日本在住の先生とオンラインで行っているピアノレッスンでは、大体三曲に同時進行で取り組んでいる。

 

前々回のレッスンからの宿題は、ピアノ練習ラジリテー第一番、ベートベンピアノソナタ第19番ト短調一楽章、バッハインベンション第六番だった。そして、前回のレッスンで見てもらったのは、ラジリテー第一番とベトソナ。

 

ラジリテー第一番は、主にハ長調のスケールを右手で弾き、左手は和音でハーモニーを奏でる。途中にスケールがト長調になったり、左手でスケールを弾き、それを伴奏として、右手で二声のメロディーを弾くところ、左手の一声のメロディーと右手のハ長調のスケールの伴奏と言う箇所が、少々あるけれど、そんなに難しい曲ではなく、レッスンで見てもらうのは初めてだったけれど、無事に合格となった。

 

そして、ベートベンのソナタは、前に見てもらった時に、どうしても弾きづらくて、色々と話をした結果、使っている楽譜を変更(音符の大きさが大きく、余白もある楽譜にした)そして、左手のドソミソというような伴奏がヘ音記号の五線譜なのに、ト音記号の音域の音を弾く所では、罫線が何本もあり、その罫線が繋がって見えることから、五線の一番上の線がどれだか分からなくなり、混乱するという事があったので、五線の一番上の音に色鉛筆で色を付けたら、弾くスピードと楽譜を読むスピードを揃えることが出来、弾きやすくなった。

 

お陰で、レッスンでは、弾きづらいところの運指の見直しなどはなく、おざなりになっていた、音符や休符の長さを、正確に、楽譜通りにすることと指摘が入った。そして、私は、自然な抑揚をつけて弾いていたのだけど、ベートーベンでは、そういう弾き方はしない、ピアノと書かれている所はずっとピアノで、抑揚したくなる気分を押さえて、フォルテやスフォルツァンドで、押し殺していた気分を開放するそうで、その為に、ディナミクの見直しをした。まだ、すらすらと弾けないところもあるけれど、後は反復をするだけなので、とサクサクと、少々調子抜けする感じで、ソナタも合格となった。

 

そして、インベンション6番は、私が練習に飽きたので「もう、飽きたので、他の曲にします」と宣言。次は13番イ短調に取り組むことになった。

 

ソナタの方は、2楽章をしても良いし、他の曲でもよしとのことで「考えておきます」と言ったけれど、今のところ、2楽章に取り組もうかと思っている。私はロンドは、何度も同じ主題が出てくるので、弾いている途中で、飽きて嫌になってしまうので、好きではない。しかし、ベトソナ19番の二楽章は、嫌になるほど主題が繰り返されるわけではないので、2楽章をやってもよいかなと思っている。

 

ピアノの練習ラジリテーは順番通りに進むので、次は2番が宿題となり、今回のレッスン後は、三曲の新曲に取り組むことになった。そして、先日、来年の私のピアノ教室での発表会に向けての曲も決めたので、そちらも入れると、来月は4曲の新曲の同時進行となる。まあ、どれも譜面づらが難しくはないので、どうにかこなしていけるだろうと考えている。

先日、レッスンの為、チェロの先生のお宅を訪ねると、円盤型の家庭用お掃除ロボットが忙しそうに働いていた。先生の家では、コリー犬のような毛の長い大型犬を飼っていて、レッスン中もアパートの中をうろうろしているので、アパートの床やソファーの上は、いつも犬の毛だらけだった。しかし、この日は、お掃除ロボットの活躍で、床に落ちている犬の毛の量は、ほんの少しだけだった。

 

我が家では、犬は基本的にお庭で過ごすことになっているけど、最近は保育園とかお泊りに来るワンコ達も増え、今までより、家の中に犬がいることが多くなった。実は、私も旦那も犬アレルギーもちで、犬が家の中にいる時は、換気をしているけれど、それでも、目鼻が痒くなることもしばしばあるし、タイル敷の床には、犬の毛が結構落ちていたりする。

 

家の掃除は、二週間に一回来る、お掃除屋さん(家政婦さん)に任せているのだけど、二週間に一度だと、掃除が追い付かなくなっている。一応、家にも掃除機はあるのだけど、わざわざ掃除機を持ってきて、かけて、また元の場所に戻すのも面倒なので(この掃除機は、旦那が洗面所に落ちた私の髪の毛を掃除するのに使っているので、元に戻しておかないと小言を言われる)この際、お掃除ロボットを使ってみようと思いたった。

 

早速、いつも使っている大手ネット販売密林で検索してみると、ちょうどセールをしていて、二万円位のものが一万五千円位で売られている。元値ももっとするものかと思ったけど、結構手ごろな価格だった。配達も、翌日に無料配達とのことで、早速ぽちった。

 

製品が届き、セットアップ、充電。最初の充電には12時間かかるとのことだったけれど、数時間で充電完了のランプが付いたので、早速使ってみた。

 

家の床の上をくるくると、まるで仔犬の様に、走り回って、頑張ってお掃除をしている。タイルの床とカーペットの床の境目などで引っ掛かったりするのではと心配だったけれど、結構すらすらと行き来するし、障害物も頑張ってよけている。思わず「上手、上手」とか声をかけてしまった(笑)しかし、私の様に、整理整頓が出来ず、椅子は座ったらテーブルの下に戻さずに、座りっぱなし、床にも物を散乱させてしまうと、ロボちゃんは掃除をするより、障害物をよけるので精いっぱいになってしまう。これなら、私が整理整頓をするモチベーションになるような気もする(笑)

 

 

 

最近の人(平成生まれ?私は昭和の人)は、なんでもスマホで済ませるのだろうけれど、私の中でのスマホは「メッセージのやり取りが出来る携帯電話」という位置づけて、スマホに色々なアプリを入れたり、スマホで何でも済ますのは、しっくりこない。それでも、日常的に使うアプリは10くらいはあり、送金アプリもその一つ。
 
この送金アプリが、よく使われるのが、友人などにお金を立て替えてもらった時で、お互いがアプリを使っていれば送金が出来る(普通は手数料無料)昔は、数人でご飯を食べに行ったりすると、会計の時に「細かいお金がない」と困ったことがしばしばあったけれど、このアプリを使えば一セント単位で、送金できるので、楽で便利。そして、このアプリは自分の銀行口座と紐づけるので、アプリを使って送金すると、直接、銀行口座から金額が引き落としされるので、日本の大手のアプリの様に、前もって課金しておくことも必要ないのも便利。
 
私が、主に、このアプリを使っているのは、ピアノ教室のお月謝を支払ってもらう時で、これだと、こちらから「〇ドル、お支払いください」とリクエストが出来るので、生徒(親御)さんが自主的に払ってくれるのを待ったり、ちょっと気まずい「お支払いがまだなんですけど」と言う必要もない。私自身が受けているレッスンでも、先生たちへのお支払いはこのアプリで済ませている。
 
さて、そのアプリは、入金があると「×さんから支払いがありました」と教えてくれるのだけど、先日、全く知らないところからの入金のお知らせが来た。フィッシングの偽の知らせかなと思ったのだけど、支払い元は「Blue Cross Blue Shield相手の独占禁止法、集団訴訟の件」とある。
 
Blue CrossとBlue Shieldというのは、アメリカの大手の健康保険会社で、私も使用していたことがある。メッセージを読むだけなら、フィッシングでも害は及ばないだろうと、メッセージを見てみると「あなたが、本集団訴訟において、提出した支払い請求は正当なものと判断されたので5ドル16セント支払いました」とあるではないか。
 

よくよく考えてみたら、私も集団訴訟の原告とみなされていて、和解金の分け前を貰えるというので、請求を出しておいたことがあった気がする。今までは、書類で出すと、小切手が送られてきていたのだけど、今回の請求書(オンラインで情報を打ち込む)ユーザーネームを知らせれば、アプリを使って支払いを受け取れますとあったので、ユーザーネームを記入したような記憶もある。

 

この集団訴訟は、被告の保険会社の保険料の設定の仕方が独占禁止法に違反していた疑いがるというもだったと思う。私が、この保険会社の保険を使っていたのは随分前の話だし、保険料はその当時働いていた会社が福利厚生として払っていたので、実害を被ったとも思ったこともなかった。でも、ちゃんと請求を出す権利はあるのだから、「まあ、くれるんだったら貰っておこう」くらいの軽い気持ちで請求を出したので、請求を出したことすら忘れていた(請求を出さないと取りっぱぐれてしまう)

 

まあ、金額も5ドルちょっとだから、300~400円位。物価の高いアメリカでは、ファストフードでハンバーガーさえ買えない。でも、お金はお金、ちゃんと貰っておくことにした。お知らせを見た時は、フィッシングかとヒヤリとしたけど、本物の支払いのお知らせでよかったし、自分の権利を主張しただけだけど、なんだか得した気分にもなった。

 

我がピアノ教室では、春に発表会があり、講師として、何も弾かないのには罪悪感があるので、私も子供達との連弾のお相手以外の曲を一曲準備してきた。生徒達に、発表曲は基本暗譜をさせている手前、私も暗譜で弾かないと顔が立たないので、暗譜をすることにしている。ピアノの腕前も、暗譜能力も劣る私だけど、あまりに簡単な曲だと、これも恰好がつかないので、私の腕でも、そこそこ弾けて、暗譜が難しくない曲を選ぶのに毎年苦労している。

 

生徒達の準備期間は3か月から半年だけど、私は、そんな期間では曲を仕上げることは出来ないので、毎年の発表会が終わった直後から、次の発表会に向けての練習を始めることにしている。そして、今年の発表会が終わったのが四月の中旬で、それ以来来年の発表会に向けての選曲をしていたのだけど、あまりピンとくるものがない。ようやく、あまり複雑な譜面ではないけれど、弾き映えのしそうな曲として、シベリウスの樅の木がよさそうだと思った。楽譜は、IMSLPで無料の物があり、それを使うことにした。

 

 

 

この曲のゆっくりのテーマの箇所は暗譜もそんなに大変ではないだろうと思い、早いアルペジオの箇所の暗譜は、ちょっと労力を要するだろうけど、暗譜をするという課題を自分に課してから数年、少々込み入っている譜面が暗譜できるようになるためにも良いのではないかと思えた。

 

しかし、楽譜をダウンロード、印刷して、実際の練習に取り掛かろうとしたのだけど、何となく、やる気が起きない。他にも私自身のレッスンで取り組んでいる曲が数曲あるのだけど、どうしてもそちらの楽譜に手が向いてしまう。発表会は。まだ一年先だからと後伸ばしにしているような気もするが、これだけやる気が出ない楽譜だと、いつまでも取り組まないことになりそうで、やはり違う曲にした方が良い気がしている。

 

ピアノレッスンで、今度、新しく進めることになったのが、ル・クーペのピアノの練習ラジリテーという練習曲集で、私は、その作曲家も練習曲集も聞いたことはなかったのだけど、ネットで検索してみると、アメリカでも普通に手に入る練習曲集だという事が分かり、早速ぽちった。

 

アメリカでは、大手の楽譜出版社は数社あり、ポピュラーな楽譜(ソナチネ集とかブルグミューラーとか)だと、どの出版社もそれぞれ出版していることが多いのだけど、今回のラジリテーは、大手出版社、数社のうち、一社からしか出版されていなかった。でも、この出版社から出されている楽譜は、大体読みやすいので、特に問題はないだろうと思っていのだけど、実際に手元に届いてみると、楽譜の印刷はぼやけているし、音符は小さいしで、読みづらい。


 

 

この印刷だと、IMSLPで無料で手に入る古い楽譜と殆ど変わらないくらい読みづらい。

 

まあ、どうにか読めるレベルではあるので、最初は少々読みづらくても我慢しようかと思ったけれど、比較的簡単だろう最初の方の曲では問題がないだろうけど、譜面が込み入ってきたら「読めない」とイライラする可能性もあるだろうと、ちょうど日本出張の予定が入っていた旦那に、日本の楽譜を買ってきてもらうことにした(というか、私があらかじめネットで購入したものを、持って帰ってきてもらう)

 

幸い、最初の本を買ったのは、ネット通販最大手で、返品も比較的簡単に出来るので、最初の本は返品することにした。しかし、旦那の日本出張は少々長めで、日本の通販でポチってから、実際に私の手元に届くまでは2週間以上の期間があった。そこで、とりあえず、最初に買った本で、書き込みなどはせずに練習をして、日本からの本が届いたら、最初の本は返品することにした。

 

そして、ようやく、日本出張から帰ってきた旦那に、持って帰ってきてもらった本が手元に届いた。

 

この練習曲集は、日本では全音と音楽之友社から出版されていて、先生にはどちらでもよいと言われてはいたのだけど、お値段も同じくらいだったし、先生と同じ音楽之友社の物にした。

 

 
早速、楽譜のページを見てみると、楽譜自体もちょうどよい大きさだし、印刷がにじんでいるようなこともない。これで気兼ねなく本に書き込み等も出来る。そして、最初の本は無事、返品、返金となった。