LPを洗う |  ヒマジンノ国

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LPを水洗いしました。

 

AltusのチェリビダッケのLPに入ったノイズが気になって仕方ないので、2度ほど洗いました。ノイズが完全に消えるわけではないですが、音は良くなりました。洗って音が良くなるなんて、CDを聴いていた時に比べると、少し不思議な気がします。

 

最近ブルックナーは聴かないんですが、久しぶりにブルックナーを聴いて良かったと思いました。ブルックナーは昔好きだった分、聴きすぎて、今となっては食傷気味になってます。

 

この作曲家の音楽に対して自分は、勝手な妄想で、「水晶」のイメージを持っています。青白い感情の、半透明の透ける世界観が好きでした。チェリビダッケの演奏を聴いて、久しぶりにその感覚が戻ってきました。弦の音色も管の音色も、決してどぎつくなくて、柔らかさがあります。

 

第5のフィナーレの結部は壮大なコラールですが、聴いているときはこれほど偉大な音楽も珍しいと・・・思えるものです。

 

賛歌なんですね。

 

神への賛美なのか、この世界への賛美なのか分かりません。しかし、歓呼の感情で「この世の全てを受け容れよう」という、その思いには頭が下がるものがあります。

 

 

グラモフォンのLPを中古や新品で幾つか揃えたんですが、中々良いと思えません。音が良くない感じがします。昔、カラヤンのトスカをCDで聴いた時は胸をときめかしたものです。

 

このトスカはカラヤン流の厚化粧の演奏ですけども、内容に良く合うと思って聴いたものです。黄金の響きが夕映えを思わせるような美しさです。

 

しかしLPはドイツ製の中古ですが、音がこもってる気がします。

 

 

唯一比較的満足したのが、古めのカラヤンの演奏した第9です。1枚のカッティングで、第3楽章は途中で盤を返さなければなりません。しかし、音は前に出てきます。

 

これも2度洗いました。

 

輝く音色の中に、ベルリン・フィルの各パートが絡み合う様子は美しいですね。

 

颯爽としながら、厚みのある合奏は、「ああ、カラヤンだ」と・・・。

 

爽やかなベートーヴェンですが、これも明らかにベートーヴェンです。ケレン味のない迫力と、豪奢に響くカラヤンスタイルのベートーヴェンです。

 

何か、しきりに懐かしくなってしまいました。

 

 

ある方の紹介でLP関連の書籍を購入しました。もう廃刊になっている書籍で、古本でも原価より高い値がします。

 

日本のLP受容の歴史と優秀録音のディスクを綴ったもので、緻密な内容です。充分に復刊する価値があると思いますが多分そうはいかないでしょうね。中身は相当に面白いです

 

 

自分1人ではこの本の存在に気付くことはありませんでした。紹介していただいた方に、改めて感謝いたします。m(__)m

 

ありがとうございました。