ネイルサロンのマーケティング戦略~①ターゲット設定 | マーケティングコンサルタント上西のブログ

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ネイルサロンの女性経営者から

集客についての質問を頂きました。

 

「ネイルサロンを3年間経営しています。

 ホットペッパービューティーに広告を出していますが

 クーポン目当てのお客さんが多く

 1回の施術で終わるお客さんばかりです。

 リピートしてもらえないなら初回の値段を上げようと考えて

 20%ほど値上げしましたが、お客さんの数は減ってしまいました。

 周りの店に比べると安めの値段なのに

 それでもお客さんが来てくれないのはどうしてでしょうか?

 他に何かお客さんを集める方法はありますか?」

 

という質問です

実際はもっと長文でしたが割愛させて頂きました。

 

こちらの質問にお答えしたいと思います。

 

いつもいう事ですが

ネイルサロンの話だから、自分には関係ない・・・

そう思っている経営者は視野が狭いです!

 

異業種のマーケティングにこそ

自分のビジネスのヒントがあるので

自分に当てはめて考えてみましょう。

 

 

 

 

 

 

まず、ネイルサロンだけに限りませんが

お店を経営しているなら

ターゲットをはっきりさせないといけません。

 

僕の店なら

汚れた作業服のお客さんはご遠慮ください

高校生以下のお子さんはご遠慮ください

バカ騒ぎそれるお客さんはご遠慮ください

など、

店のルールを明確にしていますから

来てほしいお客さんは

落ち着いた店が好きな人

大切な人とゆっくりおしゃべりがしたい人

騒がしいチェーン店が気が手な人

安いだけの店が嫌いな人

というターゲットが決まっています。

 

ネイルサロンなら

ターゲットは女性だと思いますが

もっと細かくターゲットを設定する必要があります。

 

独身なのか?既婚なのか?

学生なのか?社会人なのか?

それによって情報発信も変わりますし

値段設定も、広告も全て変わってきます。

 

 

 

 

 

 

店舗ビジネスの基本は

 

①最初にターゲットやコンセプトを決める

 

②そのターゲットに合った来見込み客が

 商圏内にどれだけ居るのかリサーチする

 

③ターゲットに合った情報発信をする

 

これだけです。

 

仮に若い女性をターゲットとするなら

値段はどれくらいが妥当なのか?

施術時間はどれくらいが妥当なのか?

次回までの期間はどれくらいなのか?

などの情報をリサーチしないといけません。

 

相談者さんの場合は

ホットペッパービューティーに

広告を出しているとのことですが

ホットペッパーの広告を見ている見込み客は

20代~30代が最も多いというデータが出ています。

 

ということは未婚の女性が多いので

美容にかけるお金を思うように使える!

という反面

ネイルをするのは初めてなので

良く解らないから安いところでいいや!

という考え方もしている世代でもあります。

 

 

 

 

 

 

ここで考えられるマーケティングは

①初めてネイルをする人に向けたネイル

②十分なお金をかけられる人に向けたネイル

という2つのマーケティングが出来ます。

 

マーケティング戦略の基本は、

ポイントを一つに決めることが重要です

2通りのアプローチをしてしまうと

見込み客はどちらを選べば良いのか解らないし

コンセプトをはっきり決めないと経営までもがブレてしまいます。

 

仮に

①初めてネイルをする人に向けたネイル

というコンセプトを決めたとします。

 
となると、ターゲットは、
大学生や新社会人ですから
ネイルとはどういうものか?
自分で塗るネイルと何が違うのか?
値段はどれくらいなのか?
デザインによって違うのか?
どれくらいもつものか?
簡単に外れないのか?
お風呂に入っても外れないのか?
仕事をするのに邪魔にならないか?
料理をするのに邪魔にならないか?

などの情報発信をすることが重要となります。

 

 

 

 

 

ターゲットの設定が重要だという話をしてきましたが

最後に・・・

ターゲットを設定しないと、どうなるのか?

という話もしておきます。

 

殆んどのお店では

ターゲットを設定していないので

「誰でもいいから来てください!」

というスタイルのお店になっていきます。

 

誰でもいいから来て欲しいというのは

逆に言えば、

誰にも刺さらないお店だということです。

 

言い換えれば

どこにでもある

何の変哲もない

似たりよったりの店だということです。

 

そんなお店のファンになりたいと

思ってくれるお客さんは居ませんから

リピーター=常連さんが居ないお店ということです。

 

リピーターが居ないお店は

必ず近いうちに潰れるのがビジネスのルールです。

 

 

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