ロード・オブ・ザ・リングス2 |  ヒマジンノ国

 ヒマジンノ国

ブログの説明を入力します。


長谷磨憲くんち


<二つの塔>


ロード・オブ・ザ・リングスの第二部で2002年の作品。

物語は離散したフロド、サムと旅の仲間達を中心に、アイゼンガルドに住む白いイスタリ、サルマンとの戦いを描く。


<あらすじ>


この第二部の「二つの塔」ではかつて不死の国から中つ国を導くために派遣された五人のイスタリ(魔法使い、あるいは賢人)の一人の没落が描かれる。

そのイスタリこそは、白のサルマンで長い年月をかけ、サウロンを滅ぼそうと努力を続けた彼だったが最後はサウロンに魅入られ、魔王の奴隷となってしまっていた。


長谷磨憲くんち

はたして力のあるサルマンとサウロンが手を組み、中つ国を自らの支配化におこうとその邪悪な力をふるうのである。

_________________________


_________________________


映画では珍しいことだが、前作「旅の仲間」で物語は次回作へと完全に引き継がれた。「ロード・オブ・ザ・リングス」以外にも連作になる映画が他にもあるのは確かだが・・・それでもそうした作品は一作ごとのまとまりは割合とあるものだ。


しかし「旅の仲間」は物語が完全に尻切れトンボで終わってしまう。だからこの映画について原作に対する知識のない人や素直にこの世界観に入れない人は、この映画を観てその内容を訝しがる人も多かった。

_________________________


_________________________


その前作「旅の仲間」の後半で描かれたのは、裂け谷で構成された旅の仲間が離反していく場面だった。


長谷磨憲くんち

長谷磨憲くんち

実際・・・「支配の指輪」は内在している恐ろしい力を発揮し始めていた。


指輪は旅の一行を危険の多い場所へ追い込み、あるいは旅の仲間の欲望を利用し、何とか自ら本来の所有者であるサウロンの元へと戻ろうとしていたのである。


そのため指輪は人間族のボロミアの欲望をあおり、裂け谷のエルロンドの館でまとまった旅の仲間の結束に亀裂をもたらすことに成功していたのだった。


また、「黒い杭」といわれるモリアの深い坑道では灰色のイスタリ、ガンダルフが深々と裂けた絶壁の橋の上で暗黒のメルコールの召使であるバルログと戦い、その「力強き悪魔」と共に奈落へと落ちてしまうのである。


長谷磨憲くんち

旅の重要人物であるガンダルフを失い、なおかつラウロスの大瀑布でウルク=ハイの一団に襲われた旅の一行は人間のボロミアまでを失い、結果、フロドとサムを別行動にさせるはめになる。そのため、本来の目的から外れた者達は、旅の仲間がばらばらになったために、自ずと各自の役目を自覚せざるを得ないことになっていく。


こうして俗世に身を落としていたドゥネダインのアラゴルンも自身の役目を悟り、フロドとサムと別れることになる。そして、友人のエルフのレゴラスとドワーフのギムリを伴って、ウルク=ハイにフロドの身代わりとしてさらわれたホビット族のメリーとピピンを救うべく、長い追跡の道程を行くのだった。


長谷磨憲くんち

長谷磨憲くんち
_________________________



_________________________


遂に旅の最も重要な部分である、指輪をモルドールで破壊するという使命はフロドとサムの二人のホビットに、秘密裡に託されることとなった。


アラゴルンらと別れ、自らの道を行くフロドとサム。


長谷磨憲くんち

彼らはその旅の途中で、かつての指輪の持ち主であるスメアゴル、今ではゴラムと呼ばれる惨めな怪物に襲われるが、逆にこれを捕え、二人はその薄気味悪い姿にゾッとする。しかしフロドはこの哀れなホビットに同情を覚えてしまう。


そしてやむを得ず、彼らは自分達の道案内としてこの薄気味悪いホビットを手なずけることになる。


長谷磨憲くんち

始めは九人いた仲間も、最後には二手に分かれ、一方は囮として、あるいはサウロンと結託したサルマンから人々とローハンを守るため命がけの戦いに身を投じていく。


そして、とうとうヘルム渓谷の馬鍬砦で人間達のローハンとサルマンのアイゼンガルドの軍が激突、血で血を洗う戦いが繰り広げられるのである。


長谷磨憲くんち


長谷磨憲くんち

_________________________


_________________________


二つの塔が一体何を指しているのかは諸説あるところだが、一般にはアイゼンガルドのものとモルドールのサウロンのものといわれている。

この二つの塔に代表される二つの邪悪な存在が中つ国を自らのものとしようとしているのである。


長谷磨憲くんち


長谷磨憲くんち
_________________________


映画版は馬鍬砦の戦いが中々の迫力で面白かった。

僕は映画を観る前から話を知っていたわけだが、それでも手に汗握る展開だと思ったものだ。

_________________________


_________________________


この「二つの塔」の章の終わりに映画版と小説版の違いについて簡単に触れておこう。


違いは色々あるがここではサルマンの死について書いておきたい。映画版では割とあっさりと死んでしまうサルマンだが、小説版では彼はなかなかしぶとく生き残る。


小説には映画にはない「ホビット庄の掃討」という章がある。

ここにはサウロンを倒し戻ってきたフロド、サム、メリー、ピピンがホビット庄の異変に気付き、その原因を探るお話だ。


そこにはアイゼンガルドの塔をうまく逃げ出したサルマンがいたというお話。


・・・サウロンが滅んだ後もホビット庄で悪さをしてホビット達を苦しめていたというわけ。結局最後はグリマに殺されてしまうんだけども・・・。


そこには半神のマイアール、そしてイスタリという高い身分で必滅の世に渡ってきたはずのサルマンだったが、自ら権力を望んだせいで惨めな死を遂げる悲しい話が描かれている。