「祈りの幕が下りる時」('18)
東野圭吾さんの「加賀恭一郎シリーズ」第10作を連続ドラマ「新参者」('10) のキャストで映像化したミステリ映画です。主演は阿部寛さん、共演は溝端淳平さん、田中麗奈さん、山﨑努さん、松嶋菜々子さん、キムラ緑子さん、烏丸せつこさん、中島ひろ子さん、及川光博さん、伊藤蘭さん、小日向文世さん他。
東野作品に少々飽きてきたこともあって原作小説も読まずにいましたし、この映画も観る気はなかったのですが、たまたま時間がぴったり合ったという、ただそれだけの理由で観てみました。
号泣 (ToT)
東野作品らしい「献身」を題材にしつつも、松本清張さんの「砂の器」を思わせる切ない物語に「泣くな」というほうが無理というもの。中盤以降はずっと泣き続けていました (ToT)
ただ、ミステリとしては大したことないので、前作「麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜」('12) 同様、あくまで「ベタな人情話 (お涙頂戴話)」として観賞する映画でしょう。
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