1982年に坂野比呂志さんが大道芸で文化庁芸術祭大賞を受賞した。
その後浅草に坂野比呂志大道芸塾を開き、志ある若者達が集まり大道芸の研鑽に励み始めた。
佐藤氏はその有能な若者達の一人だ。
その後1994年浅草木馬亭ほおづき市大道芸フェスティバルにおいて佐藤氏のがまの油売りを初めて見た。
本来のがまの油売りの口上をひとくさり演じた後、手品用ナイフ、ギロチン台、風船等出してきての面白いパフォ-マンスが印象に残ってる。
しかし一番びっくりしたのはがまの油売り口上の切れ味の鋭さ、身ぶり手振りの見事さだった。
木馬亭を出てしばらくはカルチュアショックにみまわれ、先ほどの芸の余韻に浸っていた。
そして1998年、大道芸に目覚めた私は大道芸研究会の門を叩き今日に至っている。
佐藤氏の講座は芸へのとっかかり、坂野先生の指導、全国を門付けの芸や神楽をして廻った思い出話と、充実の一時間だった。
いやあ-凄かった!
20年ぶりに拝見したがまの油売り口上はやはり、素晴らしかった。
今回も本物の芸の余韻に酔いしれ、その後の忘年会で飲んだビ-ルにも酔いました。
次回活動予定は
12.19土曜13時から15時
12.23水曜11時から14時
12.26土曜11時から14時
下町風俗資料館付設展示場旧吉田屋酒店
師走の慌ただしい時です、もしお時間があればお越し下さい。