私が離婚を決意したのは2人目出産後間もなくのこと。
2人目を妊娠するまでは順調な家庭を築いていたつもりだったので、全く予想もしていない出来事の連続でした。
ハイリスク妊婦で産後に倒れたこともあり、たくさんの人に助けられてきました。
両親、友人、保育園の先生、ファミサポさん、ご近所の方。
上の子が保育園児だったので、妊娠中に私1人では園の送り迎えもままならず。
たくさんの方に支えられて生活が成り立っていると、実感した日々でした。
今まで1人で頑張っているような気になっていた自分が恥ずかしくなるほど

辛い日々でしたが、幸せを感じられることも多かった

後々、周りの人たちに話を聞くと
「産後鬱になるんじゃないかと心配した」
「子連れで心中でもしないかとハラハラした」
と、自分が思っている以上に、客観的に見ているとヤバかったようで

実際に鬱傾向ではあったようですが、そこまで心配されているとは…
そして離婚成立前にDV相談に行った時のこと。
もう実家に帰っていたので、転居や転園手続きをすると話をすると、
「引越しの手続きをする時に、ぜひ母子自立支援員と繋がって欲しいです」
※正確には母子・父子自立支援員さん。
と、力強く言われました。
この言葉がすごーく印象に残っていて。
諸々の手続きをしに役所へ行った時、窓口で支援員さんと話がしたいと伝えました。
私はAさんに相談することが多かった。
Aさんに話すと先の見通しが立つので、不安なことはとにかくAさんに聞いていました。
当時、一番問題なのが仕事。
2人目妊娠前はもともと働いていた職場で、業務委託で仕事をさせていただいていました。
扶養の範囲内で、子育てに無理なくと思って選んだ働き方。
とてもじゃないですが子ども2人を養っていけるほどの稼ぎはありません。
この時、選択肢がいくつかありました。




どれも一長一短。
自分1人なら新たな資格に目を向けることはありませんでした。
子ども2人を絶対に育て上げることのできる収入がある職業。
子育てしながら、できるだけそばにいられる時間を作れる職業。
支援員さんには上記の選択肢と、看護師などの医療職を目指したい気持ちがあることを相談しました。
私の住む自治体では、看護師だけでなくPT、OT、介護士、歯科衛生士などの資格取得も支援の対象。
色んな理由で看護師がお薦めであると説明をされて、看護学校の入学を決めました。
支援対象の医療職の中で、私の望む形には看護師が最良だったと現在も思います。
シングルマザーが看護師になることについては、安易におすすめはしません。
本当に大変なので

家族や友人にも相談することはたくさんありました。
でも、意外とぶっちゃけて本音で自分の気持ちを話せていたのは、支援員さんでした。
話している最中に不安で泣いてしまったこともあり

そこでふわーっと悩み相談のような形で終わらず、現実的な解決方法を提示してもらえる。
専門家で、私のような離婚前後の人をみてきた方々。
子どもへの最良を第三者視点で考えてくれる。
本っっ当に心強い存在でした

引越しや子育てや離婚協議。
元々は色々と調べて考えてから動くタイプなのですが、当時はそんなことをやってられないほどに初めての出来事ばかり。
とにかく人の意見や考えを聞いて、どうすれば良いのかを考える作業を繰り返していたように思います。
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