2018年12月8日(土)の授業レポート | 漫才塾

漫才塾

大阪で開講中「漫才塾」の講義模様やイベントのレポートです

早いもので、あっという間に師走へ突入!

 

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

 

本日は漫才塾のネトラジ「クチビルから散弾銃」の収録がありました。

男塾の幸太郎さん、レオンさんが、てへペロ2のお二人とトークしています。

 

http://manradi.seesaa.net/article/462668430.html

 

こちら↑のURLからお聞きいただけますので、ぜひよろしくお願いいたします♪

 

寒風が吹きすさぶにもかかわらず、本日も教室にたくさんの人達が集いました。

 

サンタ色の服に袖を通してやってきた塾生さんの姿も!

 

塾長「M-1の感想から始めよか」

最近、M-1の審査員を務めた上沼恵美子さんのことが話題によく上ります。

 

実はその昔、まだ上沼さんが海原千里万里として漫才をしていた時代に、マネージャーをしていた大滝塾長。

 

・どういった気遣いをすれば人が喜ぶのか?

・仕事に対する向き合い方

・義理人情の大切さ

 

など多くのことを教わったそうです。

 

一際嬉しかったのが、塾長の結婚式に上沼さんが駆けつけてくれたこと。

 

周囲にいる仲間をどれだけ大事にしておられたのかが、伝わるエピソードです。

 

歯に衣着せぬ発言が多い上沼さん。その根底には、その場を盛り上げようという大いなるサービス精神があるのでしょう。

 

2018年も間もなく終了ということで、各々が今後の抱負を語るということに。

一人一人の発言に耳を傾けて、熱のこもった言葉を塾長が返していきます。

 

その様はまるで、巧みなカウンセリング。

 

普段は人に言えないことを開示できるのは、漫才塾という空間がそうさせているのかも?

 

本日は、私、高田豪も講義をさせていただきました。

テーマはフリです。

 

多くの笑いはフリとオチによって成立しています。

 

一生懸命考えたネタがなぜか受けない…という原因の大半は

 

・上手くフリを作れていない

・フリを作っているつもりだけど、見る側に伝わっていない

 

というもの。

 

「フリがきいている」という言葉を耳にしたことがある人がいるはず。

 

ではどういう状況が上記に該当するのでしょう?

 

フリは流行を例えに出すと非常にわかりやすいです。

 

M-1後、動画を配信して炎上してしまったスーパーマラドーナの武智さんと、トロサーモンの久保田さん。

 

彼らは今、フリが尋常ならざるほどきいている状態。

 

舞台で炎上騒ぎを自虐っぽく語っても笑いになりやすいですし、他の芸人さんからイジられることもあるでしょう。

 

フリとオチの間にある振り幅が大きいほど、強いインパクトが生まれます。

 

ボケを考えたときに、きちんとそれに対するフリを作れているかを吟味しましょう。

 

さて私の独断で選ぶ2018年、赤丸急上昇な塾生はエクストラ高橋くん!

なんだか眠たそうな写真ですみません(笑)

 

最も塾の歴史を知る男が、最近、殻を破りつつあります。

 

言動や振る舞いがポジティブになり、人を喜ばせる方向に変化。

 

マインドの変化は成長の証!

 

人間的成長は舞台に出ます。

 

彼のネタがさらに面白くなるのは間違いないでしょう。

 

やはりお笑いは、お客さんに喜んでいただいてなんぼの世界。

 

人を楽しませる快感に気づいた人は、「前とは別人!?」と思わせるほど変われます。

 

さて2018年、私の授業レポートはこれにて閉幕。

 

今年もたくさんの方にお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

 

それでは2019年1月の授業レポでお会いいたしましょう。

 

来年もよろしくお願い申し上げます!!

 

写真・文 高田 豪

 

 

漫才塾では新塾生を募集しております。プロ志望の方だけでなく、『今やっている仕事に生かしたい!』など、様々な面でスキルアップを目指される方を対象にした授業を行っております。

和気藹々とした楽しい授業が毎回、繰り広げられております。

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よろしくお願い申し上げます。