今日はサントリーホールで、ソワレ。マクシム・エメリャニチェフによる指揮で、リムスキー・コルサコフの「ロシアの復活祭序曲」、「シェヘラザード」。セルゲイ・ナカリャコフを迎えての、アルテュニアン「トランペット協奏曲」。
↑、マクシム・エメリャニチェフ。背の高い2枚目ですね。でもなんか動きはキモ可愛い感じの人でした。ヨーロッパではそれなりに話題のある人、みたいな感じなんですかね?古楽とモダンのオケで評価されている、という解説がパンフにはありました。
前半は結構良かったです。ロシアの復活祭序曲は、新鮮で、音色も美しく、後半の盛り上がりも、軽快なスピード感ながらごちゃつかず、充実していました。
アルテュニアンは知らない作曲家で、トランペット協奏曲というのも初めてです。アルメニアの作曲家ということらしいです。聴きやすい曲ですが、そんなに感動は深くない曲でした。
アンコールで、ナカリャコフがG線上のアリアをやりました。伴奏をエメリャニチェフが、チェンバロでやります。エメリャニチェフはピリオド系の出身らしく、演奏もあっさりしています。
↑、セルゲイ・ナカリャコフ。こちらも背の高い、ダンディーな2枚目でした。このアルテュニアンの曲が今日一番の盛り上がりでしたね。
メインのシェヘラザードですが、これは良くなかったです。聴いていて、久しぶりに、眠気が襲ってきました。後半はぼんやりして、目をつむると若干意識が飛びそうになり、必死に我慢。
濃いロマンティックな味付けの、シェヘラザードにピリオド系のアプローチが合わずに、何だか「ただ演奏しているだけ」、みたいに聴こえました。またこの指揮者はまだ36歳だということもあるのかもしれませんが、曲全体で見通しがあるようには聴こえませんでした。そのせいで、場当たり的な響きに聴こえ、序曲では美しかった響きも、ラフな響きとなり、あんまり気持ちも良くなかったです。即物的な演奏だな~、という感じですね。そうなってくると、本人の持っている音楽性みたいので、面白く聴こえる時もありますが、そういうセンスも、残念ながら感じることもなく、自分はかなり退屈しました(ツイッターは褒めてる人多いけどね)。
それなりに響くのですが、感動する部分が全くなく、イマイチ、というところでしょうか。前日のシューベルトのグレートは、良かったみたいな話は聞いたので、運が悪かったのかもしれません。
同じ曲を、同じオケで2年前に聴いています。
指揮はセバスチャン・ヴァイグレで、かなり良かった記憶があります。ヴァイグレは聴かせどころを知っていて、余裕もあり、美しい演奏でした。エメリャニチェフをヴァイグレと比べるのも可哀そうですが、やはりかなり差がありますね。
あと9月に来日予定だった、エレーヌ・グリモーがコロナに罹患して来日できず。ミューザ川崎のチケットを買っていたので、かなりショックです。
ベートーヴェンの30番を聴けると思っていたのですが、残念です。生でどんな音がするのか、知りたかったです。これは悔しいです。



