13 ペナン・2(快適なプロペラ機) | シニアのマレーシア滞在記

シニアのマレーシア滞在記

73歳のシニアによるマレーシア珍道中の記録。2024年5月から6月の43日間滞在記です。まだ更新中です。続きます。

 搭乗券は熱転写でプリントしただけの薄い、いわばレシートのようなものです。でも、登場するまでに3回ぐらい目視のチェックがありました。常にパスポートと名前を照合します。バーコードは印刷されていますが、それをリーダーに通すことはありません。


 機体のそばを歩く。機体をバックに自分の姿を取る余裕もあります。

 搭乗ゲートから外に出ると目の前に確かにプロペラ機が駐機しています。見るからに小さいです。操縦席の後ろ、つまりコックピットの後ろにトランクなどの荷物を積み込んでいる様子が見られました。乗り込むタラップは機体後方に一カ所のみ。狭いタラップなので、リュックがあたりそうです。機体が低いので、1m程度を上るだけです。機体をバックに写真を撮るゆとりはありました。

小さなタラップから乗り込む。意外と楽しい。

 座席は意外と狭くはありません。中央に通路を挟んで、左右に2席ずつ配置されており、俯瞰すると長細い機内の様子です。頭上の荷物入れはやや狭いです。リクライニングは使いませんでした。1時間の飛行時間なので気にはなりません。
 駐機場から滑走路まで長い移動がどの空港でも必要です。動き始めやカーブを曲がるとき、ジェット機は大きな体を持て余すようにゆっくりとカーブを切ります。ところがこのプロペラ機は驚いたことにスピードを落とさずに90度曲がります。そのため遠心力で体がやや傾くほど。まるで自動車でスピードを落とさないでカーブを曲がるかのような感じです。


 飛行機が動き出してからの待機時間はほとんどありませんでした。小さな空港なので離着陸にゆとりがあるのでしょう。滑走路にたどり着き、いよいよ離陸に向けた滑走が始まります。プロペラの回転数が一気に上がります。音がやや甲高くなり、振動もほんの少し大きくなったような感じです。そして動き出すと一気に加速するので体が座席の後ろに押しつけられます。ジョット以上の加速感のように感じました。比較的短い滑走で離陸します。その後は上昇していきます。このあたりはジョットも同じです。

 プロペラ機なので揺れたり、振動があるのかと思っていましたが、ボーイング777-300あたりの現行機と比べても全く遜色はありません。プロペラ機をあなどっていてはいけないようです。近距離の移動には貴重な戦力です。
 日本でも、鹿児島や長崎などで離島を結ぶ路線にプロペラ機が使われています。
 クアラルンプールからペナンの往復はともにとても快適な飛行でした。天候が安定していたためでしょう。
 プロペラ機ついでに復路の様子も記録しておきます。ペナンに着いた日にメールが届きました。時刻の変更です。45分、出発時刻が遅くなるというものです。出発時刻が早くなるということなら影響が大きいです。その連絡がメールだけ。
 私はメールアドレスは一つで、一元管理しています。スマホでも、タブレットでも、パソコンでも、自分のメールの送受信が可能です。もともとのメールアドレスは津ケーブルテレビのものです。そのメールはZTVのwebから見ることはできます。でも、わざわざそのサイトを見なければいけないので不便です。ZTVのメールをGmailにインポートしています。そのためGmailではないけど、Gmailと同じようにweb上で送受信できるというわけです。
 スマホの機種変更をした場合も、Gmailとしてメールアドレスとパスワードを入れるだけでこれまでのメールがすべて見られます。話がそれました。こんなことに関心がある方もいるかもしれないのであえて…。

 この壁画はかなりリアル。比較的、最近描かれたものかも。