ちょっとまた震災動物関連でなくて申し訳ありません。

以前こちらでも里親さん募集をしました太陽、我が家の7匹目の末っ子に迎える事になりました。
萬福堂其の弐~福太郎の願い~

気にかけて頂いた皆様、本当にありがとうございました。


詳しくはメインブログ「萬福堂~福太郎のおうち~」

に書きましたので、もしもお時間ありましたら御覧頂けたら幸いです。

今年は春から何頭も何頭も長かった保護・・。

それでも、まだまだ命を脅かされている子が沢山居ます。

原発の立ち入り禁止の圏内の犬や猫も、まだまだ沢山居ます。

これからどんどん寒くなります。

どうか、外で怯えている小さな小さな命達が居る事を忘れないで下さい。


*そんな福島のワンコやニャンコを保護しているUKC JAPANさんのブログはこちらです

今日、書店で偶然見つけた本です。




萬福堂其の弐~福太郎の願い~


福島の20キロ圏内で保護活動してらっしゃるカメラマンさんが撮った写真。


ブログはこちら。


「うちのとらまる」


http://ameblo.jp/uchino-toramaru/


もちろん、印税の一部は動物保護ボランティアさんに寄付されます。




私も、ニュースなどで大きく取り上げられることはないし、


段々この動物達が忘れられて来ている気がしています。


まだまだ生きて、待っている命が沢山あります。


是非多くの方に見て頂きたいです。




そして、こちらでも沢山の動物達が保護されています。


UKC JAPANさんでは支援物資やボランティアさんを募集しています


まだまだ震災の復興はこれから。


動物達のケアも始まったばかりです。


大震災が風化しないように、絶対に忘れないようにしたいと思います。

当時、我が家には6匹の猫がおりました。(今は保護猫が居て七匹)


猫達はどうしているのか・・?怪我してない?


どこか窓ガラスが割れて、ベランダに出てしまっていないか?


もぅ心配で、早く帰りたくて帰りたくて、心が押しつぶされそうでした。


裏の大通りにタクシー会社があるのを思い出して、ロッカーへ着替えに行き・・


いざとなったら歩いて帰る覚悟で、置いてあったスニーカーに履き替えました。


同じ埼玉の先輩に「私、タクシー探してみます。見付かったら来ますから、お送りしましょうか?」


と言うと


先輩「私は一人だし、別に急いで帰らなくてもいいから大丈夫だよ。だけど、タクシーも捕まらなくて、駄目なら会社に帰っておいで。危ないから無理するんじゃないよ」


と。


隣のおじさんも


「歩いて帰るのは、まだ危ないよ。


タクシー駄目だったら、帰っておいで」


と言ってくれました。


「はい、ありがとうございます」


なんだか、凄く嬉しくて涙が出そうでした。


会社を出ると、サイレンの音が聞こえて一人で歩いているのがなんだかちょっと不安になって来た。


だけど、早く帰りたい!



大通りに出ると、すでに渋滞が始まってました。


タクシー会社に着くと、やっぱり車は無いようでもぬけの殻。


「やっぱ駄目か~」と落胆。


そこに一人のおじさんが奥の駐車場から歩いて来た。


「あの、もうタクシー1台もないですか??電車止まっちゃってるし、うちに帰りたいんですけど」必死で聞く私。


おじさん「ん?今出勤してきてこれから私出るんですけど・・・1時間くらい後だよ、出れるの」


一時間も後になったら、ますます渋滞するのは目に見えている・・。


「そうですか・・」がっくりする私。


おじさん「・・・ん~・・・ちょっと待っててね。」


おじさん、何やら事務所のおじさんと話してる。


手招きされて、事務所に入る。


「そんな悲しそうな顔されたら、そんな事言ってらんないよ(笑)


今すぐ車出してあげるから、待っててな」


ええー!本当??!


思わず、涙が出た。


事務所のおじさん「大丈夫だよ、おうちまで帰れるから。どこまで帰るの?」


私「さいたま市です。○○駅の傍です!」


運転手のおじさんは、ちょっと待っててねと言って温かい缶コーヒーをくれて、急いで車を用意しに行ってくれました。


車が来ると、事務所のおじさんが「気をつけて帰りなよ」と見送ってくれました。


ありがとうビックリマーク

無事にタクシーに乗れたものの、やはり辺りは渋滞。


しかも、県境の橋は酷いもんで1台が橋に入るのも30分くらい掛かって居ました。


歩いていく人もどんどん増えてる・・・


不安。


~続く~

萬福堂其の弐~福太郎の願い~


写真は末っ子ラー坊

あの震災から7ヶ月。


会社の経営者の方や、社員の上司にあたる方々にも知って頂きたいと思い書きます。


メインブログと違って、文章ばかりでつまんないブログ記事で申し訳ないですが・・。


今だから、やっと文章にしようと思った東京での小さな小さな出来事です。




あの日、いつものように仕事をして居た私。


ぐら~「あれ?地震??」と同僚と話していた直後、普通ではない揺れに直感で「これはヤバイ!」と即旦那に携帯で電話をした。


「地震~!大きい!うちの猫が?!!」と言った瞬間携帯は切れました。


その後、2~3回大きな揺れ。


本棚や書類棚を必死で押さえる男性社員。


私達はパソコンを必死に押さえて居ました。


築20年以上の足立区(地盤が悪い地域です)の会社の中はすごい揺れ。


社内はプチパニック。


揺れが少し収まり、電話するものの携帯電話はもう通じなかったので、会社の電話から実家の母に電話。


何回かしたら通じ無事を確認、ホッとする。


しかし、その後も襲って来る余震。




社員は皆集中して居なかったものの、帰宅指令も出ない小さな会社なので仕方なく・・


殆ど仕事ははかどらず・・


(後から聞きましたが、義姉の大きな会社などでは帰れる人で特に主婦などはすぐに帰宅するようにと帰宅命令が出たそうです)


その後も仕事を続行(してるふり・・?苦笑)


社長室だけはTVがあって、社長がTVを点けて見ていたのをちょっと見たときに


津波に家が流されている映像が目に飛び込んで来ました。


あの揺れと、この映像、尋常ではないんだと確信し、情報源のパソコンだけは何とか動いていたので、こっそりネットで情報を得ていました。


震度6、7??


刻々と更新される情報。


仙台の親戚は?無事なんだろうか??


他の親戚は?友人は??


そして・・・


うちの猫達は大丈夫だろうか?




ネットで得た情報で、色んな事が解って来ました。


とんでもない大きな地震、そして、、、


電車が止まってる!


JRだけでなく、地下鉄も全部?!


午後5時、退社時間頃には殆どの社員がその事実を把握していたようで、社内にはいつもと違う空気が流れていました。


タクシーなら帰れるかな?猫達が心配だ!!


何とか帰れないかと、同僚と試行錯誤していました。




どうしようかと、帰る手段もなく途方にくれ6時近くなって、社長が残っている社員を集めて「訓示」?(苦笑)


社長「家族と連絡取れていない者、居るか~?」


社員A「居ません」


社長「そうか、○○、お前さっきタクシーはどうなんだろうとか言ってたよな?」(これ、私の事です)


私「あ、ハイ」


社長「お前のうちなんて、タクシーなんてどれくらい掛かるんだ?すごい掛かるだろう。


どこか近くのビジネスホテルにでも泊まった方がいいんじゃないか?」


(社員の命に関しては全く心配していません。苦笑)


こんな時、ビジネスホテルだって取れないだろうよ・・・


社長「これ、帰れない社員には夕飯コンビニででも買ってくれ」


(2万円を係長に渡す)


社長「じゃ、俺達は帰るからな」


車で2~30分の所に家がある社長夫妻、ベンツに乗って社員を残して帰りました。


~続く~




萬福堂其の弐~福太郎の願い~


写真は保護猫の太陽

またまた震災関係でなくて申し訳ありません。

今年何頭か保護したうちの、太陽君の里親さんを大募集します!


萬福堂其の弐~福太郎の願い~

太陽は、横隔膜ヘルニアの大手術を乗り越えたラッキーニャンコ。

(横隔膜ヘルニアとは、何かの衝撃で横隔膜が破れ内臓が上へ行き心臓や肺を圧迫するものであって、決して内臓疾患ではありません)

現在、後遺症も無く元気に走り回っております。

右前足も骨折していたものの、レントゲン検査で自己再生しているのが解りました。

凄い生命力で現在は・・


萬福堂其の弐~福太郎の願い~

やばいくらいの真ん丸で、子猫でなくて仔犬っぽいかも(^^;

とっても人懐こい、可愛い子です。

詳しくは、こちらも参照下さい。

メインブログ 萬福堂~福太郎のおうち~


萬福堂其の弐~福太郎の願い~

震災も、まだまだ終わっていません。

頑張っている方々が沢山いらっしゃいます。

尊敬する、UKC JAPANさんはこちらです

まだまだ沢山の動物達が、飼い主さんに会う日を待ち望んでいます。

どうぞ宜しくお願い致します。