取手、
佐藤雄一/守谷アンサムブル・オーケストラ公演、済む、東府中公演まではすこしくゆとりがあるので、器の裏っ手の河川敷へ出てしばしシガレットを服む、
曲は、ブラームス《悲劇的序曲》、《ハイドン・ヴァリアシオン》、シューマン《2番》、最前者が鳴り出すと、オケにはなかなか力があり、強靭な合奏が乾いた音場へ粗野にひびいて快い、っとくに絃は緊密で、Vaにしっかりと弾ける人たちが揃っているところなどは、アマチュアとしてはじつに稀少貴重である、
白眉は《ハイドン、、、》か、例によってゆっくり、粛々と進められ、っあれは、㐧4変奏かな、静かなところ、っそこなどは一大シムフォニーの一節を聴くようで、あれ、これホントに《ハイドン、、、》かな、ってなものである、っついに終曲へ到ると、っあのテムポでこそ連符が気分の高揚を伝え、っいちど短調を經、トライアングルを伴なって主題の原型が還ってくると、っおおきく胸の膨れるおもいがしたことだ、
シューマンは、っきょうの演り方では3楽章がどうしても難物だ、主題はぜんぜん魅力的じゃないし、っだいいち旋律の形がよくわからない、構成も単調で変化に乏しく、強弱の増減もほとんどない、っそれをひたすらのんびりと歩くように奏されては、っぼくとしては退窟で附き合い切れないものをおぼえた、っどういう音楽だかさっぱりわからないのだ、フィナーレで動勢が戻ってほっとするが、コーダは、金管もティムパニも、指揮者が煽動しなくともじゅうぶんに迫力を出せており、剛毅なよい音だったところ、っさらにさらに強勢が加えられ、完全に美観をはみ出した騒音に終止したのがざんねんである、
アンコールに〈トロイメライ〉、っぼくとしては、シムフォニーの3楽章にややげんなりしていたので、景気よく《ハンガリアン・ダンス》のどれかで締めるなりしてくれるほうがよかった、
佐藤氏公演は、っこないだカーチュン氏池袋とかち合って行けず、っこれからも、3つも行けない、年明けのものは会社の高尾登山、新年会で、っべつに強制参加ではないが、っまあそちらへ行きたいし、3月のバロック公演は井上キーミツ、5月の連休中のものは坂入健司郎氏のN響公演とそれぞれバッティング、っざんねんだが、っうちふたつはYouTubeへ動画が上がろうから、っまあそれでせめてもの補償とせむ、
みずの自作アルヒーフ
《襷 ータスキー》(全4回)
https://ameblo.jp/marche-dt-cs4/entry-12351779591.html(㐧1回配本)
《ぶきっちょ》(全4回)
https://ameblo.jp/marche-dt-cs4/entry-12351806009.html(㐧1回配本)