49  アンコールワット・9(タ・プローム) | シニアのマレーシア滞在記

シニアのマレーシア滞在記

73歳のシニアによるマレーシア珍道中の記録。2024年5月から6月の43日間滞在記です。

 次に目指すはタ・プロームです。ここは木が遺跡にまるでタコの足のようにからみついている写真でよく知られています。世俗的だけど、やっぱりここも見ておきたい。
 トゥクトゥクで連れて行ってもらいます。バイヨンから10分ぐらいは走ったでしょうか。トゥクトゥクが停まります。運転手が「ここから入ります。トゥクトゥクはここではなく西門のところで待っています」と強調します。


 タ・プロームもかなり広いです。回廊が二重になっているのは他の巨大遺跡と同じではありますが、かなり朽ちているようです。そのため歩くためのコースが指定されています。指示通りに歩きなさいということです。アンコールワットやバイヨンはそんな指示はほとんどありませんでした。出口という指示はありましたが、基本的には自由に歩き回れました。

 

下の写真はガジュマルという木が遺跡にまとわりついているところ。観光客が少なかったので写真が撮りやすい。まるで木の根が生き物のように縦横無尽にからみついている。確かに樹木は生きています。今、改めて写真を見直しても、すごいと思うばかり。

 

 タ・プロームは木の根が遺跡にまとわりついているところが見たかったのですが、なかなかそんな場所がありません。20分ほど歩き、出口に近い方になると、ガジュマルの木が遺跡に絡んだところがありました。これだけを目当てにしているというのはなんともなさけないことではありますが。
 ハリウッド映画のロケがここで行われたこともあったそうです。
 タイのアユタヤにも、木が仏像を飲み込んだように見せるところがありました。タ・プロームはさらにスケールが大きいです。しかも何カ所かそういったところがありました。