大阪、福島、 | ざっかん記

大阪、福島、




上原彩子女史リサイタル、済む、オール・ラフマニノフ・プロで、《幻想的小品集》、ソナタ《1番》、《前奏曲集》から6曲、っそしてソナタ《2番》の改訂版であったが、根拠のない自信にはやはり根拠がなく、っときおり居睡りしてしまう、前半はわりによく聴いており、ザ・シムフォニー・ホールの濡れそぼるトーンは、ったったピアノ1台の音でさえ、強音の打鍵が重なると1粒1粒の輪廓を蕩けさせてしまうばかりだが、無駄な力を入れずに落ち着き払って弾いてゆく上原女史には、っもはや泰斗の貫祿が具わる、っそして小品集から規模のおおきなソナタへと遷移すると、タッチの質感やフレイズの捉え方がより多彩に拡げられ、能弁を極める、

後半も同様の名舞台であったはずだが、っうとうととする意識へ煌めく音々が降り注いでいたかすかな記憶があるっきりで、曲を聴いていたとはいえず、惜しいことをした、



ホテルまで歩って、っあすの演目は、っどれもふだん聴かない曲ばかりで、っわけてもシェーンベルク、ツェムリンスキーは皆目わからなんだので、YouTubeで聴いてみたりなどする、掉尾の《薔薇、、、》スートは、上岡氏が最も調子がよければ、っあまりにもうつくしく、っあまりにもたのしく、っあまりにもせつなく、っあまりにも音楽そのもので、賑やかであればあるほど泪を誘うのにちがいなく、っぼくは、っあすの初日からその次元の演奏へ達すると信じて疑らない、公演はよるだが、午は高槻まで往って、アマチュアの演奏会を聴く、ホテルは中之島美術館から目と鼻の先で、っあさ、覗いてみるとせむ、っよって、っきょうこそは早めに睡ましょうね、



みずの自作アルヒーフ

 

《襷  ータスキー》(4)

 

https://ameblo.jp/marche-dt-cs4/entry-12351779591.html(1回配本)

 

《ぶきっちょ》(4)

 

https://ameblo.jp/marche-dt-cs4/entry-12351806009.html(1回配本)