自分が主任講師を務めるエアロビクスインストラクター養成コース卒業生のレッスンを受けて来ました
もうすぐデビューして丸1年経つかなちゃんと、
4年目に突入するなお
自分が関わったみんなのその後は、
いつまで経っても気になるもの
チェックしに行くわけではなく、
成長を実際に目で見て動いて感じて、シアワセ気分になりたいんです、自分が
2人はそれぞれに、それぞれらしくレッスンをしていました
養成時代はあーだったなーこーだったなーって、いろいろ思い出しちゃった
そして
2人のレッスンを受けながら、
エアロビクスの良さ、
エアロビクスにしかない、エアロビクスだからこその楽しさって何やろなーと考えてました。
多くのフィットネスクラブから、
エアロビクスがだんだん減ってゆく現状。。。
あれ
エアロビクスって楽しいのに…
私たちインストラクター側から見ればそうだとしても、
クラブやお客さま目線で見るとそうでもないってことなのか。
インストラクターを育てる立場の私としては、
この問題について日々考えさせられるワケです。
エアロビクス”ならでは”ってなんだろう。
それはもう、インストラクターのオリジナリティが全面に溢れていること。
振り付けの中身からインストラクターが身につけるウェア、そして選曲。
それだけじゃありません。
展開途中もどうやって進めていくのか、
何度同じパートを繰り返すのか、
どこでどんな説明をするのか、
すべてがインストラクターに委ねられている。
先が分からないワクワク感と
みんなでゼロから作り上げていく一体感は、
オリジナルレッスンにしかない楽しみです
だからこそ
何も決められていないからこそ
”普通の感覚”を忘れちゃいけないなって。
エアロビクスが、
”できるひと”だけのものになってしまってはダメなのです。
エアロビクスに触れたことがないひとにとって、
敷居の高いもの、別世界のものにしてしまってはいけない。
ここはインストラクターたちの踏ん張りどころというか、
私たちが広い視野で考え直さなければいけないところに違いないなって。
…世の中の初級レッスンは、大体難しい…
振り付けがそこそこ複雑でも、プレコリオダンスが増えていく理由。
そのひとつは、ダンスがアドオンだからじゃないかな。
ひとつずつちゃんと教えてくれるから。
待ってくれるから。
動き続けることで運動量を稼げるところがエアロビクスのいいところだけど、
音が待ってくれないからって、インストラクターはレイヤリングに頼りすぎてはいないか
サラッと進めすぎてはいないか
ここは、本当に考えなくちゃいけないところだと思っています
そしてそれに加えて必ず必要になって来るのが、
お客さまの笑顔を引き出す力
どんなに丁寧に、
どんなに上手に教えることができても、
それだけじゃエアロビクスの楽しさは伝わらない。
レッスンはコミュニケーション
もう、それに尽きる
振り付けにオリジナリティが出る以上に、
コミュニケーションにこそそのひとのひととなりがすべて出ます
だからこそエアロビクスは楽しいわけで、
いろんなインストラクターが存在する価値がある。
プレコリオプログラムにだってコミュニケーション能力は大いに必要だけど、
自分で考えたプログラムは思い入れが違うもの
そこはエアロビクスならではだ
今日、なおがレッスンで言ってた。
この部分はフワッと軽やかにいきましょ、春やからね
そしてそれに間髪入れずお客さまからツッコミが入る。
春やから
こういうのこそが、エアロビクスの真の楽しみなんやろな
改めてそれを感じられた今日は、
とても良い休日となりました
エアロビクスっておもしろい、楽しくて汗もかける、インストラクターとの掛け合いが好きって感じてくれるひとを、まだまだ増やしてこ