インバルのブルックナー |  ヒマジンノ国

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12月14日。エリアフ・インバルの指揮で、ブルックナー交響曲4番を聴いてきました。やっとブルックナーを聴けると思って喜んで行ったのですが・・・。

 

パンフレットを見て知ったんですが、今晩は、ブルックナー4番の初稿の演奏・・・?

 

ああ・・・そういえば!!

 

エリアフ・インバルが初稿信奉者なのをすっかり忘れていました(コンサートに行くと、自分はこんなんばっかりです・・・)。

 

ブルックナーの交響曲、3番4番8番の初稿は推敲の度合いが低く、音楽の文脈がちぐはぐで、メリハリがありません。そのため、音量はあっても、音楽の立体感が弱いんですね。まとまった感動を得にくいんです。要は改訂版の方が優れているということ。ただ、最近は初稿版を指揮する人も増えています(何でかね?)。その中でもエリアフ・インバルは初稿版を世に広めた張本人でした・・・(;^ω^)・・・ということを忘れていました・・・。録音も持ってます・・・。

 

ただまあ、インバルはブルックナーの演奏は得意なので、演奏自体は大変な名演でした。すごい迫力で、演奏後も再三のカーテン・コールに、「ブラボー」も連呼されていました。それだけの内容だったと思います。80歳を超えた人物とは思えない元気ぶりと迫力。

 

個人的には第3楽章が良かった。改訂稿とは全く違う内容で、曲調は知っていましたが、実演で聴いて、あんなに迫力が出るものかと思って驚きました。雄渾で崇高な内容になっていました。「ああ、ブルックナー聴いてる」と思った瞬間でした。この3楽章のスケルツオの終わりぐらいから、4楽章の初めぐらいまでは非常に感動して泣きそうになりましたが・・・。「やばい」と思って我慢。

 

結局、改訂版聴きたかったのを除けば、大満足の出来でした。

 

・・・ということで年内のコンサート鑑賞もこれで終わりです。

 

ウーン、サイモン・ラトル、アンドリス・ネルソンス、クリスティアン・ティーレマンのいずれかに行きたかったのですが、結局タイミングが合わず・・・。自分は、ティーレマンの演奏日には徹夜で仕事をしていました・・・(来年50歳やぞ!)。行った方々の感想を読んで羨ましいと思うばかり・・・。くちょ―。

 

今年行ったコンサートの回数はオペラを含めると、8回ですね。月1もいけませんでした。仕方ないね。

 

1番印象に残っているのは高関健氏のマーラー7番ですかね。やっぱり大きな箱ならガンガン鳴らす曲が聴きたいです。結構豪快に鳴ってました。

 

オペラは「椿姫」は涙ぐんでばかりで素晴らしかったです。「薔薇の騎士」は人気があった公演のようでしたけど、出演者が日本人ばかりで自分は懲りました。日本人ばかりだと学芸会みたいな感じで、ちょっと自分には厳しいかも。最近流行のポリコレでもないですが、こういう意見はダメかもしれませんけど・・・主役級の半分以上は外国の出演者でないと、ビジュアル面ではオペラは厳しいです。

 

「薔薇の騎士」のアンネッタ・ダッシュは舞台姿が素晴らしかったです。うるさいことをいえば、マルシャリンを歌うにはちょっと直線すぎる声質でした。ですが、彼女を聴けただけでも満足ですかね。その点だけは良かったです。

 

 

来年はブルックナーのリベンジと、ショスタコービッチを実演で聴きたいです。