「パソコン版 google ドライブ」リリースされました。マーブルではGoogle ドライブを愛用していて、無料の15GBを超えて使うようになり年間2500円の追加ストレージ100GBを購入しています。ということで早速導入しました。
まず現状の理解からです。
【個人使用の場合】「バックアップと同期」という方法
Googleアカウント登録するだけで15GBのクラウドストレージが割り振られて、メールアドレスがもらえるという素敵なものです。そして15GBは「マイドライブ」というフォルダーと「Google フォト」と「メール」、さらにはパソコン上の指定したフォルダーをそっくりG-Driveにアップし同期してくれる「パソコン」とで使われます。無料で提供される数あるクラウドシステムの中でも15GBは多いのではと思います。
◆「メール」
は言うまでもなくWEBメールで使われておりその容量はメール本体と添付されたファイルが必要で、メールを長期保存される方は容量を増やされたほうがいいでしょう。
◆「Google フォト」
は、スマートフォン(iOS、アンドロイドとも)の「Google フォト」アプリで写真・動画が制御され、またスマホで写真を撮ると自動的にGoogle フォトにアップロードするように設定できます。なので、同じGoogleアカウントでログインしているパソコン、スマホ、タブレットで直ちにその写真を参照することが出来ます。
ただし注意点がいくつかあります。スマホなどでWi-fi接続していないとき写真や動画をアップロードされたらギガ数を大量消費してしまうので普通はWi-fi接続時のみ伝送するという設定にします。でないと無駄なお金がかかってしまいます。なのでいつまで待っても「アップされないな~」というようなことが発生します。Wi-fiに接続された時に自動的アップロードされるのでご注意ください。
そしてマイドライブとGoogle フォトの関係ですが、昔はGoogle フォトは無制限で15GBの外でした。なのでいくらでもアップできて容量は減りませんでした。さらにマイドライブ内の画像や動画は自動的にGoogle フォトと同期してくれていました。しかしルールが変更され今はGoogle フォトは別物になり15GBを使うようになっています。そしてマイドライブと同期されなくなっています。よって同じ写真をGoogle フォトとマイドライブに入れると2枚分の容量を使うようになっています。
パソコンでGoogle フォトを参照したりアップしたりするときは「photos.google.com」のサイトで実施します。スマホなどの「Google フォト」アプリが無いのでちょっと不便でしょうか。マイドライブのようなローカルディスク的に使えると便利なのですが。
◆「マイドライブ」
はスマホでは「Google ドライブ」アプリで参照したり更新したり出きます。
パソコンではさらに便利な「バックアップと同期」という方法があり私もこれを愛用しています。これはそのアプリをパソコンに導入するとGoogle ドライブがローカルディスクに「Google ドライブ」フォルダーが出来て、ここにネット上のGoogle ドライブの「マイ ドライブ」を自動的に同期してくれます。なのでユーザーは自分のパソコン上のファイルを触ればネットにアップしてくれると言う事で、アップロードやダウンロードなどを意識せずに使うことが出来ます。
もちろんローカルフォルダにあるのでネットが繋がっていなくても仕事ができます。ローカルで更新や追加、削除されたものは、ネット接続された時にサーバーに反映されます。会社のパソコン、自宅のパソコン、さらにはタブレットなどで、USBメモリなど使わずに、いつでもどこでも普通に最新のデータで仕事ができるのはとても便利です。
◆「パソコン」
は、パソコンのフォルダー・・・例えば「ドキュメント」などを指定すると、G-Driveに自動的にアップロードされその後いずれかのファイルを修正したり追加したり、もちろん削除したりするとG-Drive上の「ドキュメント」フォルダーに同期してくれます。
次回は企業使用の場合を書きたいと思います。