↑上の動画を聴きながら下の文章を読むとちょうどいいかも
タイトルはまたもやスラングをググって
ほかの人はどうでもいい＝＝＝＝＞あなただけに夢中
みたいな意味だそうです
ワシらの若い時代に
「ねるとん紅鯨団」なる番組があって
男性が女性にアタックする
素人参加番組なんですが
まさにほかの人はどうでもいい
あなただけに
で告白するのですが
一人の女性に大勢が告白するときもあって
その時選ばれた男性だけがカップルになれて
（ゼロ回答もあり）
選ばれなかった男性はみんなそこで終わりで
残念がって走ってハケていくのを よく見ました
その番組のおかげで
そのような催し物はすべて
「ねるとんパーティ」と呼ばれるようになりました
ワシが若いころ
このねるとんパーティに 生バンド演奏に出演する話がありました
いわゆる営業での演奏です
そのバンドは知人の紹介で
ギタリストを探しているという人たちだったので
これもひとつの経験だと思って
バンドのリハへ行ってみたのですが
当時20代そこそこだったワシには
あまりにも年齢差のある初老の方々がメンバーで
主にジャズ系の人たち
戦後のカラオケとかない時代に
キャバレーとかで演奏していた 人たちでした
若造だったワシは緊張してリハに参加したのですが
構成としては バンマスがピアノで
あとドラムとベースとサックスの方がいました
正直なんでこのバンドにギターが必要なのか
わからなかったのですが
まぁギャラも出るということなので
必死でリハでそのそうそうたる面々にくらいついていきました
まぁとはいっても メジャー、マイナー、ペンタ 程度で
オブリガード入れてるだけでいいって感じだったので
正直そんなに大変でもなかったので
よかったのですが・・・
そのねるとんパーティ当日に
指定された衣装（蝶ネクタイ買ってきたｗｗｗ）
で会場入りしました。
ちっちゃいアンプとチューナーとギターだけ
それだけで十分でした
選曲的にエフェクター不要でした
その会場にそなえつけのピアノがあるとのことで
バンマスなんか楽譜のはいったバッグだけの
超らくちんな運搬ｗｗｗ
ピアノのバンマスがにやにやしながら
お前、彼女いるのか？ って聞いてきた
いたらこんなじじぃどもと営業バンドやるか！
と心の中で思いながら
今はいません
と答えた
そんじゃ主催者にいってやるから
ねるとんパーティに混ざってこい
そんで〇〇って曲が始まるときに
ギターが今日はお休みなんで
参加者の中でギター弾ける人いませんか？
って俺が聴くから
お前 「はい！僕ギター弾けます！」と言いながら
ステージまであがってこい
嫌です
そんなん恥ずかしいです
でも若造のワシの反抗むなしく
ワシはねるとんに参加することにさせられました
そして実際に 「はい！僕ギター弾けます！」
といってステージまで行かされました
超恥ずかしい
そのあと 女性30人くらい 男性50人くらい
横一列にならんで 告白タイムをするのですが
ワシも男性の列にならべと 主催者の人が言う
きけば参加料数万円払っているんだそうな
男性だけ 女性は無料なんだって・・・
恐ろしい世界だ
そんで司会の人が
告白たーーーーいむ
とか言って男性に告白させようとするんですが
そんなテレビみたいにうまくいかない
みんな恥ずかしいから誰も行かない
そんな時代だったんですよ
そしたら主催者の人が
「お願いですギターさん、あなた先陣切って告白に行ってくれませんか？」
嫌です
ぼくだって恥ずかしいです
ましてや参加者じゃないのに
「それでもお願いします！」
嫌です
こんな繰り返しをしている中
それでも勇気のある男性が
何人か一番人気のありそうな
きれいな女性のところへ告白しに行った
でもおめがねにかなわなかったのか
全員に「ごめんなさい」
ここからがテレビとちがうのですが
一回告白に失敗したら
男性はハケていってだんだん少なくなるのが
テレビの手法ですが
このねるとんパーティはどうゆうわけか
告白に失敗したら
またもとの列にもどって
2週目も3週目も 永遠と告白タイムが続くのです
そう 今考えればわかったのですが
結婚相談所の主催だったので
意地でもカップル成立させようとしているのです
何週も告白タイムが回ってくると
だんだんみんな慣れてきて
普通に女性に告白しにいくようになりました
ワシもしばらく様子見ていたのですが
同じ人に同じ人ばっかり告白しにいって
それがずっとぐるぐる回っている状態
いつまでこれやるの？
主催の人が
ギターの人、ほかの人にも行ってください
ともうワシを企画の道具みたいな扱い
仕方がないので
一番人気があって
大勢が断られている女性のところへ
ワシもついでにいきました
それなら数万円払っている人のジャマには
ならないでしょう？
ところがその女性は
何を考えているのか ワシの手を握りました・・・
すると司会者はおおよろこび
なぜかバンドがファンファーレみたいな音楽ならしやがった
そのまま二人で出て行ってください
と主催者側の人が言う
ちょっとまて ステージにおいてある俺のギターとアンプと・・・
そんなのいいからとにかくあそこのドアから二人で出てってください
と言われて会場から追い出されました
テレビのねるとんは
No one matters but you
ワシの経験したねるとんは
そうじゃなかった
というお話ｗｗｗｗ
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これがワシのコロナ期間中のライブとしていますｗｗｗ
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