札幌のイタリアンレストラン　Mano e Mano のブログ -2ページ目

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萌えています。

中学生の娘と連日WBCの観戦に勤しんでおります。彼女のお目当てはここにきて人気急上昇中のキャッチャー小林くん、イケメンなのはもちろんなのですが坊主頭にいたく萌えているのです。イケメンといえば、私が中学生の頃は容姿端麗な男性はハンサムと評されましたが、娘曰くハンサムとは若かりし頃の三浦友和のような人で平成の御代には存在しないらしいです。
彼女に負けじと私も筒香がホームランを打ったときの右足の踏ん張りに萌えるとか、フォアボールで一塁に向かうときのお尻が素敵とか全くもって邪な視点で観戦しております。野球に関してディープな見識をもっている友から聞いたところによると、野球好き女子はお尻派、太股派、足首派と嗜好は多岐に渡るようで国民的球技がもたらす歓びは底知れません。
それもひとえに緊迫したゲームがあってこそで、サムライ達から目が離せない春なのです。

北海道らしい食材を集めてみました。
根室産毛ガニ、稚内産ウニ、苫小牧産ほっき貝とクロガレイ

ウニクリームソースのタリオリーニ

クロガレイかりかり焼き

LEGACY

「兄妹のうちで私が親に一番可愛がられているとずっと思っていた。」
かつて友人が面白い話をしてくれた。彼女は４人兄妹である。それぞれふるさとを離れて一家を構えるようになっても、盆暮れは皆で父母のもとに集まっていた。ある年、ふとだれかがもらした一言に、他の３人も口々に同じことを言ったそうだ。
４人の子供にそれぞれ自分だけ特別扱いされていると思わせる子育てってどんなだったのだろう。その優越感が子供にどれ程力を与えたであろうか。忙しい日々のなかでひとりひとりにきっちり向き合うことはどれだけエネルギーを使うことであろうか。彼女を見ればご両親の教育が素晴らしかったことは一目瞭然なのである。些事に拘らない心のひろさや暖かさに、いつも私は救われている。ご両親の愛の深さを思わずにいられない。
先日、彼女のお母様が旅立たれた。友人も３人姉弟の母であるが、３人とも私が一番と思っているに違いない。こうして見えない遺産は受け継がれていくのである。