるはネット上で閲覧したダブル・クロウの画像では、サイド・フィラー・タイプはなかった、ダブル・クロウは専らボトム・フィラーなのかとおもい做していたところ、メルカリへじつにサイド・フィラー・タイプのダブル・クロウの出品があった、、、フィラーとはオイル・タンクを閉じる栓のことだが、っそれがボディの側面へ附いているのか、底面なのかというちがいである、

入手したのがこれ、







蓋がシングル・クロウのようにエムブレムを取り巻いて妙なるアールを描かないのはなんとも惜しいが、っしかしご覧のとおりサイド・フィラー、っかつ風防まで着いており、っじっさいに届いてみると、状態も約100年前の製品とは信じ難いほどの光澤を維持している、オイルを充填、、、っあれ、填の旧字以前は出せたのに、出せんくなっとるなあ、っけしからん、iPhone、土へんに眞ね、っして使ってみると、風防を固定するビスはオイル・タンク内まで貫通しているものとみえて、っひたひた充填だとポケツへ入れるなどしてボディが温まると、オイルが外部へ漏れ出してきてしまう、適度の充填ならばこの弊は起こらなかろう、着火率だが、届いた時点でフリント・ホールダーへ挿入せられていたフリントではまあまあ、っいつものロンソン・フリントならば改善が見込めるかとそれへ替えてみたが、っまるで着かず、っかなり軟質素材とみられるギア・トップ製へ切り替えてもダメか、っこれからやってみる、



っさて、っあすは流山にて、日大管のほうではなく、っこないだ聴きそびれたほうの佐藤雄一氏の公演、っその翌日はとうとう井上キーミツ最終公演である、



みずの自作アルヒーフ

 

《襷  ータスキー》(全4回)

 

https://ameblo.jp/marche-dt-cs4/entry-12351779591.html(㐧1回配本)

 

《ぶきっちょ》(全4回)

 

https://ameblo.jp/marche-dt-cs4/entry-12351806009.html(㐧1回配本)