12 ペナン・1(スバン空港へ) | シニアのマレーシア滞在記

シニアのマレーシア滞在記

73歳のシニアによるマレーシア珍道中の記録。2024年5月から6月の43日間滞在記です。

 クアラルンプール滞在の間に小旅行をしたいところがありました。ペナン島とあと一カ所(これはあとで話題にします)。ペナンはビーチも人気がありますが、私は町全体が世界遺産になっているというジョージタウンが目的でした。調べると、ここにはラッフルズホテル(シンガポール)を設計した人によるホテルがあるといいます。
 ペナンへの旅行の計画は3週間程前にさかのぼります。クアラルンプールからペナンへは鉄道があります。バスもありますが、やっぱり飛行機が楽です。1時間程度です。となると飛行機の予約、そしてホテルの予約が必要です。
 飛行機は私はエアアジアの便を考えていました。KLIAというクアラルンプール国際空港発着便です。ところがスバン空港の方が近いからそちらの方がいいらしい。クアラルンプール在住者のアドバイスは重要です。
 ネットで料金を調べるとエアアジアの方が安いです。スバン空港からはファイアフライという会社の便になります。小型機のようです。
 ホテルは2泊の場合、同じホテルを使うのが定石ではありますが、ジョージタウン市内ということや荷物が少ない(スーツケースは持っていかない。私はリュックと小さな肩掛けのみ)ということもあったので、1泊ずつ分けました。というともっともなように聞こえますが、最大の理由はホテルの料金の関係です。
 ペナン島には冒頭書いた、イースタン&オリエンタルホテルという、格式の高いホテルがあります。調べてみると価格は日本の高級ホテルほどのことはありません。手がでます笑。24日はジェンペナンという、まあ悪くはないホテルに泊まり、25日はイースタン&オリエンタルホテルにしました。

 
由緒あるイースタン&オリエンタルホテル(1884年設立)

 5月24日、午前8時前にコンドミニアムからGrabで出発します。Grabは使う分にはなんとか慣れました。Grabアプリは素晴らしいです。神アプリといえます。アプリがいいのではなくて、アプリを運用している会社がいいわけです。さらにライドシェアを解禁している国策もあります。


 朝は混んでいて1時間近くかかりました。出発便は10時10分です。ファイアフライのペナン便はプロペラ機です。今どき珍しいけど、東南アジアあたりの近距離では使われているのかもしれません。調べるとターボプロップ双発旅客機で、座席は78人。速度は510kmとのことです。空港のインフラが整っていない場所でも運航が可能らしい。
 空港の正式名称はスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港です。通称スバン空港です。チェックインに際してはパスポートの提示が必要です。ペナンもマレーシア国内ですから国内線のはずなのに身分証明が必須です。マレーシア人はIDカードのようなものを見せていました。日本では運転免許証か、マイナンバーカードに相当するのかな。


有名な壁画。でも写真の通り、かなり色あせている。風化がひどい。それも味か……