羽田、 | ざっかん記

羽田、




9:30発千歳往きで、っそう混み合いはしなかろうとはおもうも、っいちおうさきほど7:30ころにターミナルへ着いておいたところ、保安検査場の手前へはさしたる列はできておらず、っまずは安心す、

っぼくはがらがら引き摺るスーツ・ケイスは持っておらず、っだから預ける荷もなく、っいつもの背嚢ひとつである、今次の旅程は1泊っきりであり、冬場とはいえ、ファスナーがぶっ千切れるのではないかというほどのぱんぱんにはせずに済んだ、

っしかし、空いていたはよいが、っなんとも手持ち無沙汰のあと1時間半ほどである、っいま喫煙所へ入ったものの、っここへずっといたうえで機内へ乗り込んだのでは、隣の席の人に厭がられるだろう、

先週末には、っきょうあすあたりの北海道は大雪の予報だったところ、っまずまず快方へ修整せられ、っすくなくも千歳からは雪マークがすべて消えてしまったので、空路の心配はしていなんだ、札幌近辺はしかし、っゆうべからけさにかけて降雪したようだが、っいま現在、千歳-札幌間の鉄路も平常通り運行中のようである、公演を聴いて器から出てくるころにはひょっとすると雪がちらちらとするかもしれないが、っすぐに電車へ乗ってしまうのだし、っそのくらいはむしろ一興であろう、懸案はあすあさの千歳の気温で、-15℃にもなろうかというのだが、っためにもこもこの靴下を2重に履いてもまだ履けるわりに底の厚い足袋を履いて来る、っいつもの足袋様の靴ではなく、鞐の3つ附いた踝あたりまであるほんとうに足袋然たる足袋である、一寸ごついのでふだんは滅多に履かないが、っいざ履いてみればこれはこれで快適で、例によってまた室を出る時間がぎりぎりとなってしまってさっき駅まで半分強を走ったが、っなにしろ足袋だ、っすたこらとアスファルトをグリップする感触を味わう、

搭乗までに閑があるのもしかし、っまあわるくないかもしれない、っゆうべも仕事のあと外食して帰宅し、散髪してシャワーを浴び、洗濯機を回して浴室へ干し、っきょうの旅支度をし、ベッドへ横臥しつ先般発売せられた沖澤女史と読響とのシベリウスや朝比奈さんの《アルペン》2種、チャイコフスキー《5・6番》のリマスター復刻盤などをPCで吸ってiPhoneへ同期していたりしたところ、っけっきょくして睡るのが1時半だか2時前だかくらいになってしまい、5時には起きたので3時間ばかりっきり睡ていない、っいまかくしてラウンジへ腰掛けて睡るともなく瞼を閉じ閉じしておくだけでも、演奏会の客席でのうとうとはいくぶんなりとも回避しうるだろう、空路に遅延がなければ、鉄路へ乗り継いで札幌市街へは公演の3時間ほど前には着くので、っいくつかあるいつものチェインのカッフェのどれかへ入り、っそこでものんびりと睡惚け勝ちにすぐして、開演するころにはばっちり目醒めていられるようにせむ、っま、っきょうの演目はどれも賑やかなものばかりだから、睡魔もはなから寄り附きはしないだろうも、



みずの自作アルヒーフ

 

《襷  ータスキー》(4)

 

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《ぶきっちょ》(4)

 

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