最近の新型コロナ感染者減少について、テレビなどはいろいろ理屈をこねまわしているようだ。
「人流が減ったわけでもないのになぜ?」などといった声も聞かれるが、7月の時点で「しばらく経てば対策に関係なく減少する」と予測していてた私からすれば驚きでもなんでもなく「自然の成り行き」でしかない。
インドのコロナの現状は感染者数激減ですよ | ネトウヨときどき競輪 (ameblo.jp)
デルタ株に対策もワクチンも関係ない(良くも悪くも) | ネトウヨときどき競輪 (ameblo.jp)
コロナ感染者、減ったらアカンのですか? | ネトウヨときどき競輪 (ameblo.jp)
これまでの日本における感染拡大→減少をみれば「急拡大から2~3カ月程度で減少していく」ということを繰り返していて、デルタ株については発生元とされるインドでも理由不明のまま減少に転じているのだから日本でもやはりそうなるだろうというのは、当然そのような答えになる。
今は第5波と呼ばれてるんだっけ?
一つの株種でなく5種類の新型コロナ株がそれぞれ流行ったり減少してきただけだったとすれば、「つまり日本における新型コロナとはこういうものなのだ」と考えるべきなのだろう。
デルタの流行初期から今に至るまで、人流自体はさほど変わっていなのだから人流抑制や行動自粛は流行自体にさほど関係はない。
ワクチン接種により死亡率、重症化率が下がっているのは数字で表れていて、今回感染拡大がワクチン接種の行き届いていない若者中心であったことからワクチンはそれなりに有益なのだろうとは考えられる。
日本においては、マスク着用や手の消毒など個々人の予防意識の高いことが、海外ほどの感染爆発や長期流行を生まない理由なのだろうとも推察できる。
昨年冬の感染拡大初期には「新型コロナは季節性のもの」と予測していて、そこは外れたので考えを修正せねばならないが、要は「夏には夏の気候に、冬には冬の気候に強い種類のコロナ変異株が流行する」ということではないか。
今後もこうやって増えたり減ったりという波を描いていくことになるのだろう。
また変異株が生まれて、流行って収まってというのがあと何年かは繰り返されるのではないか。