お習字に行ったら先生が書いてくれたお手本の間に6月14日の産經新聞のコピーが挟んでありました。
拡大しても本文読めないでしょ
ウェブ記事になってないか探したらあったんですけど、
有料記事やったんでね、勝手に載せるわけにはいかない
何が書かれているかと言いますと、
まっさらの紙に文字を書こうとする時、まず一画目をどこから書き始めようか、二画目は、と続き、それがうまくいけばいいがいかなかった時は残りの線でどうにかバランスを取ろうとアタマの中で完成をイメージしながら書いていく、完成がうまくいかなければ修正を繰り返し、反省し、再挑戦する、それはまさに人生への向き合い方ですよね、
墨で書くともなればびっくりするほど時間が掛かって非効率的、でも今この時代だからこそ求められるのはゆとりのあるスローライフなんじゃないか、
的なことでした
日本の文化っておもしろいよね。
大体どれも時間掛かるじゃない。
お茶も、お花も、着物着るのも。
どれもその過程そのものが文化っていうか、
完成形がよければそれでよしっていうことでもないような。
ブログに何度も書いてるけど、
私は長く書道をやっていても書いたものはほぼ残っていません。
作品を作るためにやっているわけではなくて、【紙と筆と墨を楽しむ時間】をダラダラと続けているだけ
現代ッコのみなさんには時間のムダと言われちゃうかも知れませんねぇ
でもこれがいいもんなのよ
アタマの中がスッキリするし、
自分の集中力がそんな長く続かないのを知っているから(これも書道が教えてくれたことですね)
短期集中とグッとスイッチを入れることができる。
ワカモノはタイパ重視とされてるけど、
高校生の男の子が2人、毎週めちゃ真面目に通ってるんですよね
あれは兄弟なんかなぁ〜。
高校まで続ける子が珍しい上に、男の子となると先生の生徒で初めてなんちゃうかな。
こないだチラッと見たら小筆持って仮名文字書いてた
が書いてる感じのアレです。
いやぁ〜いいねいいねっ
先生のアドバイスに、あーなるほど、はい、分かりました、言うて黙々と試行錯誤している。
この体験はキミたちの未来に必ず役に立つことがあると思うよと心の中で応援しています
霽
こんな字初めて見たよ。
これではれると読むそうな(iPhoneでもちゃんと出ました)。
なるほど、背広着てるな