スライムがあらわれた。
あけみのこうげき。
スライムは1のダメージを受けた。
きぬよのこうげき。
スライムは1のダメージを受けた。
スライムのこうげき。
きぬよは12のダメージを受けた。
きぬよはちからつきた。
やすしはぼうぎょしている。
あけみのこうげき。
スライムは1のダメージを受けた。
スライムのこうげき。
あけみは13のダメージを受けた。
あけみはちからつきた。
やすしはぼうぎょしている。
スライムのこうげき。
やすしはぼうぎょでダメージをうけない。
やすしはぼうぎょしている。
スライムのこうげき。
「おまえは保身が為に、文字通り、身を守り続けている。それでこの先冒険ができるというのか?」
やすしはぼうぎょしている。
スライムのこうげき。
「やすしは格闘家じゃないか。なぜ攻めてこないんだ。仲間を守るのは勇者の役目じゃないか。」
やすしはぼうぎょしている。
スライムのこうげき。
「この冒険の先にはもっと強い敵がいる。今は守るときじゃなく、攻めるときではないのか?」
やすしはぼうぎょしている。
スライムのこうげき。
「なぜきぬよがお前を仲間にしたかわかるか?序盤は火力が足りない。勇者、僧侶、格闘家というスタイルがいいと思ったんだ。それがスタンダード。俺は何年もこの世界にいるからわかる。お前に求められているものは攻撃なんだよ。」
やすしはぼうぎょしている。
スライムのこうげき。
「田舎から出てきて右も左もわからず酒場にいれば仲間にしてもらえると聞いたお前は何年も待った。だからミスしたくないという気持ちはよくわかる。しかし、ミスしないことと攻めることは表裏一体ではない。攻撃は最大の防御と言うじゃないか。俺は何度もそんな逆転劇を見つめてきた。感動した仲間の何人かは連れて行ってほしそうな目でアピールして勇者側についたやつもいる。魔王様が死ねば魔力が薄れてお前も死ぬかもしれないぞと何度も諭されたが、それでも奴らは行ったよ。モンスターですらそんな気構えなのに、今のお前の態度はなんなんだ。」
やすしはぼうぎょしている。
スライムのこうげき。
「今はまだみんな駆け出しだ。お金だってそんなにない。死んだとてお荷物だなんて思われないよ。な、やすしよ。攻撃してみてはどうだ?」
やすしはぼうぎょしている。
スライムのこうげき。
「ううむ。このままじゃ平行線を辿るばかりだ。しょうがない。ここは俺が身をひくよ。スライムはたくさん生息している。もう二度と俺に会うことが出来ないかもしれない。老婆心ながら一言アドバイスをする。パーティーは常に一緒だから力が発揮できるんだということを。」
スライムは逃げ出した。
やすしは教会できぬよとあけみを復活させようとしたがお金がなかった。仕方なく周辺のモンスター退治にでかけようとしたが、瀕死の自分に薬草を買う金もない。ああ、あの時ダメージが残っていたスライムを倒しておけばよかった。死んだ仲間が削ったダメージを俺は無駄にしたんだ。やすしは涙が込み上げてきた。その時。
スライムがあらわれた。。
やすしは驚愕した。先ほどの傷ついたスライムだった。
やすしのこうげき。
スライムに3のダメージを与えた。
スライムを倒した。
3の経験値と15ゴールド手に入れた。
モンスターはたからばこをおとした。中にやくそうがはいっていた。やすしはやくそうを手に入れた。
やすしはしばらくその場に立ち尽くした。黙祷。
モンスター狩りをしたやすしは、溜まった金できぬよとあけみを蘇生させた。
二人はやすしに感謝したが、やすしはそれがパーティだろ、と言っただけだった。
あのときの薬草、ずっと取っておくぜ。
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その後、やすしの薬草は速攻使われた。そして戦闘で死んだやすしは、きぬよの手によって身包みをはがされ、酒場に強制送りされた。そして新しく遊び人が加わったのだった。きぬよが村で賢者の噂をききつけたからだ。
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まぱうぺです。
人生は儚い。
太く短くいきていこうと思います。
すでに細く短いですけど。
誰が短小やコラ。
次回は嘘散歩シリーズ第二段です。
mpup