6月21日、上海5日目。いよいよ帰国の日です。
空港へは早めに行きたいと思い、そのことは前日にAさんへ伝えてありました。ホテルまで迎えに来てくれたので、タクシーに乗り込みます。別れ際、子どもたちに英語でお礼を伝えました。普段は日本語で話しているのに、突然の英語です。それでも上のお子さんは私の話した内容をほぼ完璧に理解していました。
一度タクシーの中で話しただけなのに、その聞き取り能力には驚きました。私の印象では、日本の小学6年生の英語のリスニング力を上回っています。日本人部とはいえ、日頃からインターナショナルスクールで学んでいる成果なのだと実感しました。
朝一番に向かったのは天山茶城です。この様子は「上海で買ったお茶(上海旅行・その6)」で紹介していますので、ここでは省略します。
Aさん一家とは茶城前でお別れです。4人全員と握手を交わしました。私の荷物は、スーツケース、バックパック、そして高島屋で買ったばかりの薄手の絹布団。両手がふさがった状態で、車に乗り込みました。数日間、本当にお世話になった4人との別れです。
浦東空港までは約1時間。無事にターミナル2へ到着しました。
今回、空港でやらなければならないことが一つありました。高島屋で購入した絹布団の免税手続きです。免税品を購入したのは今回が初めて。説明書によると、まずチェックイン前に税関で書類と商品を確認してもらい、その後チェックインを済ませ、保安検査を受けた後に、別の窓口で税金の還付を受けるという流れでした。
ところが、最初の税関窓口を探すのに思いのほか苦労しました。「CUSTOMS」や「税関」の表示を探して広い空港内を歩き回ります。係員に説明書の中国語部分を見せても、指をさされるだけ。「インターナショナル」と言われても、広い空港ではなかなか見つかりません。
3人目の係員は少し英語が通じたので、詳しく聞いてようやく場所が分かりました。実際にはターミナル中央付近にあり、一度見つけてしまえば分かりやすい場所でした。
窓口の横にはセルフ端末があります。窓口には列ができていましたが、端末は空いています。画面を見ると、日本語表示も選べました。これは助かりました。
まずパスポートを読み取り、続いて免税書類を読み取ります。その後、購入した商品をカメラの下へ置きます。絹布団は大きいので、この作業だけは少し苦労しました。操作していると、係員が出てきて「終わりました」と一言。レシートのような紙が出てきたので受け取り、手続きは終了です。
空港に到着したのが午後12時30分。免税確認が終わったのは午後1時5分でした。最初の手続きだけで30分以上かかりました。
続いて春秋航空でチェックインです。時間が早かったのでカウンターは比較的空いていました。
ところが、ここで思わぬトラブルが起こります。パスポートを提示し、荷物を預け、搭乗券を受け取って「これで終わり」と思った瞬間、その搭乗券を回収されてしまいました。
「少し待ってください。」そう言われて隣の部屋へ案内されます。中へ入ると、私のスーツケースが置かれていました。
何か問題があったようですが、まったく心当たりがありません。係員に開けるよう指示され、スーツケースを開くと、すぐ横のポケットからモバイルバッテリーを取り出しました。
しまった…。
モバイルバッテリーを預け荷物に入れてはいけないことは十分知っています。今回は2個持ってきていて、使っていた1個はショルダーバッグの中に入れていました。ところが、使っていないもう1個をスーツケースに入れたまま忘れていたのです。
ひたすら「Sorry」を繰り返し、平身低頭。ようやくチェックインカウンターへ戻り、搭乗券を受け取ることができました。
それにしても驚いたのは空港職員の能力です。荷物を預けてわずか1~2分で、スーツケースの中からモバイルバッテリーを特定していました。私のミスとはいえ、その検査能力の高さには感心しました。
保安検査も無事に通過しました。身体検査では胸ポケットのボールペンまで細かく調べられます。ペンを何度か出し入れして確認していたので、凶器への改造なども想定しているのかもしれません。
最後は税金還付の窓口です。「TAX REFUND」の表示を見つけると、20人ほどが並んでいました。窓口は2つだけです。列の途中で申請書を受け取り、メールアドレスなどを記入します。
順番が来ると、書類を提出し、サインをして手続きは完了。現金で220元が戻ってきました。
こちらも30分ほどかかりましたが、初めての免税手続きを無事終えることができました。
こうして、上海旅行最後の大仕事も終了です。
あとは飛行機に乗って日本へ帰るだけとなりました。正味の飛行時間は1時間50分でした。2時間以内の飛行時間では疲れることはありません。LCCであっても。
この写真関西空港に到着した春秋航空機。タラップを降りるのも楽しい。
これでいったん、上海旅行編は終わりです。目を通してくださった皆さん、ありがとうございました。
そして何よりも、Aさん一家の皆さん、インターで出会った職員の皆さん、私の授業を受けてくれた子どもたち。皆さん、ありがとう。












































