職人気質 追加情報 v(^-^)v
宮大工、松本棟梁の歴史的建造物修復のお話を14日にUP致しましたが、
棟梁の奥様が当ブログを
「見ましたよ~」と、ご連絡をくださいました
嬉し~ですね。UPした内容に即座に反応をいただけるって
で、更に詳細情報も伺いましたので、お知らせです
前回ご紹介した、棟梁が手がけられたうちの1件の洋館 は、
推定、明治40年代~大正元年頃創建といわれ、
貿易商 木下建平が別荘とするため
アメリカから呼び寄せた建築家に依頼((社)日本建築家協会資料)し、
大正7年木下家親戚の山口勝蔵の手にわたり((社)日本建築家協会資料)、
関東大震災でも倒壊せず((財)日本ツーバイフォー建築協会資料)、
長らく別荘として活用されていましたが、
平成元年からフランス料理店
平成19年からはイタリア料理店として利用されたのち、
しばらく利用されない期間があったそうです。
そこで、大磯町は
1999年に国登録有形文化財(建造物)に登録されているこの建物の価値を重要視し、
損なわないよう平成22年6月に土地を購入し、
建物は町に寄付されたとのこと。(2011・12・12読売新聞)
そこで、歴史的建造物に対すると理念と愛情と技術をお持ちの
松本棟梁に修復の相談があったんですね~。
ちなみに、この修復後の洋館はさくら写真工房の社長が愛情こめて撮った写真でPRされ、
レストラン経営「インターナショナル青和」(東京都渋谷区、代表取締役・竹内秀夫)
がエントリー、決定したとの大磯町の発表がありました。
同社の計画では、カフェ・レストランを基本に、
ウェディング施設、イベント施設、カルチャースクール、レンタルスタジオ、撮影ロケ地などに活用するほか、
大磯の歴史建築資料室(仮称)も置くとか(2012・8・2ヤフーニュースカナロコ)
すごい多目的な利用
建物、大丈夫かなーーー
労わって使って (→o←)ゞ ということを切なる願いに、
でも、
多くの皆様にこの建物の魅力を感じていただき、
みんなの財産として大切にしていきたいですね~
この修復に携わった松本棟梁をはじめ、大工の皆様方みんなが、晴れの開館日を楽しみにしておいでだそうです
私も、レストランにお食事に行けるよう、
今から「ツモリ預金」始めよーーーッと
そして、ご紹介したもう一件の修復。
こちらは、旧和辻邸 でして、
2010年に鎌倉市が「景観重要建造物」に指定しています。
建物の由来は映画界にも及ぶ華やかなもの
で紹介していますので、ご覧くださいね
以上、追加詳細情報のお知らせでした <(_ _)>
こんな文化の継承の気持ち、
千代田区にもあったら、
淡路町画廊・お茶の水画廊や、戦後の復興小学校の特色を持つ淡路小学校を
台無しにすることはなかったでしょうに
中野
職人気質
本日の17時ごろゼミが始まる直前、飯田橋駅と市ヶ谷駅の間に架かる新見附橋の上から、
市ヶ谷駅方面を望んだ秋の空の美しさに思わずパチリ
ベルベットを細波紋様に加工したような
これから迎える夕闇のプロローグとして素敵な輝きを放ちます。
しばし見とれておりました。
さて、実は神田に拠点を構えてお出での「さくら写真工房」の社長と
ちょっとしたご縁があり、お知り合いです。
一般の方はあまり接することはないかと思われますが、
建物の撮影をお得意とし、
なんと今年、鎌倉の瑞泉寺に工房をお持ちの松本高広棟梁が
歴史的建造物の修復を手がけた作
を撮るお仕事の依頼がありました。
こんなステキな組み合わせ、ナンとか撮影現場を覗きに行きたい
とずーずーしくも願いましたが叶わぬ夢でした。
しかーし、それで諦めないのが中野
たまたま付属屋業務の関係で神田駅近くの「さくら写真工房」道路向かいの職人さんを訪ねた際、
社長さんはいらっしゃるかなーと覗いたらご在室ヾ(@^▽^@)ノ
思わずアポなし押しかけ、
撮影時の工夫を要した点や棟梁の仕事の苦労話など、
雄弁なさまざまなエピソードと共に写真を1点1点
、みんな見せて頂きました。
なんとも至福のひとときであったことは申すまでもありません。
折しも暑い最中でありましたし、
突然の乱入にイヤな顔一つされずに中野のお相手をしてくださった
社長の懐の深さに心から感謝申し上げます。
あ、そうそう。
社長と棟梁のコラボ仕事をするかどうかの会談時、
ご両人が意気投合した立役者は『瓢箪』だったとか。
『』が職人気質のバロメーターの一アイテムたり得るとは、思わぬ駒を見付けました
中野
人の交差する場所
一度でいいから、
“駕籠”という乗り物に乗って、
お約束の「やっとくれ!」を言ってみたい、石川です
今となっては、三河地方に残る東海道の面影は、
狭くてひなびた旧街道の街並みや、沿道の松の木に
わずかに残るばかりです
そんな現代の新たな街道づくりに、
壁面美術館、ナイスアイデアですね
絵画やイラストも、走っていて楽しそうですし、
照明が織りなすロードアートなんていうのもよさそうです
(これはかなり妄想で楽しめる!)
一方で好奇心旺盛な東京のみなさまは、
ついにディープ新宿2丁目へと
都市迷宮の研究にのめり込んでゆくのですね
チャンスがありましたら、ぜひ私もお供させていただきます