(1981年西武ファンブックより)
素晴らしい素質の持ち主。
甲子園では江川を相手に打ち込んだこともある。
シュアーなバッティングに力強さが加わればいうことなし。
守備も動物的な勘を働かせて、落下地点へ一直線に走りこむ。
【1981年の慶元秀章】
西武在籍:3年目(25歳)、背番号39
一軍成績:14試合、4打数1安打、打率.250、0本塁打、0打点、0盗塁
【イースタンリーグ成績】
打撃成績:46試合、82打数24安打、打率.293、1本塁打、12打点、1盗塁
1981年は、8月に入りようやく一軍昇格。
代走、外野の守備要員としての途中出場に限られた。
8月22日対南海戦でシーズン初安打を放つが、これが唯一の安打となった。
9月に入ると再び二軍へ降格し、そのままシーズンを終えた。
オフに金銭トレードで近鉄へ移籍。
近鉄移籍後は、1988年まで現役を続けた。
【慶元秀章】
西武在籍期間:1979-1981年(3年)
西武通算成績:71試合、57打数12安打、打率.211、0本塁打、5打点、0盗塁
【1981年当時の記事写真とコメント】
俊足・強肩で外野の一角をねらう慶元選手
新人とベテランの間で苦しい立場に立たされているのが慶元だ。
これから脂がのってくる時期である。
キャンプで見た限り、例年になくガンガンとばしていた。
はっきりと口に出していわないが、表情から見て「負けてたまるか」という感じを受けた。
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