魂までほぐれるロミロミと
ヒーリングのサロン
Lomilomi healing Naiaの
ブログにお越しいただき
ありがとうございます
希望を捨てなければ
今週はメッセージをお休み
させていただいて、
兄の話をさせてください。
よろしければ読んでいただけると
嬉しいです(#^^#)
2021年10月1日〜10月24日迄
南阿蘇ビジターセンターにて
兄のチョークアートが数点
展示されることになりました☆
近くにお住まいの方がいらっしゃいましたら
是非ご覧ください(^^♪
兄は16年前、23歳のときに
突然病に倒れました。
当時は九大の大学院にいて
子供の頃からの夢だったパイロットになる為
航空会社に就活中でした。
やっと夢に近付ける。
そう思った矢先の
航空会社の面接の数日前に
原因不明の痙攣で意識を失い
救急搬送されました。
鹿児島から姉と駆けつけた時には
ICUで沢山の管に繋がれた兄の姿があって、
緊迫した空気と主治医の先生の表情に
命が危険なことを察しました。
「ただ、生きてさえいてくれれば」
その時は切にそれだけを願いました。
そこから痙攣も徐々に徐々に
減っていき一命を取り止め
意識がちゃんと戻ったのは、
鹿児島の病院に移ってから数年後でした。
そのときはなぜ自分が鹿児島の病院にいるのか?
なぜ気管切開されて
声も出せない状態なのか?
なぜ身体が思うように動かないのか?
全く理解出来ず
現実を受け止めるのに
時間がかりとても辛かったと思います。
そんな辛い状況でも
「まさか自分の兄妹が車イス生活に
なるなんて思わなかったでしょう?」
と私の心まで気遣ってくれる優しい性格と
いつも冗談ばかり言う明るい兄の性格のお陰で
家の中が暗くなることはありませんでした。
そして
小さい頃から人一倍努力家で
真面目な兄は毎日毎日、
激痛に耐えながらも
懸命にリハビリに励んできました。
そして今では
自分で車イスを漕ぎ、
食事やチョークアートまで
描けるようになったのです。
「生きてさえいてくれれば」
そう願ったあの時は
こんな日が来るなんて
夢にも思いませんでしたが、
兄の努力は何度も奇跡を見せてくれました。
「パイロットになる」
という
小さい頃からの夢を諦めたことは
とても辛かったとは思いますが、
今では前を向いて
「チョークアートで個展を開きたい」
という夢に向かって
一心不乱に頑張っています。
そんな想いと努力が実を結び
大きな一歩である
チョークアート展での出展が
決まったのです。
妹の私としても
こんなに喜ばしいことはありません。
家族にはあまり見せませんが
私が思っている以上に
葛藤と苦悩があったんだろうなと
思うけれど、
どんなに辛いことがあったとしても
想い続けることと
前を向いて出来ることを
日々コツコツと続けることは、
本当に大事なんだと
兄を通して実感しました。
兄のチョークアートの先生である
筌元ひとみさんが
兄についての記事をFacebookに載せてくださったので
よろしければこちらもお目通しください☆
→https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=4222684317857024&id=100003464921765
そしてちょうど今日、
兄と母が朝日新聞の
取材を受けたそうなので
今月末頃に記事が載るそうです。
こちらもよろしければ見てください(^^♪
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大歓迎です☆
私の兄が障害を抱えながらも
チョークアートを描いています
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こちらをご覧ください
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