川崎、 | ざっかん記

川崎、




園田隆一郎氏の棒、神奈川フィル公演、済む、っあさのうちに都美館でキリコを観てきてとおもっていたが、っぼやぼやしていてその時間がなくてしまう、テケツは、17日以降は会期末にて当日のみ有効らしいが、16日までのものはいつでも来ていいよという券なので、っあす、行ってくるとせむ、っあすも午后はここ川崎で、広上氏と日本フィルとの公演、っきょうも来場されており、舞台を左っ肩辺から見下ろす位置へいられた、遠目には髭面は解消されたように見受けたが、っあす、判明するだろう、

演目は、團伊玖磨生誕、っおよびプッチーニ歿後のともに100年とのことで、前者の今上陛下と雅子妃殿下とのご成婚を祝す《新・祝典行進曲》の管絃楽版に始まり、木下美穂子女史を迎えて同《夕鶴》から、っぼくは同曲全幕をよく識らないが、っおそらく最重要なのだろうアリア、っそして《シルクロード》スートを演って休憩、後半は笛田博昭氏も加えてプッチーニのアリア集を作曲年代順に、

っぼくはシムフォニー・コンサートばかりでオペラを観に行く習慣を有たず、っばかりかかかるアリア名撰にすら縁遠いが、っきょう神奈川フィルの実演を聴いてもそうだし、音盤でその種のライヴ音源を聴いてもそうだが、シムフォニー・コンサートのときよりもオケのアンサムブルに勝れる気がするのが、っなんというか癪だ、っその率は高いようにおもう、

っあれはなんだろう、シムフォニーでは指揮者からの要求もあれこれと微に入り、奏者奏者が、あれも叶えむこれも叶えむ、こんな要求もされているあんな要求もされている、っとあくせくするあまり、っかえってアンサムブルのぎくしゃくを結果してしまうことがままあり、歌手が主役でそれを立てむがために合わせることありき合わせることありきで守りへ入った練習を積んでいるほうが、っむしろ創、、、きず、ね、きず、創のすくない、っまずは耳当たりのよい音が出せてしまう、っとかという皮肉だろうか、

っあるいはそうかもしれない、っこないだの井上キーミツと同フィルとの公演など、伊福部《リトミカ、、、》あたり、いますこしくぴしっとタテを合わせに来ないか、っといじいじさせたもので、攻め切れないのなら、っいっそ守勢のほうが聴き手に好印象を与えないともかぎらないのだ、

っというのも、神奈川フィルにせよどこの楽団にせよ、っきょう日の日本のオケはどこもたいへんに緊密な合奏を為しうる、っよしんば内輪内輪に振る舞ったとしても、っじつはさして創意に乏しい死音の連続とは聴かせないのだ、っきょうもそうで、園田氏の棒はどこまで行ってもひたすらに手堅い、、、っご存知のとおり、っぼくはこれをややクリティカルな文脈として語っている、っが、オケは開幕から燦然と耀き、っのち、曲趣曲趣に合わせて無碍なる変貌を遂げつ、終演するころにはちゃんと満堂、、、空席過多だったが、っをうんと唸らせたのである、っその間、っいわゆる単純なエラーも極少だったし、声部間の連絡不行き届きに因するばらつきもたつきもほぼ起こらないし、音色も強弱硬軟もちゃんと多彩だし、っほんとうに、いつもこの音でシムフォニー・コンサートをやってよっ、っというふうなのだ、



ってなわけで、っあすはいまや天下の日フィルによるそのシムフォニー・コンサート、っぜひ気張らずに、各人がのびのびと羽搏くのであってくれたい、



みずの自作アルヒーフ

 

《襷  ータスキー》(全4回)

 

https://ameblo.jp/marche-dt-cs4/entry-12351779591.html(㐧1回配本)

 

《ぶきっちょ》(全4回)

 

https://ameblo.jp/marche-dt-cs4/entry-12351806009.html(㐧1回配本)