ヒカリエに行きたい -3ページ目

ヒカリエに行きたい

ラーメン食べたい

一人の人が歌ったその歌を大切に聴いていた
何十回何百回 千回いったときには叫んだ
同じムジナの匂いがした たいそう寂しそうな奴だ
僕らはこの歌で繋がってる そう思って何度も聴いていた

あれから僕は繰り返す 奴は退屈しのぎの日々
一人ひとりが感じたあの希望 風化して崩れ去った
覚えていた歌詞の一つ 『何回転んだっていいさ』
僕は何回も転んだ 傷の数が毎日増え続ける

痛みは時間が消していく でも毎日の傷はどうすればいい
誰の為でもない僕の 唯一人だけの歌を大切に歌うんだ

ステージがあれば喝采 受けるはずだったなんて呟く
ステージなければ凡人 誰も見ていちゃくれないと嘆く
それは間違いじゃない だけど正解なんかでもない
登れるだけのステージはそもそもそんなに無いんだ
本当のライバルは自分なんかじゃない自分以外全員ライバル
『君は君のままでいい』だなんて言った綺麗ごとに騙されてるだけで生きている

自分が自分なのは当たり前で
自分が自分じゃなくなるほうが怖くて
自分が自分のままでいるために
自分自身努力して生きるしかないだろう

夢を捨てた 努力が嫌で動く信じるのをやめた
死ぬ勇気なんてないけれど そもそも死にたくなんかない
たった一つの生きる原動力を 才能の一言で切り捨てるな
どうかどうか毎日が幸せで きっと明日も笑えるように
捨てる程の夢を持てば 毎日捨てても大丈夫
だからどうか明日生きるため どうぞ今日も笑っていてください
綺麗ごとで済まないことをどうかどうか清らかなままで
傷だらけの毎日を声が潰れるほど大いに嘆いて進むしかない
コンビニでは何もしないことが半分仕事になったりする。
レジの仕事は常に動き続ければいいというものではないからだ。というのは、レジからは客の流れが良く見える。何が売れて何が軽視されているのか。あの高校生は万引きしそうだな。あの常連さんはいつも新しいジュースを買っていくな。そんな風に冷静に見つめるのもレジの仕事だ。もっとも、店長へのフィードバックをしたことはほとんどない。黙々とレジを叩き、フランカーの補充をし、違算を確認する。全くもって平和の限りだ。このまま正社員となることも考えてしまうほど毎日が平穏で、例えばこの店舗一つでも勤務の間に四季を感じたり、配達のお兄さんの服装が半袖から長袖に代わるだけでも感慨を覚える。
コンビニとニコ動だけで二十年は生きていけるだろう。
典型的な大学生の生活を謳歌していると実感できるのは清々しいものだ。こんな生活を続けている40歳を迎えた自分を想像することなどできない。30歳ならば、と思うけれども、それもいまいちピンとこない。ただ、60歳をすぎた自分はなぜか工事現場の路側で誘導棒を振りかざしながら黄色の歯で頭を下げ続けている。そんな情景が浮かんでは消える。若いうちに死にたい。父親が経営者でもない限りそんな風に思うのは誰だってそうだろう。今年で21歳。就職活動もおざなりに、コンビニでレジをズプズプ打ちながら生きている。今を生きる。武士は同じ21歳なら皆死ぬ覚悟で戦に向かったのだろうか。英雄となれないと知りながら死ぬことを受け入れていった人間を、浅はかだと思うだろうか。個人的な哲学に興味は無いけれど、これから自分がどう生きるか全く見当もつかない僕は有線のアイドル音楽を口ずさむばかりだった。くだらない事を続ける。くだらないってなんだ。よくわからない。死ぬべきか。死ぬほどの理由が無い。何よりも、痛いのは嫌だ。彼女がいて快楽にも満足していないわけではないし、このままのうのうと日和ながら生きていけたらな。
から揚げ串を補充しながら、この肉はなんだろうと思う。某ファストフードのナゲットは屑肉をうまく寄せ集めたものだということを映画で見た。信憑性は無いけれど、なぜか不気味な思いが駆け巡った。この肉は。この肉はどうなんだ。自分で作ったものではない。しかし、この肉がいちじるしい体内汚染をはたらき、客が卒倒した場合、その責任の所在は自分にもまわってくるんだろうな。この肉なんだろうな。いい匂いだけど、この匂いも科学なのかな。科学凄いな。経済学部の自分にはこういう化学結合のようなやり方ができる人を尊敬する。マルクスもドラッカーも価値の創造ができても具体的にこんな風にうまそうな匂いを作ることはできないんだろうな。作業の分業化がすすんだところで、物を作る人間のほうが総じて優れていると確信している。空論は所詮、有意識と無意識の経験が縦と横に織り成す糸みたいなものなのだから。それを具現化できる人間は作り手で、できないものはただの口先人間。僕はただの口先人間だ。
バイトの帰り、おでんのマスタードを何個かポケットに忍ばせてきた。これも万引きに当たるのだろうか。今度おでんを買ってチャラということにならないだろうか。考えるだけ無駄だ。人間は考えるだけ考えて捨てるのだから。掌のマスタード。一つあけてみた。ちぎった瞬間、右手の親指の腹側面に飛びつく黄色。この力加減は誰が教えてくれるんだろう。義務教育にはなかった。義務ではないんだ。この先このマスタードを開けずに生きていく人だってごまんといる。それが世の中で、社会で、人生だ。このマスタードが人生の分岐点だ。
僕は食べる。
すべてを経験したい。かぶりを振り、空を仰いだ。星が二つ視認できた。喉に直接黄色を注ぎ込む。意図せず身体に訴えかける何かを感じたい。うがいをする。キンと何かが耳元でつんざく。吐いた。汗も涙も鼻水も吐しゃ物も何もかもが地面にしたたる。自分自身が一滴のしずく。よどみ、たまり、ひろがって、きえる。
しばらくうずくまり、掌で顔をぐしゃぐしゃと拭う。指の腹についたマスタードの存在を忘れていた。
泣いた。
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自分の力とは何を示すんでしょう。
おりがみで鶴を折ることは生み出すこと。自分の及ぼせる力。
被災地に募金をする。これも微力ながら力。
上司に嫌われてボーナスがもらえない。これは力が及ばない。
自分で意思決定できるものに対して貪欲に力を働かせる。これが大事なのかなと。
自分で考えて、自分で実践する。これは誰の力?
コンビニでは半年ぐらいしか働いてないんで、間違いがあったらすみません。
ちゃんと真面目に働いていました。
サカナクションを聴きながら朝食の用意をしている彼女の髪は黒い。これは僕の提示する第一条件であり、黒以外は認められない。お互いの生活を尊重する一種の契約みたいなものであって、これを破棄した場合、即ち当方も彼女との取り決め一切を履行せずともよくなる。その第一条は朝食中の読書禁止である。それが等価であるかに関してはおいといて、お互いの強要はそれほど苦痛には感じていないはずだ。まあ彼女には確認したことは無いけれども。

サカナクション『ネイティブダンサー』を音量17で流す彼女の朝食は和食で、そのネギを刻むリズムが『夜の踊り子』と共鳴するとまどろみに足を引っ張られていた僕の意識はすっきりとする。134BPMに合わせて包丁を上下にするという行為がどれほど意識的に行われているのかわからないが、とにかく心地よい。決して同棲しているわけではないが、大学生の同棲していないはほとんど同棲しているようなものだから、ほとんどまあ家庭と言っても差し支えないのではないだろうか。そんな事を寝起きの頭がぼやーっと考えているけれど、体は三大欲求による生体反応に支配されていて布団から出ることも叶わず、いや、出て行くことを拒み、ただ股間を弄りながらただ朝食が出来るのを待つ所存でいた。午前7時40分。小学生の頃だと家を出る時間だ。父親は30分に家を出る。小学校四年生の時までは家族総出演いってらっしゃいのチュー大会なる慣習が玄関先で行われていたのだけれど、ある日を境になくなった。大人になればわかることだが、子どもの僕には理解できなかった。ただ目に見えるかたちで会話がなくなっていったことには一抹の寂しさを覚えていた。早く家を出たいと思った。朝食はいつもパンで、母の機嫌がいいときだけはサンドイッチだった。それも月に一回ぐらいだったが。
キッチンにいるのは僕を外に出した女性から、僕を中に受け入れる女性に変わった。それが人生にとって大きいことなのかどうかはよくわからないが、生活をする上でなんら特別な事だと思っていない。女性に世話を焼いてもらう。世の中には勉強をして男になんぞ負けないぐらい働きたいという女性もいるが、彼女のように働くのが嫌でとりあえず大学に進んだという女性もいる。僕は前者のような女性に巡りあっていない。

サカナクションの『僕と花』を口ずさむ彼女の朝食はうまい。18で実家を出て早3年だが、生活を変えたいと思って朝はパンをやめた。ご飯を炊くのが面倒でも、朝はおかゆを作った。おかゆに合う調味料や具材を色々揃えていた時期もある。彼女がはじめて家に来た時、冷蔵庫を見て笑った。その時はめんつゆとピータンと梅干といぶりがっこだけが入っていた。きっと極貧に見えたのだろう。それ以来、家に通うようになり、ご飯を作ってくれた。その流れで親しくなったのだ。『積み木のように重ねておいた悩み 朝には忘れてしまうからすぐに』そう歌う彼女の後姿は華奢なのに雄弁でとても魅力的だった。太ももが太くて、ふくらはぎがきゅっと締まっている。立ち仕事の疲れが溜まるといけないなと思い、夜毎腰から足首に向けて丁寧にマッサージをしていくのだけれど、足の裏は何も感じないと言う。皮膚が硬いのかと言えばそんなことはなく、柔らかい。かさかさしているかかとの部分は一円玉にも満たない。足の薬指が一番痛いと言ってはジタバタと蹴りつけてくる。足首を終え、足の裏にいくと急に静まる。そして件のセリフを吐く。拳を握り、尖った部分を足裏にギュウギュウ押し付けても表情一つ変えないままでいる。そして撮り貯めたテレビ番組を見始める。最初の方こそもっと力を込めてみたり、木の棒を100円均一で買ってみたりしたがなんの効力も無かった。ただ悔しかったので指に唾液をつけて、長い足の指の股ををゆっくり艶かしく弄ぶようになった。

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サカナクションが最近好きなので勝手に詞を拝借しましたが、これが何か法的な問題になるのなら、一切合切書き換えます。てもバンド名と曲名と一部の詞を変えるだけで使いまわせるほどサカナクションに関連したものはないと思います。ということで、ただの飾り的に使ってしまって申し訳ないです。好きなの、サカナクションが。

こういう大学生活送りたかったなという気持ちで書いてます。フィクションです。
現実は所詮一瞬だけドラマのようにドロっとして後は長続きせずでした。
なのでフィクションです。よろしくお願いします。10回ぐらいで終わりたい。
たぶん明確な終わりがないままで終わるはず。死んだりとかないはず。名うてのスナイパーに眉間を打ち抜かれたりしないはず。
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復帰戦が商品紹介になるとは思ってもいませんでした。


封筒を破ると4枚、ばんそうこうのような形で入っていました。ブリーズライト。
ようするに鼻孔を広げて空気をたくさん吸い込むことでリラックスしようということなのでしょう。
ぼくの中ではプロレスラーの小島聡選手のイメージが強いのですけれど。あれはブリーズライトなのだろうか。

そんなこんなで、ブリーズライトをつけて寝てみました。
粘着力はかなりあります。寝汗ぐらいではびくともせず朝までしっかりくっついていました。

肝心の効果はというと、いつもは仰向けで寝ないと苦しいのですが、うつ伏せで寝ても全然苦しくなかったのです。
これはブリーズライトの効果なのだろうか?とも思いますが、他の要因が見当たらないのでそうなのだろうと思います。付けかたを間違えてるのかな?と思うほど装着にともなった即効性は感じなかったのですが、安眠できたのは確かです。

サンプルが親子セットなので友達に子ども用をあげました。
残るはあと1つですが、果たして効果を実感できるのでしょうか。これで腰痛が治ったりとかすればリピ決定なんだけどなあ。
ひまわりの色が綺麗
爪の先にまとう彩り
スポンジに泡
ゴミ箱の中のソーダ瓶

何度も手紙を捨てた
マイナスからのスタート
緻密な自己管理能力
掌の光

海は静かで
猫は騒いだ
僕は一人で
それを待ってる

なだらかな丘の上に咲く
ひまわりの色が綺麗
焼け焦げたフライパン
水溜りの中の蝶

何度も手紙を捨てた
カバンの中のラムネ菓子
縁のない氷の音
掌の夢

今日の感情論
不意の五月雨
僕は一人で
それを待ってる
一番星に乗っかって セカイの果てまで飛んでいこう
夜行列車が並走している 空を眺める子どもに手を振る
トンネルに消えた君を見送ったら さあ行こうセカイの果てへ

カバンに入れた食べかけのお菓子
懐かしい匂いのソーダ水
ベンチに置き忘れた文庫本
月光で綺麗な水田地帯

魔女の歌も追い越してしまった
茂る森丘で獣が啼いた
コントラバスのうねり
音速より早くさあいこうセカイの果てへ

さよならセカイ
もう眠たいよ
明日ハイタッチしよう
酸素はまだ十分にあるよ

凍傷にかかった北極の調査員が三度目のアクビをした
ぼくらの街にうずくまった子ども 宿題はずっと解けない
昼下がりの弁当箱に入ってた夢 記念日はいくつもあった

カバンに入れた食べかけのお菓子
懐かしい匂いのソーダ水
ベンチに置き忘れた文庫本
流星が瞬いた水田地帯

洗面タライで暴れた犬
レトルトカレーの夕食
ヒールの減ったワークブーツ
音もなく流れる涙の味

さよならセカイ
もう眠たいよ
明日約束しよう
ヒントはまだ十分じゃないよ

端っこに座った君
うまくバランスの取れたシーソー
上手に並べた星座
毛布とココアを持って

さよなら ばいばい セカイ
簿記とTOEIC受けます。

気晴らしに小説書くかもしれないけれど、たぶん書かないのではないだろうか。

一応文学会新人賞が6/30なので、それは視野に入れたいけれど。

心落ち着かないだろうな。。。
若いシェフがいた。
もちろん若いので怖いものなんかなかった。彼には夢があった。世界一の料理を作ることだ。
世界一の料理を作るためには世界一の食材が必要だ。そして自分も世界一の腕に磨くことが大事。

恐れを知らない彼は旅に出た。

各国の市場という市場をとにかく漁り、目に付いたものは全て食べた。
世界の名だたる料理人には教えをこうことは出来なかったが、名の広まっていない様々なジャンルの料理人のもとについて腕を磨いた。

彼は年を重ねた。
当初の目的は世界一の料理を作ることだったが、いまは世界一の料理人になることだ。
誰かの下につくこともなく、自分の味を誰かに受け継がせるほどになった。
そして世界一とはなんだろうと考え始めるようになった。

地位

権力

名誉

財産

幸か不幸か彼に家族はなかった。
そんなわけだから、旅を再開することにした。世界一を探す旅。