漫才塾 -18ページ目

漫才塾

大阪で開講中「漫才塾」の講義模様やイベントのレポートです

この前、春一番が吹き荒れまして、「少しは暖かくなってきたのかな~」なんて思いますが、それでもやっぱりまだまだ寒い昨今、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

本日は大滝塾長に代わりまして、私、高田豪が講義をやらせていただきました。

一方的に話すというよりは、みなさんのお話をお聞きしながら、授業を進めていきました。

 

芸人さんの近くにいて感じることがあります。

 

それはほとんどの人が負けず嫌いなこと。感情表現などはもちろん各々違いますが、自分以外の人が受けているのを見ると、露骨にむっとする方も中にはおられます。

 

こういう感情って実はとても大切なのです。

 

お笑い芸人ではないのですが、手塚治虫先生という人は何十歳離れている若手に対しても「お前より俺の方が面白い漫画を描けるんだっ!」と敵意をむき出しにした人でした。

 

大友克洋さんが大ブームとなった頃に、手塚先生は大友さんに会うなり「君みたいな絵は、僕でも描けるよ」と言った逸話はあまりに有名。

 

嫉妬心、負けず嫌いというのは、どういった気持ちから起こるのでしょう?

 

それは自己愛自尊心があるからなのでしょう。

 

混同されやすい二つの言葉ですが、自己愛は自分への陶酔といったナルシシズム、自尊心はプライドですね。

 

あと似たような感情として、自己顕示欲、承認欲求などのワードもあります。

 

客前で何かやろうと思える人というのは、基本的にこういった感情が一般的な人よりも、たくさんあります。

 

お笑いの舞台でお客さんに見せるネタは作品と言えます。この作品に自身を投影することにより、ネタに対する愛が深まるのです。

 

昨年の12月に発売されてお笑ファンの間で話題になっている芸人迷子

元ハリガネロックさんのユウキロックさんが書かれた著書は、お笑い芸人が舞台にどんな気持ちをもって臨んでいるのかを、克明に記しております。

 

 

お笑いというのはお客さんの反応ありきの分野です。乱暴に言うならばウケるスベるのどちらかしかありません。

 

面白いネタを伝えることができれば、笑いとなって返ってきます。

 

伝え方が悪かったり、ネタそのもののクオリティが低ければ客席は水を打ったようにシーン…。実にわかりやすいジャンルなのです。

 

 

優れた芸人さんほど、自分達の舞台を大事にしていますし、お客さんのことも考えています。うまい循環を作り出し、多くの人が楽しめる状況へと誘います。

 

受けなかったときに一番考えてはいけないことがあります。それは…

「自分の笑いを理解しようとしない客席が悪い」という発想。

むしろ伝えられない己の未熟さを恥じるべきでしょう。

 

お笑いはお客さんが笑えるように伝えることが前提条件。芸術ではなくエンタメです。独りよがりではいけません。

 

トレンディエンジェルのお二人や、ブラックマヨネーズの小杉さんは、最初はハゲネタをすることに抵抗があったそうです。しかしそれをネタに取り入れてから、認知度が上がりました。

 

つまりそこにお客さん側からのニーズがあったわけです。

 

お笑いに限らず全てのエンタメに共通して言えることですが、

客目線をまるで無視するのはNG!

 

自分がやりたいこと

 

 

お客さんがお笑い芸人にやってもらいたい望んでいること

 

の重なりを見つける作業が必要となります。

 

他者を意識して満足させることが自分の楽しみになる、自分が楽しんでお客さんにも楽しんでもらう、かなり難しいですが、ここを目指さなければなりません。

 

妙な例えで恐縮ですが、これはがどこかで裏返る現象にとても近いはずです。

自己愛や自尊心とお客さんへのサービス精神の双方、これらが豊かにある状態を目標としましょう。

 

 

 

ずいぶんと長くなってしまいましたが、本日もネタ披露が行われました。

 

 

てへペロ2のお二人は、新ネタを披露!

 

 

 

「俺らとそっくりな二人組やな~」

冒頭ではアドリブで時事ネタを放り込みます。そういった工夫ができるのも余裕が出てきたからなのでしょう。精度を上げることによって、持ちネタになりそうな可能性を感じました。

 

 

Yさん「ちょっと、ネタをやらせていただいていいですか?」

 

 

 

「どんなネタか楽しみやがな」

 

 

Yさん「おかあちゃん、お腹痛い……」

※台詞は脚色を加えております

 

 

実はこちら、写真右に映っている山田さんとのコラボしたネタ。

過去にYさんが作ったネタをバトルさせようという、企画だったのです。

 

このように塾生同士が連携をとりながら、新たな可能性を生み出せるのが漫才塾の長所。

 

どんどん積極的にチャレンジしましょう。能動的に動き続ければ、それだけ成長が期待できます!

 

では3月のレポートでお会いいたしましょう!!

                   

 

 

                        写真・文 高田 豪

 

 

 

漫才塾では新塾生を募集しております。プロ志望の方だけでなく、『今やっている仕事に生かしたい!』など、様々な面でスキルアップを目指される方を対象にした授業を行っております。

和気藹々とした楽しい授業が毎回、繰り広げられております。

まずはお気軽に見学をお申し込み下さい。

興味をお持ちの方はこちら⇒info@ohtaki-agency.com


まで、メールをお送り下さいませ。

漫才塾の詳細はこちら

『漫才塾ホームページ』

に書かれております。 

大阪は台風や積雪にあまり縁がないと言われておりますが、この前、久しぶりに積もったところがあったようですね。

 
2月は最も冷える時期と言えそうですが、ここを耐えしのぐと、春がグググッと近づいてくるので、みなさん頑張りましょう!
 
それでは本日の授業レポートへとまいります。
 
 
大滝塾長は「客前に立つなら劣等感を克服すべし!」とよく口にします。
人はどうしても誰かと比較してしまう生き物。しかしそれによって劣等意識を持って、自分の良さまで打ち消してしまうのは、とてもとても、もったいない!!!
 
「お笑い芸人に重要なのはマインドである!」というのは、漫才塾へ足を運んだことのある人なら、一度は耳にするフレーズ。
 
漫才塾へ通い続けることによって、前向きさを手に入れたり、コミュニケーションが円滑にできるようになった人たちはたくさんおられます。
 
本日は漫才塾ブログを見て、授業内容に興味をもたれたある若手芸人さんが、塾に見学へ来られました。
さすがに基礎ができており、発声や滑舌などがとてもしっかりしておられました。
 
 
塾長から熱の入った指導が。
彼に自分の良さをもっと自覚してもらいたいからこその熱いメッセージ。
お笑い業界でのキャリアが何十年もある塾長だからこそ、口にできる言葉があります。
 
さて、本日は漫談強化の授業がありました。
最近、漫才塾の塾生で、ZAZAで行われているサラピンライブへ出る人が増えてきました。
 
そこでスタンダップコメディに挑戦中の塾生もいます。
 
かなり難易度が高い演芸と言われる漫談。それを授業で行い、他の人が言った意見を参考にすることで向上をはかろうという狙いです。
 
最初にチャレンジしたのはエクストラ高橋。
本日はライブに出たあと、漫才塾へ駆けつけたそうで、いつも向上心に溢れております。
舞台数を重ねてきただけあって、抑揚の付け方などが昔に比べて上達しております。
 
 
塾長「内容はええけど、マスクとった方が声が通るで~」
 
 
 
続いては談志イズムの継承者、山田さんです。
ちなみに日本で最初にスタンダップをやったのは談志さんという説があるそうです。
 
 
塾長「ええ喋りやけど、ジャンパーは脱いだ方がええで」
 
こうして今日も平和に一日が過ぎていくのでした。
 
それではみなさん、またお会いしましょう!
ごきげんよう!!
 

                        写真・文 高田 豪

 

 

 

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次の空欄を埋めてください。
1月は行く、2月は逃げる、3月は○○○。
 
いきなり大喜利風の始まりになりましたが、早いものでもう2月に突入しました。
 
さて本日も授業の前に『あやみンの売名行為』の収録がありました。
 
こちら↑のURLからお聞きいただくことができます。
年明け2発目の収録では、何を話したのかぜひお聞きくださいませ。
 
 
それでは授業レポートにまいります。
 
大滝社長に奥にいるお二人は、てへペロ2のご両人。
実は先月末に単独ライブを行い、見事に成功させました!
年明け早々チャレンジしていく姿勢は、学ぶべきものがありますね。
 
 
本日の講義は「立てた目標をどのようにして具体的に達成するのか?」です。
みなさん、演出という言葉を聞くと何を想像しますか?
 
ステージの演出、お芝居の演出などなど色々あるかと思いますが、人生における演出もまた重要なこと。
 
外側から見られる自分と、内側から見ている自分には誰しも差があるはず。
「人からどのように見られているのか?」を意識することは、舞台に立つ人にとってかなり大切と言えます。
 
何かに特化しそれをうまく演出しして見えることができれば、外側から見ている人は納得します。
 
向上心の旺盛な人ほど、色々と欲張ってしまい色々な目標を立てすぎてしまって、頓挫することがあります。そうならないように、何かに絞ってそのジャンルで勝負できるようになりましょう。
 
塾長曰く「どの世界でも一番になれば、ずっと食べていけることができる」という事実があります。
 
「この人はこの世界のトップなんだ」と思われるためには、やはりなんらかの演出は必要不可欠と言えるでしょう。
 
 
本日もエクストラ高橋がショート講義をしてくれました。
ツッコミへの考察を日々怠らない彼。日常会話でも使えそうなフレーズや言い回しを、ある芸人さんの言葉を例に出しながら説明しました。
 
途中で数人の塾生さんから「この場合はどうか?」「これはどの分類に入るのか?」など、様々な質問が飛びます。
 
そういった疑問が出るということは、それだけ授業に集中しており、興味がある証拠。
 
切磋琢磨することにより、お笑いへの理解がより深まっていくのです。
 
 
 
私、高田豪も久しぶりに講義をやらせていただきました。
「プロの芸人さんは2分や4分ほどのネタで、何種類のボケを入れているのか?」
というテーマで語らせていただきました。
 
ノンスタイルのお二人の漫才はボケ数が多いことで有名です。
 
細かく分析していくことで、どのようなボケの種類を使い分けているのかが見えてきました。
 
昨年、ノンスタイルの石田さんがNSCやYCCの生徒さん相手に講義をされた際、「大ボケ小ボケは、どう違いますか?」といった趣旨の質問を受講していた人から受けました。
 
「ノンスタイルの漫才は、基本的に小ボケで構成されている。ただし小さいボケでも大きく見せる演出を加えている」と赤裸々に語っておられた石田さん。
 
強いボケを考えるのは、センスのある人の方が有利です。ただし強いボケが思い浮かばなかったとしても、お客さんから見て強いボケのように映れば、なんら問題なしということですね。
 
プロの漫才師の方のネタを見ていても「あえて弱いボケを入れているのでは?」と感じることがあります。
 
ボケというのはボクシングで言えばパンチ、野球で言えば投手の投げるボールと同じ。
 
いくらスピードがあっても、同じものを出し続けたり、投げ続けていると、そのうち人は慣れてしまいます。
 
つまり緩急が重要ということですね。
 
お客さんとたくさんの駆け引きをするのがプロの芸人さん。あえて油断させるようなことを意図的にするというテクニックがあるのです。
 
桂枝雀さんの緊張と緩和理論も、緩急とかなり関連していそうです。
 
今後はこの辺りについても、じっくりと考えてみたいですね。
 
それではみなさん、またお会いいたしましょう。
 
インフルエンザが流行っておりますので、マスクの着用と手洗い、うがいをお忘れなく!!
 

                        写真・文 高田 豪

 

 

 

漫才塾では新塾生を募集しております。プロ志望の方だけでなく、『今やっている仕事に生かしたい!』など、様々な面でスキルアップを目指される方を対象にした授業を行っております。

和気藹々とした楽しい授業が毎回、繰り広げられております。

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