サボロウカ牧場 -5ページ目

2013俺ミスランキング10位→1位

10位 ペガサスと一角獣薬局 / 柄刀一 1/2
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割愛。


9位 人魚姫 探偵グリムの手稿 / 北山猛邦 4/5
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割愛。


8位 天帝のみぎわなる鳳翔 / 古野まほろ 11/15
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天帝シリーズ四作目。孤島が前評判良かったので(突き落とされる的な)期待してたのだけれど予想通りの落とし方で響くことがなかった。だから鳳翔にも期待してなかったのだが……。
のっけからまほろがワケのわからん事態に巻き込まれてて笑い食事のシーンで殺人が起きてからの展開が最高。毒殺のトリック(論理で潰していく過程がやはりたまらん)に相槌を打ちながら。そしてあの衝撃のシーン。からの主演女優登場のシーン。予想しないことの連打でたいそう好みである。


7位 水魑の如き沈むもの / 三津田信三 12/9
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刀城シリーズ中、首無と同レベルで好きかもしれない。シリーズ最長の長さということに尻込みし結構積んでたのを本当に後悔することに。何と言ってもこの人数を見事に描き分けていることが凄い。そして犯人を絞り込んでいくがそこからの反転が凄まじい。同じように犯人あいつやろなーと思っていただけにまんまとしてやられることに。


6位 オーブランの少女 / 深緑野分 11/5
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今年の新人王はこれで決まり。もう本当ビックリ。著者が読んできてるものがガッチリ反映してる感じ。冒頭の表題作からまず凄い。初めは文章に違和感を覚えてしまうのだがだんだん馴染んでからが本番。予想外過ぎる着地点に大興奮させられた。もうひとつのお気に入りは「大雨とトマト」。この枚数でこのいたって普通の日常から炸裂するあの真相にはただただ感動。


5位 セカンドタウン / 嶋戸悠祐 8/20
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大好き嶋戸先生であります。ツボど真ん中の「キョウダイ」以来の待ちに待った新作は全てにおいてスケールアップ。ディストピア小説の怪作がここに。特に一章の気持ち悪さに興奮しましょう。


4位 1/2の騎士 / 初野晴 2/2
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割愛。


3位 空耳の森 / 七河迦南 1/4
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割愛。


2位 リバーサイド・チルドレン / 梓崎優 9/16
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誰もが待ち望んでいた梓崎優大先生待望の新作。期待値は正直高すぎた気もしたのだがそれを完全に超えていったのでおそれいる。とんでもなく面白かった。得意のホワイダニットを見せてくれるのかと思ったが実はこれホワイダニットでもあるがその裏に直球ど真ん中のフーダニットを隠し持っていたという逸品。カンボジアのストリートチルドレンの話自体が梓崎の独特の雰囲気を持った文章で綴られ面白すぎるのにこの結末や伏線の数々にはただただひれ伏しました。


1位 スノーホワイト 名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ / 森川智喜 2/4
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割愛。


雑感
今年はついに梓崎優の新作が出て期待以上の作品に仕上がっていたことに震え上がったのである。それでもスノーホワイトは強かった……!!!
ラスボスであった果実を皮切りに天帝シリーズ旧訳を読み終えたことで幻冬舎の天帝に突入というのも大きい。作家でいえば三津田と石持、法月の文庫をほぼ読み終えることができた。来年はやはり未だに刊行されておらぬ『オルゴーリェンヌ』を大本命にあげたいと思います。あとは大長篇が読みたいなとも思いますね。ではまた半年後に。

2013俺ミスランキング20位→11位

20位 ミステリアス学園 / 鯨統一郎 10/4
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続篇?の『パラドックス学園』では残念ながら犯人の網に引っかからなかったがこれは完全に最初から罠にはめられてた。見事な快作。


19位 星を撃ち落とす / 友桐夏 2/23
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割愛。


18位 ダンガンロンパ霧切2 / 北山猛邦 12/4
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なんとも薄味で終わったのだが次巻の予告だけが異常に面白そうだった1巻。そして期待に応えてくれた2巻。1巻で予め探偵のシステムについては説明されているのでサクサク進む。消失、密室などサービス満点の内容。正直それは成立するのかちと疑問には思う点が一つあるのだが扼殺の方法など面白い。最後の展開もゲーム的で次巻の期待も高まる。


17位 天帝のつかわせる御矢 / 古野まほろ 5/30
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割愛。


16位 一つ屋根の下の探偵たち / 森川智喜 6/29
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割愛。


15位 水族館の殺人 / 青崎有吾 9/3
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前作の傘の論理が相当ツボで好きだったのだが今回のもナカナカ良い。水族館ということでそこのモノが使われることになりそこからの論理展開へ……ってなわけだけど最後に出てくるアレであっとなるのは見事。


14位 肖像画 / 依井貴裕 10/26
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今年になってようやく『夜想曲』以外の『記念樹』『歳時記』『肖像画』と読み終える。歳時記、記念樹<肖像画<夜想曲という印象。とはいえ本作も驚異的な誤誘導や伏線を複雑に絡め合わせた技が素晴らしい。


13位 本格的 死人と狂人たち / 鳥飼否宇 9/20
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第二章「擬態」の為にでもこれは買い。今までにこんなネタは見たことがなかったのでとんでもなく興奮しました……ええ……。


12位 法月綸太郎の冒険 / 法月綸太郎 6/25
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割愛。


11位 ドラゴンフライ / 河合莞爾 10/23
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『デッドマン』でのリーダビリティそのままに今回はトリックの豪快度など大きく向上。昨年の本格を代表するであろう作品。

2013俺ミスランキング30位→21位

30位 404 Not Found / 法条遥 3/24
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ゲームとかセカイとか君と僕とかこじらせた人間への供物。


29位 水中眼鏡の女 / 逢坂剛 8/10
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今となっては全然目新しくないネタなのにまんまと騙されてしまった作品。本当にお手本のような見せ方、キレ。表題作以外ではオチの酷さ以外は最高に面白かった「悪魔の耳」など今読んでも見るべき点がある。


28位 今出川ルヴォワール / 円居挽 1/29
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無貌伝級のヒキの強さ。しかし丸太町で魅せつけられた我々は双龍会を読みたいのですよ。完結の河原町ではそこに注目。


27位 美人薄命 / 深水黎一郎 5/12
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割愛。

26位 致死量未満の殺人 / 三沢陽一 11/26
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毒殺ってのは今更感あるけどこの方法は考えたことなかったので声が出るくらいには納得した。この作品の場合は毒殺トリック以外、構図が見事でもある。読み終えて改題前を知ると良い題だけどこれはバレるなとも思ったり。


25位 貴族探偵対女探偵 / 麻耶雄嵩 11/2
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明らかに前作の方が出来が良くて好きではあるが「幣もとりあへず」はまた「こうもり」同様ワケのわからん騙され方をした。最後の「なほあまりある」の依頼人は分かったけどそこからの発展には気付けずに爆笑。


24位 踊る人形 名探偵三途川理とゴーレムのEは真実のE / 森川智喜 9/17
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三途川シリーズ3作目。ゴーレムの身体がバラバラになって追い回してくるという話は相当面白かったのだがミステリの部分をみると1,2作目よりは下回る。

23位 黒猫の薔薇あるいは時間飛行 / 森晶麿 8/29
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黒猫シリーズ最高傑作。この幕引きの綺麗さ美しさはナカナカお目にかかれないレベル。


22位 パダム・パダム / 古野まほろ 7/11
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警察内部をしつこくしつこく描きそれしかないという結末を用意している。三鐘の続篇ということでかなり期待してたんだけどその方向ではなくてやや残念。


21位 女王国の城 / 有栖川有栖 10/21
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学生アリスで読んでる途中一番面白く読める。冒険小説的な側面と新興宗教の胡散臭さが大変良い。上巻はただただ静かに流れるだけだが下巻で一気に動き出す。それしかありえないという見え見えのルートに気付かないEMCはどうかと思うが異常なまでに警察介入を拒む理由には大きな驚きが。

2013俺ミスランキング 前章

年末の思いがけぬ寝込みの所為でラストスパートかけられずに終わってしまった(完)
それを除いても今年は月15冊も読めてない月が半分もあってしんでいる。

2009年:108冊

2010年:208冊

2011年:249冊

2012年:206冊

2013年:184冊

これから30冊も選ぶのおこがましいのでは……


Now Listening……
ロッキンポ殺し / マキシマムザホルモン

2013上半期俺ミスランキング10位→1位

10位 美人薄命 / 深水黎一郎 5/12
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これぞ深水ミステリの真髄。仕掛けをさらっと忍ばせる手腕が巧み。原発事故の後から作品にそういう批判がちょくちょく目に付くがそれはそれ。


9位 星を撃ち落とす / 友桐夏 2/23
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この見事な反転のさせ方は思わず声をあげるほど。特に一章。タイトルも装丁も素晴らしいものです。


8位 天帝のつかわせる御矢 / 古野まほろ 5/30
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果実はあまりの読み辛さ(ラスボス級)に長らく読みさしの状態が半年ほど続いていたのだが、天帝シリーズ以外のまほろを全て読み切って改めて望むと結構ついていけた。そして間髪をいれず御矢へと繋げたらなんと3日で読めた(孤島も3日)。鳳翔はまだ冒頭しか読んでいないがシリーズで人気のような孤島よりも私は御矢派。伏線回収しまくって完全に正解だと思ったら美沙と同じ推理をしてた。いや本当、素晴らしい。


7位 一つ屋根の下の探偵たち / 森川智樹 6/29
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てっきり三途川シリーズが出ると思ってたら別物出てきて少し驚いた。W探偵とワトソン1人という大好きな設定(大冒険シリーズなど)。伏線も良いしオチの脱力感も好き。京大流石や!


6位 法月綸太郎の冒険 / 法月綸太郎 6/25
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今更かってくらい今更読んだのですがこれが傑作で深く反省しています。特に噂に聞いていた「死刑囚パズル」は言わずもがな素晴らしい出来だったのですが「カニバリズム小論」も狂おしく素敵な逸品でおしっこ漏らしそうに。図書館シリーズはわかりやすいネタが多かったが穂波と綸太郎の関係が良い。


5位 ペガサスと一角獣薬局 / 柄刀一 1/2
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今年の初読み、初柄刀。
柄刀のイメージは文章がお堅くてロジック偏重でしたがこの作品に関しては違った(アリア系はナカナカ読み辛かった)。
各短篇、どれも不可能犯罪を鮮やかに解き明かすこの探偵小説!!特に「光る棺の中の白骨」はトリックもさることながらラスト1行には非常に痺れる。不可能状況とかトリックとか何だか小島正樹にも通じるものがある気が。
ただし「チェスター街の日」はベスト本格09に入ってるようだがバレバレ過ぎである。


4位 人魚姫 探偵グリムの手稿 / 北山猛邦 4/5
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『少年検閲官』以来の待ってました異世界本格!!王道のボーイミーツガールで人物をただのアレとしか扱わない北山ぶりも健在。とにかくツボな作品。


3位 1/2の騎士 / 初野晴 2/2
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700頁弱のボリュームから後回しにしていたことを非常に後悔させてくれるほどの傑作。冒頭50頁まで読んで好みであることを確信するほど。初野は良いの書きますねえ。


2位 空耳の森 / 七河迦南 1/4
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傑作。アルバトロスが大傑作過ぎてぶっ飛んだのだけれどこちらも凄まじい。正直この全ての繋がりには驚愕した。個別でみると「アイランド」はベクトルは見えてるんだけど真相は盲点をつかれた。「悲しみの子」も一面は分かっても二面、三面が素晴らしい。そしてベストの「さよならシンデレラ」には悶絶、これは卑怯やで......。新刊、大変楽しみです。


1位 スノーホワイト 名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ / 森川智樹 2/4
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昨年読んだ『キャットフード』があまりにも好みだったので結構期待してたんだけど予想を遥かに超えてきた傑作で大変驚いた。探偵・三途川理も前作よりゲスさに磨きをかけていて大変よろしい。今作は何と言っても「糸と白雪姫」が素晴らしい。いかに納得させるかに重点を置いてて良い。