ブログに訪問くださってありがとうございます。


以前書いた記事で起こった出来事から

色々と調べています。




調べていくうちに

『ホツマツタエ』というものにたどり着きました。


    

ホツマツタエとは

日本固有語の古代文字によって
書かれた歴史書である。

内容は記紀で示されている神話と
似たものになっているが

天照大神はじめ記紀では
神々と表現されている登場人物が
実在した人皇族として書かれており

紀元前5000年頃からの
日本の歴史や古代の世界観、
日本人のモノの考え方が収録されている


ホツマツタエ


そんなホツマツタエのなかに

わたしの名前と同じ神さまがいらっしゃいました。

わたしの名前は昭和の時代には

ごくありふれた名前です。


その神さまは

速秋津比売(はやあきつひめ)


速秋津比売さまといえば

延喜式の六月晦大祓祝詞に記されている

祓戸大神さまのなかの一柱の神さまです。


瀬織津比売神(せおりつひめかみ)

速秋津比売神(はやあきつひめかみ)

気吹戸主神(いぶきとぬしかみ)

速佐須良比売神(はやさすらひめかみ)


わたしたちの罪や穢れを祓ってくださる

神々さまです。



速秋津比売神さまは

ホツマツタエでは

天照大神さまの西局の典侍とされています。


典侍とは典侍后、

天皇の后のうちの最上位。

東西南北の各局にひとりずついる。

正后である内宮は典侍のなかから選ばれる。


ホツマツタエでは

天照大神さまはアマテルカミとよばれ

女神ではなく男神です。

イザナギ・イザナミの子

ヒルコの弟で

ツキヨミ、ソサノヲの兄とされています。


記紀では天照大神、月読命、素戔嗚尊ですが

ホツマツタエでは

ヒルコ、アマテルカミ、ツキヨミ、ソサノオです。


アマテルカミの姉であるヒルコ

蛭児(昼子)

イザナギ夫婦の第一子。

別名はワカ姫、ワカヒルメ、シタテルヒメ、

   タカテルヒメ、歳徳神など


ツクバのイサ宮で生まれる。

3才になる年に父母の厄年に当たり

穢れがヒルコに当たるとされ

イワクス船に乗せられ流された。

カナサキ夫妻(住吉神)に拾われ

西殿(ヒロタの宮)で育てられる。



アマテルカミの正后は

セオリツヒメ(斎名ホノコ)斎名とは本名のこと

サクラウチ(オオヤマズミ)の娘。

天下がる日に向かつ姫。



速秋津比売は(斎名アキコ)

別名シホノヤモアイコ

カナサキ(住吉神を祀る)の娘。


わたしの名前、

さらにブログ名も一緒でちょっと驚きました。


ブログ名は

以前福岡県志賀島の

志賀海神社に参拝したとき

参道にあるお店の幟に大きく

(アイ)と書かれていたのを見たときに

ピン!ときてブログ名にしました。


カナサキはツキスミ(筑紫)でスミヨシ

カナサキはハヤアキツヒメの父

カナサキはヒルコの養父


以前吉野を訪れたときに

気になった神社の御祭神は

速秋津比売さまでしたし



昨年出雲巡礼旅に行ったとき

ホテルの近くで

気になりつつ行かなかった松江市の神社も

速秋津比売さまが御祭神の神社でした。


わたしの生まれたところは

響灘に繋がる

一級河川ぞいの河口に比較的近い町です。

河口に近いので川の色は濁っていて

お世辞にも綺麗な川とはいえません。


地元にいた頃

悲しいことなんかがあると

川へ行っていました。


ボーっと川面を眺めていると

しだいに心が落ち着いていたことを思い出し

河口にいらっしゃる速秋津比売さまが

清濁を呑み込んでくださって

穢れを祓ってくださっていたんだなぁ、と思うと

速秋津比売さまはいつもそばにいてくださって

いるんだなぁ、と有難い気持ちになります。


産土神さまもその川の近くにあって

仲哀天皇と神功皇后が熊襲征伐に向かうため

御船で訪れ航海の安全を祈願し船霊を祀った

ことが神社の始まりでした。


ホツマツタエは正式な記紀ではありませんし

伝えられていることが全て正しいとは

思っていませんが、

(記紀が正しいとも限りませんが)


ごくありふれた名前だと思っていた

自分の名前をより好きになれた、

ホツマツタエはそんなきっかけをくれた、

と思っています。


ホツマツタエはまだまだ奥深いので

これからも調べていきたいと思っています。




最後まで読んで頂きありがとうございます。