去年12月24日に新しい仲間が入りました。

入社4日目に大掃除があり 、顔を黒くしなが

ら一生懸命、機械の掃除をしている姿があり

ました。


氏名:安野 龍太郎(やすの りゅうたろう)

年齢:23歳

出身:新潟県柏崎市

好きなアーティスト:ONE OK ROCK



大ベテランの三井田さんや高野さんに教わり

ながら作業をしています。聞かなくてもできる

ことが徐々に増えてきました。


罫書き線をつけ、組立溶接。一人でも順調に

溶接が進んでいます。

今後の目標


『解らないことは聞いて一つ一つしっかり覚える』

―『 常春の家 』―

 

先日、新潟県妙高市にある『家'Sハセガワ』さんという会社を見学させていただき

ました。この会社は、住宅の建築やリフォームを手掛けている会社で新潟県の雪や

寒さといった地域の特性にあった住宅を、地域密着で提供することで実績をあげら

れている会社です。具体的には、積雪4mまで雪下ろし不要の『耐雪住宅』や、北

海道の仕様を取り入れ、断熱を強化し家全体を暖かく保つ『常春の家』など。

http://www.yeshasegawa.co.jp/

地域に根差したサービス、商品でお客さんはもちろん社員や大工さんに優しい経営

は非常に勉強になりました。

 

私も15年ほど前に自宅を新築しました。広いリビングや吹き抜けにあこがれて建

てた家ですが、この季節、寒くなってみるとはっきり言って「寒いだけ・・。」

「狭くてもいいので、すぐ温まる部屋がいいな~。」

「冬でも洗濯物を干せるスペースがほしいな~。」

など、格好良ければ良いってもんじゃないな、と痛感しています。

 

高校の卒業式だったでしょうか、当時の校長先生の言った言葉が心に残っています。

「雪が積もる地域に育ったことはきっと君たちの役に立つ。だからこの地域に育っ

たことを誇りに思ってほしい。」というような内容だったと記憶しています。

 

当時は何がなんやら意味が分かりませんでした。しかし最近うっすらわかりかけて

きたような気がします。会社経営という場で、社会の波にさらされてみると、どう

も景気の変動、外部環境の変化というまるで季節のような変化がある。必ず冬が来

るように必ず不景気は来るし、必ず春が来るように必ず景気が良くなるタイミング

がある。ただ季節と違うのはいつ変化が来るかが読めないということでしょうか?

 

つまり、冬を前に雪囲いをしたり、暖房器具を整えたり、除雪機を整備したり、そ

して長い冬を耐え抜く、そんな新潟県民の習性は社会の変化の波を乗り越えるため

にも役に立つんだと校長先生は言いたかったのではないかと・・。

 

近頃は仕事が増え、職人の不足も顕著になっています。こんな時こそ格好をつける

のではなく、新潟県民の特性を生かし、不景気という名の冬に強く、そんな時でも

暖かい、そんな『常春の家』づくりをしていくべきではないでしょうか?

 

トンテンカン、トンテンカン、会社という名の家づくり。

冬が来る前に、スピード感を持って。

この年末、子供たち二人で兵庫にある嫁さんの実家に帰省することになりました。

長岡から新幹線に乗り、東京で乗り換え新大阪まで。最大の難関は東京駅での乗り

換えです。無事乗り換えられるのか?違う改札口から出てしまって戻れなくなるの

では?指定を取ったものとは違う新幹線に乗りはしないか?・・と心配頻りです。

 

長男は、「僕はそんなベイビーちゃんではないから!!」と怒りますが、私からし

たら、「お前はそんなベイビーちゃんだろ!!」と言ってしまいたくなる。親から

見るといつまでも小さな子供のように感じます。でもこれもいい経験。成長して

帰ってくるはずと自分自身に言い聞かせています。

 

思い起こせば自分自身も親にはいろいろと心配をかけてきました。心配をさせた経

験はイコール、人には話したくない恥ずかしい経験なのでここには書けませんが、

間違いなく言えるのは、親に心配をかけた経験が、自分自身を成長させてきたとい

うことです。

 

何かのテレビ番組で武田鉄也さんが、「男は危険なことが好き。危険をおかし経験す

ることで男になる。」ということを言われていました。子供は高いところに登ったり

壁から飛び降りたり、そんな危険をおかしながら大人になっていく。すなわち親に

心配をかけながら大人になっていくということであろうと思います。

 

よく、「親には心配をかけるな!!」ということを言われますが、子供は将来自分自

身の足で立ち、自分自身、家族、仕事の仲間たち、そして地域社会に責任をもって

生きていかなければならない存在。であるなら、「親には死なない程度に心配をかけ

ろ!!」というのが正解なのかもしれません。

 

私も親には心配をかけたくないとは思いますが、自分自身も成長したい!仕事がん

ばりたい!!だから残念ながら心配かけてしまうと思います。ごめんなさい(ペコ

リ)

 

会社を良くしていきたい!!子供たちには自立した大人になってほしい!!・・であ

るなら、子供の心配、社員の心配をすることは避けようがないようです。これに降参

し、自分自身、子供、社員の成長を喜びとしていきたいものです。

 

 

・・また酒に逃げる良い口実が出来ました♪♪