ヒカリエに行きたい -10ページ目

ヒカリエに行きたい

ラーメン食べたい

はじめて正式名称を口にしたかもしれない。モンハンもんはんって言ってるからねえ。


ということで、モンハン買いました。やってます。サルかってぐらいやってます。

大剣の使用回数が120回を越えたあたりで双剣とハンマーに変えました。効率がよいんだもの。


あまりにやりすぎて、村クエ4をクリアして、エンドロールが流れました。

それはそれは今回のグラフィックも神がかってます。とにかく絵が綺麗。

2Gのムービーでも度肝を抜かれたんですが、今回はさらに輪をかけて綺麗だなあと思いました。


てか、レグザで大画面ハントやるつもりだったのに、まだ不良品の交換がされていません。

もう不良テレビを回収されてから15日経ってるんですけど。

ヤ○○電機は対応が駄目すぎるぜ全く。


ということで、ハントもそろそろ一段落つく頃です。

今回思ったこと。


・双剣強すぎ。

・ハンマー強すぎ。

・てか、貫通要素あるものが強すぎ。

・防具が頑丈すぎ。裸プレイで死にまくったのにジャギイ装備ですら死ななくなった。

・ナルガ武器はチート級の使いやすさ。

・物欲センサーは健在だった。


という感じかなあ。

何はともあれ、今年もあと少し。ハントはほどほどにして、色々やらなければならないことをこなしていきましょうかねえ。


でも友達の時間あいてたら、ハントやっちゃうんだよなあ・・・。

普通に天候の話なのですが。


いかにも雷鳴を連れてきたって様相の雨雲がもう黒いこと黒いこと。

なんだろうね。

道行く人々も冬の装いで、コートが黒いこと黒いこと。

何一つ鮮やかなものが街に見つからない。

それが冬だというなら仕方ないが、せめて女子にはもっと鮮やかな色彩の装飾を身に纏ってほしいなと思います。

白か黒かみたいな選択は常に無難な黒を選びがちだけど。

そして男受けする冬服の定番はだいたい黒ブーツだから、それにあわせたコーディネートだと思うんだけど。

もっと、明るい色にしてほしいなと思う。


さておき。


とにかく暗くて寒くて、ここは井戸の底かって思うほどじめじめしてて。

村上春樹ねじまきどりクロニクルを思い出せるほど。

そんで、働いてるときにふと窓の外を見ちゃったりなんかすると、この世界はどうなるんだろうと暗くなってしまう。

もし、太陽がなくなったらこんなもんじゃすまないんだろうけど。

仮に大災害で電気がなくなったらこんな薄暗い町を歩かなければならないんだと気が重くなった。

まあ、帰り道は車だったので町を歩くことはなかったんだけれど。

それにしたって暗雲というか、暗澹というか、暗いのは憂鬱だ。


大きな通りでは白い社用車ばかりが走っていて。

トラックが走っていて。

乗用車はあまり見かけなくて。

歩行者は先ほど述べたとおり、モノクロ基調のうつむき人たちが闊歩していて。

クラクション一つでもあれば活気が感じられるだろうけど。

完全に死んだ町。

電車が通るときだけ少しさわがしくて。

でもその中にはほとんど誰もいなくて。

電車の窓越しに向こう側の風景を一瞬だけ確認すると、寂寞感が蛍光灯で焙り出されたように突出してくる。

このまま世界は死んでいくのだろうか。

こういう時、どこにいけば活気はあるんだろう。

笑いや大声や笑顔はどこにいけば。

目を閉じて音楽を聴く以外に方法はないのかな。

お笑いDVDをレンタルしてくるしかないのかな。

だとしたら、よほどこの地域の人々は寂しい人ばかりなんだろうな。


踏み入れた布団はひんやり冷たい。


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かじか汁製作中。


灰汁のおおきこと、この上なし。


でも、いい匂いがしとる。


うまいだろうな。


うまくないわけがない。


特に、オレンジの肝・・・。



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バフェットの名言




金は人を変えない。


金は人の本性を浮き立たせるだけである。




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締め切りがないからってダレてたら死にたくなる。


イベントごとは少ない方がいいね。

それぞれがそれなりの愛をお互いに出し合うから信じあえるのであって。

それがないから、金がものを言うわけで。

金は誰も裏切らないよ。



ぼくは大学時代に地域通貨というのを勉強していた。

それは、地域にしか使えない使えないものだ。まあ、名前からしてそうだろう。


あ、今日は妄想話じゃないから。

講義です、どちらかと言えば。


地域通貨とは、その地域の中でしか使えない通貨。元々、地産地消の促進をはかるために生み出されたものだ。なぜそんなことをするかというと、地元の人が地元のものを安値で買えば、さらにそれに手を加えることで色々なものが作れるようになる。

例えば、漁業の町なら魚を買ってきてソーセージを作ったり、畜産主体の町なら肉を買ってきてハンバーグを作ったり。それを、地元以外のおもに観光客などに提供することで外貨を流入しやすくするというシステムだ。物々交換以上、現金交換未満、商品券で買い物するっていう認識に近いかもしれない。


高齢化社会が蔓延しつつあるその町で地域通貨システムが取り入れられた。

雪国じゃないと想像できないかもしれないが、雪が降ると玄関戸の外に雪が降り積もって家から出られなくなることもある。そういう時は役場が出動する。

しかし、戸別の屋根の雪下ろしや、雪の日の買い物は老人には重労働になる。民間の介護システムで全世帯をカバーすることが難しいということでボランティアの促進をはかるために導入された。子守りや、犬の散歩にまで使用できる。

子どもにお菓子を振舞ってお使いを頼むような気軽さを取り入れたかったのだと役場で聞いた。ボランティアに対して、現金をつかませるのはあまりモラルがよろしくないのではないかという事。

その仲介役は役場がしていて、派遣業のようなかたちで執り行われる。


役場で概要を聞いたり、商店街ではどういう使われ方をしているのかを調査したり、街灯インタビューをした。


結果、地域通貨はほとんど使われていなかった。


なぜか。


地域通貨を利用したとしても、手伝ってくれた人にご飯を振舞ったり、お土産をもせたりと、現金を与えるよりも気を使うという反応があったからだ。

つまり、結局地域通貨があってもなくても気配りが必要だったのだ。

ただ、小学校の授業でボランティアをさせるときなど、子どもと老人の縁を結ぶ導入としては多少は効果があったという。しかし、その後継続して交流があるのかどうかは調査できなかった。


このことを通じて、町規模では役場以上企業未満の福祉というものの厳しさを知った。何度か福祉施設みたいなものもできたらしいのだが、存続にはいたらなかったという。また、近年郊外に大型スーパーが出店し、有料で商品配達もされるようになった。これによって利用目的のかなり大きな部分を占める部分が解消されたのである。


もう一つは、繋がりというのは愛と金のどちらかしかないのではないかということだ。こっちは論文には書かなかったけれど。僕はどちらも否定しない。愛をウエット、金をドライとするならば、その使い分けはでてくると思うが、別にそれが悪いことだとは一つも思わない。これが混ざってるのが危険だとは思うが。愛に関しては反する憎悪というものがつきまとうから、それを経て金へシフトすることも考えられるだろう。このバランス感覚が一番人間の本質を問われるような気がする。もちろん日々変化するだろうけれど。相性もあるだろうし。


僕は金がないので愛を振りまき続けている。それしかないんだもの。

傷つきたくなきゃ金の関係を続ければいいし、これ以上関係をもちたくないなら縁を切る。

人生は長いようで短いから、できるだけ自分のことを好きでいてくれる人と多く接したい。

平気な顔でメシ食って。

平気な顔で汚してって。


何をかっこつけちゃって。


いろんなもの殺してるくせに。

いろんなもの奪ってるくせに。


馬鹿が一体なにをどうやってこんなあんなどんなことしたってもう駄目だってなってなんて言って泣いてばっか。

誰が何をどうやってそんな風に教えたの教えてよ馬鹿だから誰のことも何もわかってないんだよ。

妄想の競争社会示唆され今日早々に衝動抱え込んだまま行動不能制御できません馬鹿ばっかどうしようっていうんだろう。

因果応報に従って漫然とした毎日で教授した教唆の劣等感もうどうにでもしてよって思ってばっか馬鹿集めたここで歌うよ。


たかが一度されど一度この尊い人生なんて(笑)

一笑に付して一蹴にしちゃったって棒にも当たらない犬みたい。

捨てるだけの人生があるとするならもっと大胆な行動すんの?

ゲームオーバーの後の穴の中で泣いてる僕が、走り続けているボクを見てんだよ。

あれもこれもそれもどれも欲しがったって結局最後はお釈迦様。

はいどーも。あらどーも。いやあ最近調子よくって困っちゃうなあははは。

自分自身に対して優越感を感じるような未来に唾。


結果ひがみ根性の塊になっちゃって老いちゃってそこで数々の後悔とともにいろんな懺悔聞いてくれって。

誰も何もちょっとまともなもっともらしい顔してきっと一つしかないちっとも役に立たない答えで言うよ。

「頑張ったね」

うるせー。馬鹿にしやがって。もうどうにでもしてって思って泣いて怒ってそれでも笑って。

嫌なことしなきゃ前に進めないよ。もっと嫌なことを僕に頂戴。ねえ。

癖になった自分自身を蔑むことの魅力をもうどうしたって好きになっちゃって笑い飛ばすのは自分だけで。

本当の自分を見てくださいだって自分隠したの自分のくせに。

変身ベルト腰に巻いちゃって妄想の仮面交互にかぶせ「矛盾きらい」「矛盾好き」んなこと勝手に思ってろってここで歌うよ。


たかが愛だってされど愛だって一度だって信じてない(笑)

そのくせ上辺の美味しいクリーム指でそっとかっさらっていくんだ。

良薬だって毒薬だって異物なんだってわかったら。

用法だって容量だって守ったって意味ないんだよ。

無意識ゆえに野菜だって魚だって肉だって食べてるように誰かの作った悪意満載粉飾たっぷりの言葉だって食ってる。

だからもっと良質なたんぱく質と言葉が欲しいんだよ。ねえ。もっと欲しいんだよ。魔法かけてよ。たっぷりかけてよ。もっとかけてよ。ねえ。


ねえ。

若い頃は愛も必要だけどお金も大事って思ってたけど、最近は愛だけでなんとか生きていけるような気がしている。



お金を稼ぐのはセンスかもしれないけど、生きていくのに必要なのは誠実さだけで十分だと思う。



でもさ、デートで美味しいもの食べたいよなあ。

ちょっとだけ暖かくて、長袖と帽子がとっても似合う季節のころだったんだ。


ズボンの裾をひきずってくるせに、チェックシャツに黒いハットでカッコつけて歩いてた。何もかも面白くないなって思いながら近所の小さな橋の上でメンソールに火を点けて何とはなしに空を眺めたときだった。

見慣れないものが空を飛んでいた。

ぽっかり口をあけ、慄然とした。煙草は火の粉をあげて地面で爆ぜた。


最初は自殺者かなと思った。人間だと思うぐらいに、とにかく大きかった。そして影だとおもった。

だけど、理解した。そいつが一言鳴いたからだ。野太くて、腹にずっしりと響く。死ぬ人間がそんな太い声を出すなんてことはないだろう。


コンドルだった。


いや、ハゲタカなのか、アホウドリなのかはよくわからない。恐らくコンドルだった。

コンドルは2つ鳴くと僕の真上を旋回し始めた。そして、汚い声をあげながら時折急下降して威嚇してきた。肩口にベットリと白い糞をつけられた。


「嘘だろ・・・。」


攻撃の態勢と受け止められうる威嚇を何度も繰り返しながらぐるりと旋回を続ける。頭がはげあがっていて、全体的に焦げ茶の毛に覆われながら、首元に白い毛で大きなブローチをつけているように見える。

てか、なんでコンドルがいるわけ?せめて鷹とか鳶だろ。コンドルって。コンドルは夕陽に向かって飛んでいくもんじゃねぇのかよ。何をどう間違えたら人を威嚇するんだよ。

30メートル向こうでは電車がいつも通りに通過していく。橋の上は遮るものがないから電車の音がうるさい。時間が昼時なのもあって、乗客はまばらで立っている人は少ない。そして、誰もこっちを見ていないようだった。コンドルが飛んでるんだぜ?もし僕がお前らの立場なら窓辺で携帯握って写メとってるぞ。そんで、たいして言うことも聞かないくせに飯をおごるって言ったときにだけ喜ぶ後輩に自慢してやるはずだ。コンドルだぜコンドル。


そうか、携帯だ。

僕は素早く右ポケットに手を突っ込む。あせるな、落ち着け、相手は人間じゃない。ポケットに手を突っ込んだぐらいで襲ってくるような小ざかしい生き物なんかじゃない。履きなれないズボンのせいですこしもたついたが、携帯を取り出した。

よし、電話をかけよう。


・・・。


誰に?


冷静に考える。

僕は誰に救いを求めればいいんだろう。相手はいつ襲ってくるかもわからないコンドルだ。今にも襲いかかってきそうな感じがする。さっきから涎がぽたぽたと滴ってアスファルトに水玉模様を作っている。

警察か?いや、信じるはずがない。過去に自分の車を囲まれるように路上駐車されたときも警察を呼んだが、要請から1時間後にやってきた。それじゃあ遅すぎる。

友達か?昼時のこんな時間帯に急いで迎えに来てくれるような奴はいないだろう。

それ以前に、誰がこんな話を信じるだろうか。

僕が逆の立場なら話にのったとして、迎えには行かないだろう。いくら切羽詰った演技をしていたとしても・・・だ。

電話は無駄なのだろうか。いや、誰かの声を聴くことで少し落ち着くかもしれない。何よりも、この状況が現実だと限らないし、電話の向こう側にいる人のほうがこの状況よりは現実的じゃないか。


よし。


短縮ダイヤルの4番に親友と呼べるやつの番号が入っている。


「もしもし。」

「もしもし。僕だけど。」

「おお、久しぶりじゃん。元気か?」

「ちょっと聞いてくれ。こういう時、たいてい僕が相槌をうち続けてゲームオーバーになる。そういうもんだ。」

「何のことだよ。」

「まあ、とにかくまず話を聞いてくれ。ああ、ありがとう。よし、いいか、単刀直入に言う。僕は今、コンドルに襲われてる。」

「うん。」

「で、どうしたらいい?」

「うん。意味わかんねえな。」

「いや、僕が一番意味わかんないから。なんでコンドルに襲われなきゃならないんだよ。」

「ショー?」

「そんなわけないだろ。」

「なに、今どこにいんの?」

「近所だよ。さかえ橋。ほら、年末二人で飲んで帰ったときに一緒になって川に吐いたあそこだよ。」

「はいはい。ああ、懐かしいな。」

「で、さっきコンドルが出てきたんだよ。」

「なんでコンドル?」

「知るか。知ってたら対処のしようもあるわ。」

「まあいいけどさ。で、何?でっかいの?」

「でかい。人間ぐらいあると思う。」

「今どうなってんの?」

「ああ、上でグルグルまわってるわ。ほら、な、いま鳴き声きこえただろ、な。」

「聞こえないから。ちょっとハンズフリーモードにしてみ。」


僕は受話器を耳から離し、ボタンを押した。


「な、な、聞こえるだろ。」

「どこのじいさんだよ。」

「ちげぇって。ほらほんとなんだよ。」

「わかったわかった。仮にそうだとして、俺にどうしろって?」

「わかんないよ。一人じゃわかんないから電話したんだよ。」

「あいにく車ですぐ迎えに行ける状態じゃないし、どうすればいいかなあ。」

「ちょっと、マジで頼むよ。」

「まわりに誰もいないの?」

「いねえよ。車も一台もこねえし。電車が通過したぐらいだよ。」

「うーん。困ったな。」

「お前が困ってどうすんだよ。泣きたいのは僕のほうだよ。」


電話越しに途方に暮れる男二人を嘲笑うかのようにコンドルは鳴いている。そしていよいよアタックを開始し始めた。


「あ、おい、きてるよ。帽子に足があたったよいま。もうヤバイって。」

「なんか武器ないのかよ武器は。」

「ライターぐらいしかない。あと、財布。」

「銭投げしろ銭投げ!」

「きかねえよ!」

「とりあえずライターで威嚇しておけばいいんじゃない。動物は火が苦手だろ。」


言われたとおりジッポに火をつけたが、悲しいほど火は大きくならない。しかし、それをいっぱいに伸ばした腕を振り回す。嘲笑う声が空から聞こえる。


「警察呼べば?」

「どうやって信じてもらえばいいんだよ。」

「まあな、さっきから全然俺にも聞こえてこないからな、鳴き声。」

「おい、いまさらになってまさか信じてないのかよ。」

「まあ百パーセントかって言われたら、違うけど。」

「いや、マジだって。マジだから。嘘だったらお母さんのストッキングはいて、そのうえ短パンで町内一周してもいいぐらい本当なんだってば。」

「そんな趣味あんの?」

「ねえよ馬鹿やろう!」


怒りに任せて電話をきってしまった。

コンドルはけたたましい叫びをあげている。お気に入りのハットが糞まみれだ。バカヤロウ。もうどうにでもなれよ。こんな世の中も、コンドルも、あいつも、僕も、もう全部バカヤロウだ。僕は走り出した。最寄の建物までは5分ほど走り続けなければならない。しかも最悪なのはそこがスタバなのだ。しかも僕が2ヶ月前まで勤務していたスタバ。ええいもうバカヤロウだ。なんにも怖くなんかねえんだよ。糞まみれの姿でトールアドショットアーモンドキャラメルマキアートでも頼んでやるぜバカヤロウ。


しかし野生の動物というものは動くものには敏感で、すぐに頭めがけて攻撃を仕掛けてきた。けつまずく僕。やばい。のしかかられたら終わりだ。見れば見るほどコンドルはでかい。二メートルはある。僕が昔プロレスラーと握手したとき、彼の身長と体重は百八十三センチ、百三キロだった。コンドルはゆうにそれを越えているようだ。慌てて地面を掘るように素早く手を動かし態勢を立て直そうとしたのもつかの間、ついにコンドルはのしかかってきた。

ああ、終わった。走馬灯が流れ出した。高校に入るまで、お年玉は親が預かるという名義ですべて回収していたなあ、あれ返してくれないよね。とか、門限破って家にはいれなくて泣いてたらお隣さんが家にいれてくれて、自分のうちじゃ考えらないうまい焼肉を食べさせてくれたから月一回で同じことををわざとやってたこととか。


目を閉じた瞬間だった。近づいてくる車の音。はっと目を見開いた。最後の大声で助けを叫ばなくては。そのとき、車の方から大声がした。


「待たせたな!」

「ああ。やっときた・・・。」


車を急停車させ、助手席でコンドルを強く殴りつける。

「乗れ!」


蜘蛛の糸のごときその助手席のシートを目指し、ほふく前進した。腰に力が入らない。それでもようやくたどり着くと、親友は車を発進させる。


「シートベルトしろよ。」

「無理だ、力がはいらない。」

「まったくよ。写メとればよかったよ。課長から早退理由を何度も聞かれるから、友達をコンドルから救いに行きますって言っちゃったよ。明日から完全にキチガイ扱いだ。」

「悪いな。」

「まあいいよ。本当にコンドルだったんだし。嘘は言ってない。」

「ああ。」

「あんなとこで、なんか用事があったのか?」

「いや、なんもなかった。散歩してただけだ。」

「そうか、じゃあカラオケでも行くか。」

「ああ。」


かくして男二人で向かったカラオケルームで、中盤の盛り上がり曲『YAH!YAH!YAH!』を歌う頃にはコンドルのことなんて忘れて夢中になっているのだった。ただ、帰るときにやっぱり帽子も服も糞まみれだったので、とてもげんなりしてしまった。このタイプの帽子ってクリーニングできたっけ。そんな事を考えながら今日もまた日が沈む。